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ハロプロnote

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ハロプロ関係の考察やライブの感想だったりを書いてます。
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#イベントレポ

【アンジュルム 上國料萌衣&笠原桃奈バースデーイベント2021】練馬で僕は『夢』を見た

自分が最後に行ったハロプロのライブ、イベントは何時になるんだろうとnoteを遡ったら2020年1月2日の正月ハロコンが最後だった。ほぼほぼ2年近く現場から離れていたことになる。 遠い昔のようだ。まだ、こぶしも解散してない。 この間も色々なことが起きた。この2年間、ハロプロは激動の中にあった。僕はそれをネット越しにしか見ることができず、それはもう、文字通り蚊帳の外のような状態だった。 しかし、アンジュルムから笠原桃奈が卒業というニュースは、そんな僕を現場へと舞い戻らせた。

研修生発表会2020 ~夏の公開実力診断テスト~ の雑感

毎年GWに中野サンプラザで開催されている研修生の実力診断テスト。今年はコロナの影響で二転三転し7月のこの時期にアップフロント系列であるコットンクラブを貸し切って無観客有料配信にて行われた。 先のハロプロメンバー総出演で開催された「ソロフェス!」も同じコットンクラブで収録されたのだが、事務所が自前であの規模のステージを持っているというだけでもハロプロはアドバンテージがあることを実感する。 ところで僕は研修生の実力診断テストを観に行ったことがなかった。都合がつかずに見逃してい

『#つんくの歌詞で解説してほしい部分』を本人に聞くという至福の時間

つんく♂さんのオンラインサロンに加入している。ハロヲタとして、つんく♂さんと直にやり取り出来たり、秘蔵話やサロン内だけのハロプロ話からアイドル全般の問題までを色んなメンバーと話したりするのが楽しい、とても健全なサロンだ。 「オンラインサロンって」という人(僕がそう)にも敷居低くてウェルカムな雰囲気で居心地よい。そして何より良いのが、つんく♂さんと生配信で色んな議題についてワイワイと話せる定期ミーティング。これが毎回、密度が濃くてハロヲタには涎ものの裏話なんかも聞ける至福の時

橋本慎×星部ショウ×児玉雨子×ぱいぱいでか美×北野篤 「聞きたい! 新世代のハロプロ作家の作詞作曲術!」のはなし

「極端に輝度の高いサイリウムの使用はご遠慮ください。また、お客様自身による派手なパフォーマンスはお控えください。撮影、録画禁止。あとジャンプも禁止です」 ぱいぱいでか美さんによる開演前の諸注意から始まった今回のイベント。 「Berryz工房の『ジンギスカン』新規、ぱいぱいでか美です」まずは登壇者が各々自己紹介。 「ハシプロと揶揄されているんですが、全然そんなつもりないです」アップフロントの中の人こと橋本さんは今日も饒舌。 「星部ショウです。『眼鏡の女の子』をオーディシ

あらためて「和田彩花とは」を【多様性】というキーワードで考える 後編

前編はこちら。 小学校の校舎って大人になって入ると縮尺が異様に小さく感じる。ぷちガリバー感とでもいうか、不思議な空間に迷い込んだような気持ちになる。 古びた階段も趣き深い。この先の教室で和田彩花との閉ざされた会合が行われる。 自分で選ぶこと、決めること関係ないけどアートなイベントってシルクハットかぶってる率が高い。何人もすれ違った。そんな中で、なんとなく思い詰めたような表情の集団。ここだな、と。 入場し着席するが、一番前は流石に後ろの視界を妨げてしまうだろうから少し下

あらためて「和田彩花とは」を【多様性】というキーワードで考える 前編

6月にアンジュルムを卒業して以来、初めて客前に立つ和田彩花を見てきた。いや、堪能してきた。 カルチャーフェス『NEWTOWN 2019』でパフォーマンスをするという事だったが、最初はそんなに行くつもりはなかった。多摩センターは遠い。前売りのチケットとかがあるわけでもないから、まあ気が向いたら行くかくらいの気持ちだった。 そこにこんなインタビュー記事が出た。 そして「和田彩花×Shi is~自分で選ぶこと、決めること~」というテーマで同カルチャーフェスにて30人限定のトー

