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今日から、毎日一冊教育に関する本を紹介します!【@毎日1冊「教育」本チャレンジ1日目】

野田優輝です!

今日からチャレンジをします!!!

毎日一冊「教育」に関する本を読んで、こちらで紹介しようと思います!!!


30日間やりますので、5月24日(日)まで1日一冊、計30冊読みます😃

オススメの本を紹介してくれたらとっても嬉しいです!
また、noteに書かせていただくので、少しでも皆様のお役に立てるように発信していこうと思います!!!!!


記念すべき第1日目は、こちらです!!

この本は、作者である沼田晶弘さんの学校での子どもとの関わり方を書いたものになります。

沼田晶弘
東京都生まれ。 東京学芸大学教育学部卒業後、ボールステイト大学大学院でスポーツ経営学修士を修了。2006年から、東京学芸大学附属世田谷小学校教諭。独自の手法で児童の自主性を引き出す教育法が注目され、読売新聞の「教育ルネッサンス」に取り上げられ注目を集める。

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沼田先生のクラス目標は2つ

1、世界一楽しいクラスにすること。
2、なんでも自分でできる人になってもらうこと。


本の中にはこれらの目標を達成するための関わり方が書かれています。中でも自分が参考にしたいなと思ったことを3点あげます!(沼田先生は3年生、4年生の担任でした。参考までに)


①ダンシング掃除

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自分も小学校の担任をしている時に困ったことが掃除。
誰も、雑巾、ほうきを使って掃除なんかしたくありません。
印象に残っていいることは、海外の友人に「日本は子どもが掃除をするんだろ?」と聞かれたこと。
海外では掃除をする方に任せることもあるそうです。

ただ、クラスが荒れていては子どもの気持ちも荒れてしまう。
教室を綺麗に保つ事はめちゃくちゃ大切だと感じます。

そんな中で、沼田先生がやっているのは「ダンシング掃除」

曲を3分流す間に掃除を終わらせろ!という指令です!
最初は「ルパン三世」の曲で始まり、3曲。だいたい10分の間に掃除を終わらせます。

すると、子どもたちは、早く終わらせないと!と自分から掃除に取り組みます!一人一人が役割を見つけ、協力し、時にリーダーシップを見ることができるそうです。

ちなみに、6年生で実践したところ早く終わらせて最後の曲でみんながダンス。この様子は「ナニコレ珍百景」に紹介されたそうです!

沼田先生が「ダンシング掃除」を思いついたきっかけは体育から。だらだらやる準備運動に違和感を覚え、音楽をかけてテキパキやったところ成功したところから来ています。

その理由については、
教員の世界は「コスパ」についての考えが浅い。
自分は子どもとの時間を増やしたいからコスパを追求すると話します。


②「いい質問です」はタブー

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自分もよく聞いた「いい質問です」。
これは、タブーだと話します。

「いい質問って先生にとっていい質問ですよね?」

これを言ってしまうことにより子どもは「いい質問」をしようと、先生の枠の中に収まろうとします。

でも、大事なのって先生にも想定外の質問ではないでしょうか?

と、沼田先生はお話されます。

自分もすごい同感です。
よく言われることが、日本の教育が答えを見つける教育であること。
これも「いい質問」という答えを見つける習慣になってしまいますよね?
でも、質問って純粋な「WHY」からくるもので、質問の質を問う訳ではありません。もっと、「WHY」を拾って、伸ばしてあげれるような先生になりたいと思っています。


③子どもは「単に体の小さい人」

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子どもはただ「体の小さい人」。一人の人として接するという沼田先生の思いです。

沼田先生は、「教育」が何か社会から見て「特殊」な世界であることに大学時代に気づき、先生になるのをやめようとしたこともあるそうです。でも、学校こそ社会に開かれ、つながりのある場所でなくてはいけないと話されます。

教員は全人口の1パーセント。でも、残りの99%も含めた全員のお子さんを預かります。
民間企業で働く方が、学校の現状を知らないように、教員は自分の立ち位置を常に自覚しなくてはならない。
だから、私は定時に切り上げて社会に繋がりを作る。
お笑いライブに参加するなど、常に世間の風を取り入れます。

「先生って面白い」「こんなはちゃめちゃな先生がいるんだ」と子どもに思ってほしい。そう話します。

これが、沼田先生のスタイルです。



最後に!

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いかがだったでしょうか?
すごく参考になることが多い一冊でした。

沼田先生のこう言った工夫にあふれた授業案は、彼の「スタンス」がしっかりしているからこそ出るアイディアなのかなと思います。

工夫をする際には目的を忘れてしまいがちですが、目的を定めた上であくまで手段として工夫をする。
ここが、大事だなと感じます。


こんな感じで、30日間やっていきたいと思います!!!
よろしくお願いします!
最後までお読みいただきありがとうございました😍





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