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楽曲制作!作曲編

みなさま、こんにちは。
バレエ「えんとつ町のプペル」製作総指揮の関 巴瑠花(せき はるか)と申します(作品への想いはこちらから)。

音楽監修の冨田実里さん、編曲の中原達彦さんと編曲の作業を進めながら(楽曲制作!編曲 ~前編後編~)、同時に作曲家のKo Tanakaさん(以下、Koさん)と作曲を進めることになりました。

Koさんはプペルのミュージカル楽曲を作曲された作曲家さんで、「バレエも大好きなので、もしバレエにした時に足りない楽曲があれば、僕かきますよ!」と仰ってくださっていました(バレエ用の音楽をどうするか…作曲!?)。

この時点で、編曲がだいぶ進んでいたので、音楽のやり取りに少し慣れてきたとはいえ、まったく何もないところから音楽を創り出すにはどうコミュニケーションを取ればいいのか、こちらも手探りです。

制作期間が短いこともあり、ニューヨークにいらっしゃるKoさんと日本にいる私とで、13時間の時差を縫い、毎日(日本時間の)早朝と深夜に電話で定例会を行うことになりました。

深夜の定例会(日本の23時)では、イメージの擦り合わせをメインに行いました。

私が口頭で曲のイメージを伝え、それを元に電話越しにその場でKoさんがピアノを弾いてイメージを具現化してくださり、これを繰り返して、イメージが固まったところで会議終了です。時間にして30分程度。

イメージがその場で曲になる。なんということでしょう!と感激する私。

そのイメージをもとに、Koさんが楽曲として作り上げてくださり、早朝の定例会(日本の朝5時)までにデータを送ってくださる。

それを聞いて、私からのリクエストを言語化した状態で、早朝の定例会がスタートです。

早朝の定例会では、最終確定に向けての調整をメインに行いました。リクエストを伝えると、またその場でKoさんが「こういう感じに修正どうでしょう?」と変更して演奏してくださる。そこで最終OKをしたものを譜面にして送ってくださり、また深夜の定例会へ。

このようなやり取りを1週間行い、6曲が完成しました。納期が短いこともあり、怒涛の1週間でした。

「ありがとうございました!明日から定例会がなくなり、寂しいですが、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!!」

Koさん「いやー楽しい日々でした!!またやりたいですね!!次は、もっと余裕のある納期で(笑)」

と、笑い合いながら終わった作曲の作業。

しかし次の日、急遽もう1曲新曲が必要になり、すぐにもう一曲つくることに(笑)

また笑い合いながらも、同じ流れでもう1曲を制作し、合計7曲の新曲がプペルバレエのために誕生したのでした。

バレエ「えんとつ町のプペル」
製作総指揮 関 巴瑠花


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