DXデザイン研究室、始動します
「DX×デザイン」で目指すもの
パワーソリューションズは、国立大学法人千葉大学・デザインリサーチインステュート(dri)と共同で、これからの新しいDXをデザインしていくための共同研究講座を設置します。DXの知見を持つパワーソリューションズと、デザインの知見を持つ千葉大学driがタッグを組み、企業やIT技術だけでは解決できなかった課題をリデザインしていきます。
□コンセプト:ラストワンマイルをシステムで「つなぐ」
この度、パワーソリューションズは、国立大学法人千葉大学様と、DXデザインに関わる共同研究講座を設置することとなりました。
パワーソリューションズは、システムとユーザ、システムとシステムを繋ぐシステム開発に特化してまいりました。
私たちはこの領域をラストワンマイルと呼んでいます。
今後、クラウドの世界の広がりは、システム開発の在り方も大きく変えていくと思われます。
システムは創るという世界観から、システムは組み合わせる(繋ぐ)という、ラストワンマイル領域が重要となり、これまで当社が注力してきた世界観へ一層シフトすると考えています。
□フォーカス:システムを「デザイン」する視点
こうした世界観の中では、様々なパーツを組み合わせ、よりサービスをどのようにデザインするかという視点が重要となります。
デザインという視点を考えるには、現状(AS IS)も重要な要素でもありますが、今後はよりこうありたい、こうしたいという理想形(TO BE)を先にイメージして、システムや業務をデザインし、再構築することが必要となります。今回、研究室をおく千葉大学デザインリサーチインステュート(dri)は、工学領域にとらわれないデザインに関わる知の拠点であり、デザインに関する様々な知識、経験、スキル、そしてプロフェッショナル人材が蓄積されています。
こうした知の拠点であるdriと連携することで、システム開発の最終ゴールであるサービス実現を、UI/UX(ユーザ体験)視点を重視しつつ、アジャイル(迅速)に立ち上げる手法とそれを学ぶ人材を育成していきます。
□ゴール:日本の遅れを取り戻すためのDX人材育成プログラム
一方、日本企業では、DXが大きな経営課題になっていますが、米国を中心とした海外では既に一歩二歩も進んでいる蓄積があります。
日本では「2025年の崖」が危惧されるているものの、海外においては人材を内製化し、アップスキリング、リスキリングで乗り切ると同時に、様々な標準SaaSソリューションの登場や、ソリューションを組み合わせる、内製化できるソリューションを創ることで、いわゆるゼロから創るというレガシーなシステム開発感から脱却しています。
日本では、言語の壁もあって、そうした蓄積をなかなか生かすことができていません。またそうしたソリューションの知見を学習する機会にも恵まれていません。
本研究室では、国内外を問わず、先進的なソリューションの知見をエンジニアや内製化を推進する人材を育てるプログラムを開発します。
そのため、先進的なソリューションの情報を発信し、オープンな学習機会を育て、日本でも創るから繋ぐへのシフトを実現する研究を実践し、こうした人材の社会的な還元により、日本のDXを推進したいと考えます。
今後、本研究室では、様々なワークショップ型のソリューション学習機会を提供します。是非、ご参加ください。Coming Soon!
エンジニア向けローコード開発
内製化向けローコード開発
生成AIを利用した業務改革
協働業務推進基盤 など