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1歳女児との生活〜攻略法〜


育児をするうえで見失わないように気をつけていること、

『自分ファースト』であること。


子育ては自己犠牲が不可欠だとか、外で遊ぶのも、本を読み聞かせるのも全て“子供のため”だとか、所謂見方を変えれば親のエゴだけにはならないように注意している。

きっと自分が楽しければ、子どもも楽しい。

子どものため、子どものため、と言い聞かせて自分にとって無理なことをしていたら、子どもも苦しむと思う。


『親の幸せ=子どもの幸せ』

これが私の育児のモットーだ。


旦那が転職してから残業が増え、起床から就寝までワンオペ育児の日が激増した。

ストレスを溜めないために、まずは自分の機嫌をとることを一番に考えた。


ワンオペ育児の中で自分の機嫌をとる方法は一つしかない。

夜は早めに娘を寝かしつけて、さっさと家事を終わらせて、一人の時間を確保すること。



…これが全ての間違いだったみたいだ。


毎日夜の自由時間の確保のために、それ以外の時間をただただ消費させていると言っても過言ではないような、雑な子育てをしてしまっていたのだ。


起床後、朝食を食べたら9時半には家を出て公園に行く。娘を楽しませるためではなく、疲れさせるため。しっかり昼寝をしてもらい、お昼寝時間に私は休憩はする暇はないけど、家事を進める。午後も昼食を摂ったら、準備が出来次第、お散歩に行く。もちろん疲れさせるため。そして、家の中より外の方が機嫌が悪くならなくて、楽だからというのもある。

帰宅して怒涛のお風呂を済ませ、夕食は早食いの娘より、早く食べて、その間に皿洗いや、洗濯物を回す。歯磨きをして、布団を敷き、そうこうしているうちに洗濯物が終わる。干す。娘がぐずっているので寝かしつける。

ぐずったから寝かしつけたのではない。洗濯物が干せたから寝かしつけにうつった。


娘はずっとぐずっていたのだ。


就寝してからは家事も全て終わっているので自由時間。

息継ぎをせずに25メートルプールを泳ぎきったあとのような感覚だ。

ハーーー終わった。


今日も一日充実感なんてものはなかった。

ただ、今日という一日を消費させただけ。



「何をやっているんだろう、私。」


全然自分ファーストじゃない。

もちろん娘にとってもなにも良いことはない。


ご飯を一緒に楽しく食べずに、怖い顔をして家事をしているお母さんなんて嫌だよね。


今日は珍しく、午前中は公園には行かず、銀行に行ってスーパーに買い物に行くだけにした。あとはお家の中でギュッてくっついたり、手遊びをしたりして娘の顔をよく見て遊んだ。ケラケラたくさん笑ってくれた。

一緒にゆっくり昼食を食べた。

そしていつもより遅めのお昼寝。普段は1時間前後のお昼寝だか、今日は珍しく2時間半も寝た。家事も余裕で終わったので、久しぶりに娘の横に寝て寝顔をじっくり見たりもした。

昼寝から起きたらもう少しでいないいないばあの時間だったけど、今日は見ずに夕方から公園に行くことにした。いないいないばあはいつも夢中で見てくれるから、その間に20分の束の間の休憩を挟むようにしていたけど、今日は娘と公園で遊びたい気分になった。こんな夕方から公園に行くのは初めてだ。

広くて遊具もお砂場もある公園に行った。1時間たっぷり一緒に遊んだ。時刻は17時過ぎ。いつもならお風呂を上がっている時間だ。今日はこのまま午前中とは違うスーパーに行った。貧乏なので2つのスーパーを使い分けているが、一日に2つ行くことは滅多にない。娘の大好きなバナナを買いに行く。有機バナナを良心的な価格で販売してくれているので助かる。

娘は、買い物カートに入り「バーン!(バナナ)」と何度も繰り返しながら大喜びしている。

スーパーから出たら丁度時刻は18時になっていた。

家に着いて、大急ぎで作っておいた夕食を並べる。一緒に今日の出来事を話しながら食べた。

お腹が落ち着いてから、お風呂に入った。

お風呂の後は、皿洗いも洗濯物も後回しにして、娘と絵本を読んだ。

布団にゴロンしたいと言ったので一緒に布団を敷く。


電気を暗くして、ケラケラ一緒にお話ししていたかと思ったら、いつの間にか娘は夢の中へいっていた。


いつもより1時間半くらい遅い就寝になった。

ようやく待ちに待った自由時間!

の前に、皿洗いと洗濯物が残っていた。

ささっと済ませて、椅子に腰をおろす。



不思議な程疲れていなかった。


身体というより、心がかなり元気だったんだと思う。


今日は間違いなく自分ファーストな一日だった。

買い物も済ませられたし、娘との外出はとても楽しかった。


そして、娘がいつもよりぐずらなかった。

私が娘の顔を見て、一緒に居られた時間が長かった。


自分の自由な一人時間を確保することは、娘と二人きりの時間を多く過ごす今、とてもとても大切なのは間違いない。

しかし、一人の時間より二人の時間の方が圧倒的に長いということを忘れてはいけない。

この時間がどれだけ充実できるかで、一日の疲労度も満足度も大きく変わってくる。


自分の欲に気を取られ、大切なことを見失うところだった。

娘には寂しい思いをさせました。


母も1年6ヶ月なのです。


なるべく間違えないようにします。

こんな母ですが、これからも二人で楽しい毎日を過ごしましょう。


今日は本当に楽しかった。ありがとう。







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