【宮本佳林 LIVE TOUR ~Karing~】「佳林、名乗って」と切望されたアイドルの第一歩

Zepp Tokyoに着いたのは開演から20分以上経っていた。それでも僕と同じように小雨の中を駆け足で会場に入る人がチラホラといた。みな、仕事終わりだろう。ドアを開けたフロアは超満員だった。 嗚呼、宮本佳林にZepp Tokyoは狭過ぎた。 スタッフの女性にドアを開けてもらいながら「頑張ってここから入って下さい!」とよく分からないエールも送られて、僕もその超満員に膨れ上がる観衆の一員となった。 後からセットリストを見ると、その段階で5曲ほど聴き逃していたようだった。ちょ

アンジュルムと勝田里奈の「Next Page」を読み解く

卒コンといえば最近は武道館という刷り込みが出来ていて、こういうホールコンでの卒業を見届けるのが久しぶりで、なんだか向かう道中も実感が全然なかった。 とりあえず勝田さんのスタイルブックをと思い会場で見本を眺めてると、スタッフのお姉さんが「誰推しですか?」と唐突に話しかけてきた。 「あ、タケ……ですけど」と言うや本を取り出して「竹内さんのこんな珍しい写真も沢山載ってます!ぜひ!」なんて営業かけられる。 苦笑いで「いや、買うんですけど限定のトートバックのサイズ感が気になって」

なぜハロプロはフェスで輝くのか? 「Juice=Juiceのロッキンデビューをアンジュルムヲタが観て考えた」

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019 2日目はハロプロからJuice=Juiceとアンジュルムが出演した。去年のモーニング娘。'18とアンジュルムの時も「優勝だ。優勝だ」と騒いだものだが、今年もハロプロ勢の圧勝だった。自画自賛だが本当に素晴らしかった。 なぜハロプロとフェスは親和性が高いのだろうか? ■ 無駄に熱いヲタの使命感Juice=Juiceが出演したBUZZ STAGEは去年アンジュルムが出演したステージだ。巨大テントのステージなので音の反響も良

流れ星はないけど「転生したらアンジュルムに入りたい」と願ってみた

さて、何から書こう。 2019年6月18日、アンジュルムのリーダー和田彩花が卒業した。本当にしたのか?いまだに実感がない。確かに僕は武道館にいた。そして確かにあやちょの卒業コンサートが行われ、大いに笑って身体中の水分が搾り取られるほど泣いた。なのにまだフワフワしてる。 【まろ】こと福田花音大先生が恒例のアンジュルム武道館後の感想ブログを更新していた。 これ読んだら、もうヲタが書く感想なんて陳腐でしか無い気になる。 アンジュルムの武道館卒コンは毎回、本当に素晴らしい。歴

アンジュルム『恋はアッチャアッチャ/夢見た 15年』リリイベ行ってきた

ラクーアで行われたアンジュルムの新曲リリースイベントに行ってきた。昭島の初日に行って以来、都合がつかなくて全然行けていなかったので楽しみにしていた。 しかし、3回まわしの2回目だけ参加したのだが、これが失敗だった。まず優先エリアに入れるCDが1回目のイベント段階で全回完売するという計算外の事が起き、しかも1回目には5月24日に発売する『アンジュルムック』の編集長・蒼井優と菊池亜希子が普通にCD買って参加していたという、どういうレア現場だよって空間だったらしい。 そうそう、

「夢見た 15年」の歴史

アンジュルムが4月10日に発売する新曲「恋はアッチャアッチャ/夢見た 15年」のリリースイベントを観覧しに昭島モリタウンまで行ってきた。 実はモリタウンに来るのは初めてだったので、どんな場所でやるのかと思っていたんだけど、MOVIXの敷地内の小さなスペースだった。こんな所でやるんだ、と思いつつ無料エリアに行ってみると意外と空いてる。「30分前なのに動員悪いのかな?」少し心配になりつつ2列目で待機していると優先エリアの入場が始まった。 すると、あっという間に優先エリアはスペ