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ZEXT 政治家トークセッション 牧島かれん編

2月13日(日)、オンラインで第4弾「政治家トークセッション」が開催され、ゲストとして牧島かれんデジタル大臣が登場しました。

「政治家トークセッション」とは?

政治家トークセッション」は、普段はなかなかメディアなどで報じられない政治家のビジョンや思い、苦悩を10代、20代に届けることを目的としているイベントです。さらに、参加者からの質問コーナーでは、政策に対する疑問や若者の意見をすることができるため、政治家と若者の交流の場となっています。


牧島検定

最初に行われた「牧島検定」のコーナーでは、学生時代の留学体験や好きな映画など、牧島大臣を深掘りするため、全員参加型のクイズ大会が行われました。

「好きな映画は?」という問題では、黒澤明監督の『生きる』と回答。「政治や行政の原点が伝わってくる」とコメントし、役所の手続きにおけるたらい回しやハンコ業務など、現在にも続く行政の課題についても考えさせられる作品だそうです。

Zoomのリアクション機能を使って4択クイズをしました!


セッションタイム

続く「セッションタイム」は参加した若者が自由に牧島大臣に質問するコーナーで、有意義な交流の場となりました。

Q1.  そもそもデジタル化やDXとは何ですか?
A . デジタルで課題を解決することだと考えています。
 ビジネスのあり方、仕事の工程をより生産的・効率的にするデジタライゼーションによって、例えば人口の減っている地域の課題にアプローチして、さらに成長にもつなげていきたいです。

Q2.  デジタル庁は民間企業などのデジタル化を支援していると思うのですが、どのように支援しているのでしょうか?
A.  準公共分野(医療、教育、防災など)は、方針をデジタル庁で作り、協力をお願いする形になっています。一方、民間企業などは他の省庁とも連携をして、会計作業の効率化やキャッシュレス化を進めています。
また、規制改革や行政改革大臣でもあるため、法律や慣習などの規制をどのように変えていくかも日々考え、改革しています。

Q3.  デジタル庁から「慣習の打破」のような意気込みを感じるのですが、具体的な政策などはありますか?
A.  これまでの霞ケ関(国の役所)は、「完璧なものを提供しなければいけない」という思いから、ややもすれば、慎重過ぎてスピード感に欠ける面もありました。デジタル庁では、過度な完璧さを求めるのではなく、「挑戦と失敗からの学び」を重視し、それこそがより良いサービスに繋がると考えている点が、スタートアップ的だと思います。
また、将来的には役所へ行かなくても、手続きができるようにしたいと思っています。そのためにもマイナンバーカードや縦割り同士の連携、規制改革、危機管理における国と地方のあり方の検討なども重要になります。
現在日本のデジタル化は、世界に追い抜かされています。しかし、これは「伸び代しかない」と考えてます。「コロナ前には戻らない!」という想いです。

Q4.  政治家になろうと思ったきっかけは何ですか?
A. 
学生時代のアメリカ留学中の2000年、大統領選挙がありました。訴訟なども行われた大変な選挙でした。その当時NHKワシントン支局でインターンをしていたこともあり近くで見ていたため、民主主義のあり方やリーダーシップについて考える機会になりました。
2001年には9・11(同時多発テロ)があり、その取材をしている中で、国のあり方や危機対応について、アカデミックな研究の世界から実践のリアルワールドへ行こうと思ったのがきっかけです。


牧島大臣から

牧島大臣は、「若い方が政策などに関心をもってくれることは、私たちにとってエネルギーになります」と笑顔で仰ってくださいました。
そして、「若者の皆さんが、昔ながらのお役所仕事がなくなってよかったと思えるようにしたい」と熱いメッセージも頂き、実現のために気づいたことがあったら寄せてほしいと呼びかけました。


参加した若者から

私たち一人ひとりが日々の生活の中での違和感や疑問、改善してほしいことを考え、この様に話し合いをすれば、「より良い社会にしていける」という希望を抱くことができた1時間でした。

これからの牧島大臣のご活躍を楽しみにしています。


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