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「エイリアン」シリーズに登場するエイリアン、その凶々しくも神秘的な姿

SF映画「エイリアン」シリーズに登場する最強最悪の宇宙モンスター、エイリアンはリドリー・スコット監督が第一作目を制作して以降、その凶々しい見た目が世界中に強烈な印象を残しました。その影響で英単語のalienは「外国人、異邦人」という本来の意味に加え、英語圏でもこのモンスターを想起させる単語になったようです。

エクレアのような長い大きな頭部、長い尾がついた金属に見える体が特徴的です。すばしっこい上に耐久性も高くダメージを与えても鉄すら容易に溶かす酸の血が厄介なモンスターです。意思疎通できるならまだしも、口を開けてヨダレを垂らすくらいしかできないので交渉の余地もありません。

その口からはもう一つ小さな頭が出てきて攻撃対象を突き刺します。よほど硬いのか、これがめちゃくちゃ攻撃力が高いんです。そして、この口から小さな頭が出てくるのがエイリアンの最も気味が悪い点といえるでしょう。

作中、エイリアンは卵の状態からゼノモーフと呼ばれる成体になるまで、すごい速さで成長していきます。エイリアンには以下の4形態があります。

1.エッグチェンバー クイーンエイリアンによって産み落とされた卵

2.フェイスハガー 卵から孵った幼体で、宿主の顔に抱きつくサソリ?蜘蛛?甲殻類の古代生物?みたいな形態。これが宿主の体内にエイリアンの幼生を産み付ける

3.チェストバスター 人間の身体を突き破って出てくるヘビみたいな形態。頭部は成体の特徴を持っている

4.ゼノモーフ 頭がエクレアになった完全な成体。身長は2mほど。一般的に「エイリアン」というとこの形態

卵を産むのは大型のエイリアンクイーンであり、クイーンに交配相手はいらないようです。卵から出てきたフェイスハガーに顔面をハグされて口の中にエイリアンを産み付けられ、その後、体内からチェストバスターが出てくるシーンはエイリアン1〜4まで全てありますね。このシーンがグロテスクでトラウマになる人もいるかもしれません。

一度体内を飛び出したチェストバスターは速やかに始末しないと宇宙船内や建物内に隠れてしまい、すぐに強力なゼノモーフに進化してしまいます。


以下の写真は僕が持っているコナミSFムービーセレクションのエイリアンのフィギュアです。小さめだけど精巧に作られているフィギュアです。

こちらがチェストバスター。

コナミSFムービーセレクション チェストバスター

超不気味なヘビって感じですね。これがにょろにょろと動き回っていたら嫌ですねw頭部はすでにエクレアのようになっていてら、成体の特徴を持っています。

そして、これが成体ゼノモーフ形態。ゼノモーフの中でも第一作目から出てきたチャップアップというタイプです。

コナミSFムービーセレクション ビッグチャップ


口から小さな顔が出ているとか分かりますか?


これに立ち向かった主人公のリプリーやその仲間はすごいですよ。「AVP2エイリアンズVSプレデター」なんて高校生が戦っていましたから。


「エイリアン」なんて不気味な映画はで今まで見てこなかったけど、ちょっと面白いかなと思った方、ぜひぜひ見てください!ホラー寄りのSFがそんなに苦手じゃないなら普通に楽しめます。


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