SHONAN探究Day！【総合的な探究の時間】
令和6年（2024年）6月18日（火）の探究学習は、各学年の探究学習を深める「探究day」となりました！
3年生は地域企業のSDGsへの取り組みを知りCMを作成するための企業見学。
2年生はソーシャルビジネスアイデアを考えるために地域のチップ工場（須佐チップ）とそれを燃料として発電するバイオマス発電所の見学。
1年生は森林の抱える問題について知り、それを解決するためのヒントを探すために農林大学校での林業体験。
1年生の農林大学校では4グループに分かれて4つの体験にチャレンジ！
丸太を切る体験では、のこぎりで時間をかけて切る大変さと、チェーンソーを使って短時間で効率よく切る両方を体験しました。
重機の操縦体験では、実際に操縦して重い丸太を数本まとめて移動！
人力では難しい仕事でも、重機を使って可能にすることができることを知りました。
ドローン体験では、人が行くことが困難な場所を上空から撮影し測量する技術を体験！
VR体験では、シミュレーターを使ってチェーンソーで木を切り倒す手順を体験！そして山で木を伐り出す重機を使用したりして、実際にその過程をリアル体験しました。
体験後には農林大学校の生徒との交流会があり「林業を目指したキッカケが農林大学校の体験だった」ことや、今自分たちが研究している林業の現状と問題解決の話など貴重な話を聞くことができました。
生徒たちも自分の思っていることを積極的に聞く姿も見られ、体験後のリフレクション（振り返り）でもさまざまな意見が見られました。
初めて体験する事が多く、 知識も得られたし林業の楽しさも分かった。森林についての話も聞け、重機やチェンソーなども自分で操作出来たので、とても良い経験になった。
初めて乗ったショベルカーや、初めて体験したVR、など、様々な初めての体験をして学べて良かった。
森林が私たちにあたえる影響などについて知る方ができ良かった。
日本は7割が森林であり、島根は8割が森林だと聞き、自然を大切にしなければと思った。
林業の仕事は力仕事のため男性しかできない仕事だと思っていたが、女性でもできる仕事があることを知ることができた。
IT技術が進んでいると思ったが、やはり人にしかできない仕事（木の状態を確認するなど）があると感じた。
最後に西満広教授から「どんなことにも興味を持って意欲的に取り組むことができる淞南高校の生徒の姿に感動した！その力を更に伸ばしていってほしい！」とエールをいただきました。
林業を通して森林と共に生活していく人たちに触れたことで、より森林が身近なものとして感じることができました。
持続可能な世界を作っていくために、森林の抱える問題に向き合い「私たちに何ができるのか」ということを改めて考える貴重な一日となりました！
＜立正大淞南公式ホームページはこちら⏬＞
＜立正大淞南の活躍を発信する公式Facebookはこちら⏬＞
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？