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相手への「期待」が怒りになる

こんにちは。
プロの(コーチングの)コーチとして、私立の中高で相談員をしている西田あいです。
私の経験や知識が、必要な人に届くといいなという想いで投稿しています。

今回は、親としての子育ての悩みや
子どもからの、親に対しての悩み相談について。

どちらも、「こうあって欲しい」という期待が伝わってきます。

「こうあって欲しい」という理想や期待って言われると

物凄く立派になるように…
みたいなのをイメージするかもしれませんが、

(何をもって普通というかはちょっと置いておいて)

普通一般的に
これくらい
最低限

と思っていることができていなかったりすると
その子にとっては、ハードルの高いことだったりした場合、

やっぱり
「こうあって欲しい」という期待となって、

なんとかしようとしているうちに、
思ったようにならなくて「怒り」になっていくなぁと感じます。

子どもから親への期待もそうです。

こういう親であって欲しい、があります。

寄り添ってくれる

心配してくれる

自分という人をわかってくれる

気持ちを受け止めてくれる

その理想から離れていると感じると「怒り」になるんだなぁと感じます。

そんな時、子どもからは

自分は愛されていないんじゃないか

という不安や悲しみが伝わってきます。

どこの親御さんも愛されているんですけどね

子どもも
自分の親に対して愛があるから
悲しみを感じ、それが怒りになるのだなぁと感じます。

ここでいつも
「あぁ、すれちがっちゃったんだなぁ」と感じます

お互い愛がある親子だからこそ難しい
分かり合えないと苦しくなります。




私の発信は、子どもより
大人の方が見てくださっていると思います。

なので、大人の方へ…

子どもに対して「怒り」を感じた時

「どんな期待をしている?」と一旦自分に向けて問いかけることで、勢いのままの言葉をぶつけることを回避できます。

あとは、アレかな!

子どもから
「こんな親であれ!」と

そうできなくて既に自分が悩んでいるときに
子どもから言われたらどうだろうか…?

受け止めて頑張って
そうあろう!と前向きになれるかを考えてみてもいいかもしれません。

あとね、
学校や習い事の先生や指導者の方に「怒り」を感じるときもそう。

先生なら、こうあるべき
指導者なら、こう考えてやるべき

という「期待」があると、クレームを言いたくなると思います。

逆も然りです。



「怒り」をぶつけてしまうことで

信頼関係が崩れてしまっているならば

いつもできなくていい

自分に問いかけ一旦立ち止まることを取り入れてみることや

ぶつけてしまった後に
「今度、同じことがあった場合はどうしたいか?」と言葉や行動を考えておく

という方法がおすすめです^ ^

「期待」がダメなのではなくて、
(期待しないでおこうと思っても無理ですよね)

自分の中には相手に対して、こんな期待が
"ある"んだなぁと

まずは、気づくこと!

気づけると
そのあと、

これは言う必要のあることか?
これは誰の問題だろうか?
本当は、何を伝えたいのか?
どんなふうに伝えたらいいか?
どんな目的でそうしようとしてる?

こんな感じで自分と向き合っていくと
整理ができて、

「怒る」という手段から
「伝える」に変えていくことができるようになります。

もしかしたら、言う必要の無いことだったかもしれません。

怒りをぶつけられるより
相手も理解しやすい
ですしね

なにより、
すれ違いが起こりにくくて
愛が伝わるかもしれません♡

ご参考まで!
ではまた

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