見出し画像

予定帝王切開で出産①【入院〜破水〜緊急手術】

逆子のため予定帝王切開で妊娠38週に入院することになった。
里帰り中のため母に見送ってもらい、ドキドキしながら病棟へ向かう。

大病院だが、助産師さんや先生方はみんな優しくナースセンターを通るたびに会釈や声かけをしていただけ、病棟の雰囲気の良さにこの病院に決めて本当に良かったと思う。

部屋は帝王切開の痛みに耐えれる自信がない、産後は寝たい一心で個室にしてもらった。
殺風景ではあるが、トイレ・シャワー・洗面所付きで私にとっては十分な設備。

荷物を早々に片付け、明日の帝王切開について産科・麻酔科・内科(妊娠糖尿病のため)の先生方から説明を受ける。

手術は翌日12時頃。今から緊張しないように自分なりのスケジュールを立ててみた。
最後の晩餐(糖尿病用の夕食)後は大好きなコーヒータイムをとって、シャワーの時はSABONの試供品ボディーソープを試して、アユーラのフェイスパックして、YouTubeとNetflix観てちょっと疲れたくらいで手術に挑もう。我ながら完璧!

あっという間に18時となり最後の晩餐を食べ終え、コーヒータイムにしようかなぁ♪と一息ついた途端

ジャーーーーーーーーーーー!!!!


????????


妊婦生活の最後の最後におしっこ漏らした?
……いや違う、破水??????????


どっちかわからないし、とりあえずナースコールを押してみる。
「すいません、破水したかもしれません。破水かどうか見てもらっていいですか?」と伝えた。

すぐさま看護師さんが来て確認してしてもらうと破水ですよ!それも大量じゃないですか!と言われ、看護師さんが急いで先生方に連絡を取り周囲が慌て出した。

すぐさま内診をすると羊水がほぼ全部出てしまっているので緊急帝王切開が決定。周りがさらに騒がしくなった。

我が子は早く会いたかったんだな〜。それも手術説明と夕食を終えてから出てきてくれるなんて!ありがとう。親孝行だね!と思っていたらなんだか手術が楽しみになってきた。

手術室が混んでいるため2時間後に手術開始となる。それまでに旦那と話したかったが仕事中でやっと繋がったのは手術室へ向かう直前だった。驚きながらも応援してもらったのでいざ手術室へ。


手術室の無機質感はやはり緊張する。
しかし、周りにいる先生方が穏やかで私が緊張しないようずっと声かけと世間話をしていただいたおかげで、涙は垂れ流していたがパニックは起こさずに済んだ。

テキパキと手術が進み、あっという間に我が子が誕生!!手術室に響く我が子の大きな声に安堵し大泣きする私。

そして初めて見る我が子が可愛くて可愛くて…
「産まれてきてくれてありがとう。よくがんばったね!」と声をかけてあげた。

早々に我が子は検査を受けるため看護師さんの元へ行き明日に会える予定となった。
私は重複子宮の状態を見てもらっただけであっという間に手術終了。
先生方、本当にありがとうございました。


部屋に戻り部分麻酔でぼーっとしながら産んだ嬉しさと、お腹にもう我が子が居ない寂しさと、明日からの痛みの恐怖で感情が入り乱れていたが、いつの間にか眠りにつく。

しかし、1〜2時間おきに回診にくる看護師さんに起こされてウワサの子宮の戻り確認をされる。
急激な痛みに思わず叫んでしまうが想像よりは痛くなかったかも。

さて、明日から歩行練習と育児が始まるぞー!と意気込んでいたら我が子がNICU(新生児特定集中治療室)に入ることになる。その話は次回に▼



最後までお読みいただき本当にありがとうございます✨ 『もっと読みたい!』『応援したい!』 『この記事をフォロワーさんにオススメしたい!』 と思ったら是非サポートしていただけませんか▼