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駆け出しシステムエンジニアが学びたい「応用情報技術者」の勉強法!

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情報処理試験のレベル3にあたる「応用情報技術者」


4段階ある内のレベル3のため、問題のレベルはそこそこ高いものになっている。試験は午前と午後に分かれており、午前は基本的な問題の選択問題で、午後は午前問題の応用力が試される実務的な問題で記述式となっています。


本記事はその応用情報技術者試験について、勉強に役立つ本や勉強方法を実際に取得した際に役になったと思うものを紹介します。

基本情報技術者と応用情報技術者のレベルの違いは?


レベル2である基本情報技術者と応用情報技術者では、資格名称にも付いているように応用的な問題が多く入ってくるため、基本情報技術者を暗記で合格したようなひとはかなり難しいものになっています。


午前問題のレベルはあまり変わらないため、勉強方法や知識レベルは基本情報技術者と同じレベルで勉強すれば問題ないです。基本情報技術者に合格後、連続で応用情報技術者にチャレンジする人であれば、おさらい程度で問題ないかもしれないと思います。


一番大きく変わるのは午後問題が記述式になること。全てが記述式ではなく選択問題もあるため、多少難易度は下がっているが、それでも記述式の答えを無視して合格できるほど甘くはないと感じます。


感覚としては仕事として普段からやっているひとはそれなりに勉強すれば大丈夫だと思われるが、学生でまだまだ暗記程度の知識になっているひとはかなり勉強しないと厳しいです。


これから勉強のポイントを説明していくのでぜひ参考にして頂ければ。

やっぱまずは過去問題を解いてみる

基本情報技術者の対策でも同じだが、まずは過去問題を解いてみることをおすすめです。合格ラインと今の立ち位置にどれだけ差があるのか、そしてどの分野が弱いのかを正確に把握することが大切です。


午前問題はそこそこ点数が取れるひとはいると思うが、午後問題はあまり点数が取れないと思います。 最初は誰もがそんなものなので、気にせず解いてみましょう。


以下のような過去問題集は解説も充実しているため、おすすめでした。


令和04年【秋期】応用情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集 (情報処理技術者試験)


あえて午前問題対策はそこそこにする

基本的な問題が出る午前問題は基本情報技術者と同じ形式かつレベルもほぼ同じであるため、簡単に済ませたいところ。


過去問題で8割以上取れるのであれば、午前問題の対策としては大丈夫と思います。応用情報技術者が情報処理試験の初めての受験であれば、念のため複数年度の過去問題を解いておき、全て8割以上取れるようにしておくと良いです。


とにかく応用情報技術者は午後問題が関門であるため、午前問題はサクッと終わらせたいところ。


午前問題の勉強は以下のような本がよかったです。複数年度の過去問題があるのであればそれだけでも充分だと思います。

令和04-05年 応用情報技術者 試験によくでる問題集【午前】 (情報処理技術者試験)


午後問題はとにかく慣れよう

応用情報技術者の一番のポイントは午後問題です!

内容がより実務的なものになり難易度が上がるにも関わらず、記述式のため中途半端な知識では答えることができないのが問題です。


勉強方法としては、とにかく多く解いて記述問題の解答に慣れていきたいです。過去問題や午後問題対策の本を使って問題を解き、分からない部分の復習や午後問題の考え方をしっかり理解していくのが大切です。


おすすめはこの本。解説がとにかくしっかり書いてあるのでめっちゃわかりやすくて嬉しいです。

2022 応用情報技術者 午後問題の重点対策 (重点対策シリーズ)



まとめ

上記にも書いたように応用情報技術者は午後問題が難しく、実務経験がなく応用が効かない学生はなかなか大変だと思います。ぜひ午後問題には時間をかけて取り組み、基本的な知識の応用力を身につけてほしいです。


応用情報技術者を取っておけば、システムエンジニアやプログラマとしてはそれなりの知識がある証明になります。学生で取得できれば、かなり就職で有利になることは間違いないです。


就職でも有利、入社してから資格手当でお金ももらえるとなると、取得しない手はないと個人的には思います。

しっかり勉強を行えば、実務経験がなくても取れるものなので、過去問題や勉強本をうまく使って合格できるように頑張りましょう!


以上

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