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新チーム発足(弱小チームがベスト8に)

はやいもので新チームが始まって1周間が経ちました。
新チームになってから、「目標の設定」「ボトムアップの基盤づくり」を行ってきました。

目標は「全道大会進出」。ボトムアップの基本として「あいさつ、返事、3S活動」は徹底して行うことを日々続けています。

さて、そんな新チームのコンセプトを今日は記事にします。
コンセプトを考えるときにまず必要なのは「強み」と「弱み」の把握です。
まとめてみると下のようになりました。

新チームの「強み」

①人数が多い
②コンタクトを嫌がらない
③3Pのシュートを試合で打てるレベルの人が多くいる(現在6名)
④素直
⑤頑張ることができる
⑥練習環境が整っている(平日・土日の練習に加えて、朝練、夜練も)
⑦自分たちで話し合うことができる

新チームの「弱み」

①体力がなく、終盤足が止まってしまう
②ペイント内の決定力が低い
③戦術理解が低い(合わせ、パスしたあとの動きなど)
④サイズがない
(一番大きい人で165CM、スタートの平均身長は160CMを下回る)

これらのことを踏まえて新チームのコンセプトを考えます。

新チームのコンセプト

①全員バスケ

 体力がない面を補いつつ、人数が多いことを生かして頻繁に選手交代を行い、相手にプレッシャーをかけます。また、戦術的理解がないために頭を使ってバテてしまうことを避けるために、日頃からDFの戦術練習を行います。

また、相手に対して「プレス」を仕掛けてボールを奪って走ることを狙うハイテンポなバスケットを創ります。そのための、フットワークや1対1の練習も日頃から行う必要があります。

②ポストを生かしたOF

 コンタクトを嫌がらないという強みを生かすためにポストプレーを積極的に仕掛けます。そして、3Pでのフィニッシュも期待できるので、ポスト→アウトサイドというインアウトの動きで攻めることを行います。
また、ドライブアタックも今まで練習してきたので、引き続き外の1対1も強化していきます。

③3Pの強化

 サイズがない面を補うために3Pの確率は徹底して伸ばす必要があります。また、ペイント内でのフィニッシュにも苦しむことが想定されるのでジャンプシュートも練習して確率を伸ばすことが重要です。そのために、放課後練習以外の時間をシュート練習に当てて確率を高められるようにします。

④自分たちで考えられる組織

 これが個人的には最も重要ですが、「自分たちで考えること」を意識させたバスケを創ります。コートの中で判断するのは選手であり、試合の本番でいきなりコミュニケーションをとってもうまくいきません。だから、日頃から自分たちで話し合って方針を決めたり、改善したりする機会を多く創ります。

具体的には、ミーティングを練習に取り入れること、戦術理解のためのミーティングも行うことに取り組みます。


こんな感じで新チームは進めていきます。
今の学校に来て、はや6年。もう転勤が迫ってきていて今の選手達とできる時間はそう長くありません。そして、今年の選手は、今の学校にしてはレベルの高い選手が揃っています。

自分が今まで学んできたこと、これから学ぶことをすべて生かして最高の組織を創って、最高のバスケを創り上げます。

まずは明日は、ポストの1対1、DFのポジショニング練習。頑張ろう!

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