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【#世界史がすき】〜知らないと恥をかく世界の大問題シリーズ〜

高校時代の僕にとって、「世界史」の授業は苦痛でした。

いや、苦痛だったのは世界史だけでなく、数学も英語も化学も古文も漢文も…なんですけどね😰

何が一番苦痛だったのかと言うと、担当する先生でした。

理由はただ1つ。

クラスのかわいい女子生徒へのエコ贔屓が激しかったから、です。

その先生は、授業の内容をルーズリーフ1枚にまとめさせて、授業の最後に提出させてました。

次の授業の最初にA〜Eの5段階で評価して返却されるのですが、男子は良くてC。いわゆる"かわいい"と言われていた女子はAかB。

僕だけでなく、成績優秀な男子でも同じ。

その女子のルーズリーフと比べて、優秀な男子の方がはるかに上手にまとめているにもかかわらず…です😠

それがわかって以来、バカらしくなって真面目に授業を聞く気もなくなり、世界史にも興味を持てなくなりました😔


僕が世界史に興味を失ってから約20年。

偶然つけていたテレビ番組で、世界の歴史から現在の世界情勢までわかりやすく説明されていた方を知りました。

池上彰さんです。

「この出来事って、実はこんなに前の出来事がきっかけになっているんだ!」という驚きの連続でした。

数日後には、ブックオフで池上彰さんの著書を買いました。

それが画像にある「知らないと恥をかく世界の大問題シリーズ」です。

文章が語り口調で書かれていて、読みやすくて、わかりやすいです👍

僕はまだ6巻までしか読んでいませんが、それ以降も出版されてます。

僕がオススメするのは、6巻の第3章「イスラムの台頭〜文明の衝突は避けられないのか?〜」です。

少しだけ章の始めを紹介すると、

世界のイスラム過激派はアフガニスタンから始まった
歴史に「もしも」はないけれど、もし1979年、当時のソ連の首脳がアフガニスタンに攻め込もうなどという愚かな決断をしなければ、アフガニスタンは平和な国のままだったのかもしれません。オサマ・ビンラディンがアフガニスタンにやってくることもなかったし、いまのイラクの混迷も、自称「イスラム国」が出現することも、なかったのかもしれません。
つまり1979年、ソビエトのごく一握りの首脳たちが、アフガニスタンを攻撃するという決断をしたことが、いまにつながっている。歴史を振り返れば、そのときの「ある決断」が思いもよらない形で世界を変えてきた。とりわけ、アフガニスタンを見るとその思いを強くします。

2001.9.11アメリカ同時多発テロに至るまでの背景と、その後のイラク戦争〜イスラム国までが1つの物語として書かれています。

さらに、日本の問題についても書かれていますので、1巻から読んでいけば自民党から民主党に政権交代した頃のことも思い出し、考えることもできます🤔

世界史は嫌い! 苦手! という方々にも、苦痛なく世界史について学ぶことができる本だと思います👍

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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