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7月12日 健康診断の日 ~ウェルビーイング観点で入院を最適化する㉓

7月12日 健康診断の日


梅雨らしい天気の朝、いかがおすごしでしょうか。
学生はそろそろ夏休みがチラついてくるシーズン、
楽しい時間の前には、その逆の時間帯があるわけで💦
それはテストだったり、成績表通知があったりします。

健康診断は、カラダの成績表。

だらしない不摂生生活、
なまけたりするとカラダは正直に”代償”を払うことになります💦

私事恐縮ながら、
社会人になってから毎年の健康診断で、「痩せないと3年後生きていない」そう言われ続けてました。
なんら兆候も出ず自分は「奇跡のデブ」と言われて、
自分もその気でいました。
40を過ぎてから…それまで無謀を受け入れてきた自分のカラダが、とあるストレスある出来事を機に、一気に悲鳴をあげ、それ以来償いの日々を過ごしています。

そうです、若いうちは健康はあたりまえで、
当たり前に好きなことにチャレンジできる可能性に満ちているのです。


”病気は千あるが、健康はひとつ”

この名言「病気は千もあるが、健康は一つしかない」は、
カール・ルートヴィヒ・ベルネの言葉です。

カール・ルートヴィヒ・ベルネ(1786-1837)は、
ドイツの評論家、ジャーナリスト、作家。
彼はユダヤ系ドイツ人で、当時のドイツ社会の政治的、社会的問題に鋭い批評を加えた人物として知られています。

この名言の背景には、
ベルネの鋭い洞察力と人間の健康に対する深い理解があります。
彼は、人間の身体が様々な病気に苦しむ可能性がある一方で、
真の健康状態は唯一無二のものであることを強調しています。

この言葉は、ウェルビーイングに関して重要なメッセージを含んでいます:

  1. 健康の貴重さ:
    健康は唯一無二の状態であり、非常に価値があることを示唆しています。

  2. 予防の重要性:
    病気は多様であるため、健康を維持することの方が、多くの病気と戦うよりも効果的であることを暗示しています。

  3. 全人的アプローチ:
    健康は単に病気がない状態ではなく、身体的、精神的、社会的に良好な状態を指すという、現代のウェルビーイングの概念に通じる考え方を示しています。

  4. 健康管理の必要性:
    健康は一つしかないため、それを大切に守り、維持する必要があることを強調しています。

  5. 健康の普遍性:
    健康は誰にとっても同じように重要であり、個人差がないことを示唆しています。

この名言は、健康を単に病気の不在としてではなく、積極的に追求し維持すべき状態として捉えることの重要性を強調しています。
これは現代のウェルビーイングの概念、つまり身体的、精神的、社会的に良好な状態を目指すという考え方と深く結びついています。
ベルネの洞察は、健康とウェルビーイングを包括的に捉え、予防と維持の重要性を強調する現代の健康観の先駆けとも言えるでしょう。

自分には、スペアがいません。
大切なかけがえのないものです。しっかりと健康診断をうけましょう。
自分のことは、自分で守る
そのためにも、プロの目で自分を分析してもらい、自分では気づかない”自分”を知りましょう。

今回も「ウェルビーイング観点で入院を最適化する」というテーマで、
特に背骨圧迫骨折患者の入院中から退院後にかけての具体的なアプローチをNOTEします。

健康は一つしかない貴重なもの。
だからこそ、私たちのウェルビーイングを最大限に高める方法を一緒に探求していきましょう。
これからの情報は、あなたの健康と幸福を爆上げするためのものです。
ぜひ最後までお読みください!

現在入院中の患者さんに向けて:

健康診断の日を機に、ウェルビーイングの観点から腰骨圧迫骨折患者の入院最適化と回復プロセスについて、
入院中から、退院後に向けて段階的にNOTEします。

入院中の最適化

痛みの管理と初期回復

  • 適切なペインキラー(痛み止め)の使用で痛みを軽減し、快適な安静を確保

  • 骨折部位の安定化のため、必要に応じてコルセットを着用

  • 深呼吸や軽い手足の運動で血行促進と肺炎予防

早期離床と活動開始

  • 医師/リハビリスペシャリストの指示のもと、ベッドサイドでの座位訓練から開始

  • 徐々に立位、歩行訓練へと進め、筋力低下を防止

  • 理学療法士・リハビリスペシャリストの指導による安全な動作方法の習得
    ‐退院後の環境について、ソーシャルワーカー・リハビリスペシャリスト・ケアマネジャー・担当医はじめヘルスケアチームが連携してその場に復帰させるべく入院生活における回復目標を達成すべく退院への道を患者と共に進む

栄養管理とメンタルケア

  • 主治医・栄養管理士と協議の上、カルシウム・マグネシウム、ビタミンDを含む骨折回復に適した食事摂取
    ‐太陽の恵みを受けて、ビタミンDを骨の形成に向けて無駄にしない

  • 心理カウンセリングで不安や抑うつ感に対処し、前向きな回復姿勢を維持
    ‐太陽の恵みを受けて、ストレス解消に本人はもちろん病院側ヘルスケアチームも尽力する。

    日光浴がストレス解消に効果的であることを示す強力なエビデンス3つ:

    1. セロトニン分泌の促進:
      日光浴により、脳内の神経伝達物質であるセロトニンの分泌が促進されます。セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、恐怖や不安、ストレスを軽減し、精神を安定させる働きがあります。眼底の網膜が強い光を感じることで、セロトニンの分泌が促されます。

    2. 体内時計の調整:
      日光浴、特に朝の日光浴は、体内時計をリセットする効果があります。体内時計の乱れはストレスの原因となりますが、日光浴によって体内時計を正常に保つことができます。これにより、睡眠や覚醒のリズム、血圧、体温などが適切に調整され、ストレスの軽減につながります。

    3. ビタミンD生成によるメンタルヘルス改善:
      日光浴によって皮膚でビタミンDが生成されます。ビタミンDは脳機能を正常に保つ作用があり、認知機能の低下を防ぐだけでなく、メンタルヘルスの改善にも寄与します。これにより、ストレスへの耐性が高まり、全体的な精神状態が改善される可能性があります。

これらのエビデンスは、日光浴がストレス解消に効果的であることを示しています。ただし、日光浴を行う際は、適切な時間帯(主に午前中)と適度な時間(週3回、1日15〜30分程度)を守り、日射病や日焼けに注意することが重要です。

退院後の最適化

自宅環境の調整

  • ソーシャルワーカー・リハビリスペシャリスト・ケアマネジャー・担当医はじめヘルスケアチームが連携して、患者の状況を見極め、転倒リスクを減らすため、段差の解消や手すりの設置、入院前の体力・筋力の維持回復

  • 適切な高さのベッドや椅子の使用で、立ち座りの負担軽減

段階的なリハビリテーション

  • 自宅でできる安全な運動プログラムの継続

  • 定期的な外来リハビリで、専門家の指導のもと筋力強化と柔軟性向上

生活習慣の改善

  • 適度な日光浴で、ビタミンD合成を促進

  • 禁煙や適度な運動など、骨密度維持に効果的な習慣の形成

社会参加と生きがいの創出

  • 家族や友人との交流を維持し、精神的サポートを得る

  • 趣味や軽作業など、生きがいとなる活動への段階的な復帰

継続的な健康管理

  • 定期的な骨密度検査や健康診断の受診

  • ウェアラブル端末などを活用した日常的な健康データの収集と活用

このアプローチは、単なる身体的回復だけでなく、患者の全体的なウェルビーイングを考慮しています。
痛みの軽減、機能回復、そして精神的・社会的な側面まで包括的にケアすることで、患者のQOL(生活の質)向上を目指します。

また、継続的な健康管理と生活習慣の改善により、将来的な再発リスクの低減にも貢献します。

この段階的なアプローチにより、患者は自身の回復過程を明確に理解し、各段階での小さな成功体験を積み重ねることができます。これは患者の自己効力感を高め、回復への前向きな姿勢を維持するのに役立ちます。また、家族や医療従事者との協力関係を築くことで、患者を中心とした包括的なケアが実現し、真のウェルビーイングの達成につながります。

~ご参考~

健康診断結果から生活習慣病発症リスクをAIが予測:

https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/company/blog/2024/09/index.html

健康診断項目の合理化等について:
https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2210_03medical/230424/medical11_0102.pdf

健康とウェルビーイングのためのセルフケア導入に関するWHOガイドライン

https://iris.who.int/bitstream/handle/10665/342741/9789240030909-jpn.pdf?isAllowed=y&sequence=5

https://www.axa.co.jp/cr/activity_1/

ウェルビーイングデザインへの進化
 https://www.sumitomolife.co.jp/common/pdf/about/company/report/disclosure/2023/p38-51.pdf

https://www.mcsg.co.jp/kentatsu/health-care/19901

https://top.dhc.co.jp/shop/health/vitamin_lab/article/05/index.html

https://motoazabuhills-clinic.jp/cancer-knowledge/sunbathing/

イライラ消滅!~科学が実証したストレス解消法~
https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img.p-kit.com/iyasi-esthe-enisi/study/1582363483063059000.pdf

https://oyobi.com/maxim01/05_04p2.html

http://mitsuhashi-hospital.jp/mhb/blog0099/

https://meigennavi.net/word/02/026368.htm


いかがでしたでしょうか?
背骨圧迫骨折患者のための入院最適化とウェルビーイング向上のため
具体的なステップをお伝えしました。健康は一つしかない大切なものです。


だからこそ、日々の生活で実践できる小さな工夫が、
あなたのウェルビーイングを大きく変える力を持っています。

これからも一緒に、健康で幸福な毎日を目指していきましょう。
あなたのウェルビーイングを応援しています!




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