![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52363827/rectangle_large_type_2_9e9024a4348f5a79fad85542631b6726.jpeg?width=800)
【それ、ほんと?】四国がわからない
アルバイト事務の時の話です。正社員なみに働いていたので書きたい事がたくさん。長い記事になってしまいました。
なにも知らない人ほど強気だなと感じさせられた、そんな女性との出会いがありました。
正社員として変なところに事務として所属したことはあっても、事務バイトはなかなか受からず、今回の記事の会社が初めての事務バイトでした。
医療関係の学会事務局ですが、何種類もの違う学会の事務局として機能している(〇〇学会の事務局はここ、△△学会の事務局もここ、みたいな感じです)株式会社であったため、以前所属していたガチガチの学会事務よりは会社として機能しているかなと思い受け採用となりました。
結果は酷かったです。 もう少人数の所は二度と行きません。そこは6名、私の加入で7名となり、のちにもう1人入り私のやめる頃には8名でした。
最初は良い
最初は良かったのです。
会社で新しく学会の事務局を引き受けることとなり担当する正社員がいるが、その正社員の仕事が増えるため、補助業務を行う者として雇われました。
正社員の女性は歳も近く、歳下でした。
人数はいくらか居ても、担当する学会が違うと同じ会社でも全く業務の内容が違うため、最初は「聞ける人がこの女性しかいない。また聞ける人がこの人しかいないのはマズイのではないか」と前回の恐怖がよぎりましたが
挨拶もしてくださり、聞いたらすぐに教えて頂けたり「入って下さり助かります」という言葉をかけて頂いたり、趣味も近く話も普通に出来たので
以前とは違う!と、思って…しまいました…。
中盤 微妙
なかなかに微妙だった点を挙げます。
書類管理が悲惨
会社全体が、資料の管理がとてもずさんでした。5つのExcelの情報を組み合わせてようやく1つの資料ができる、みたいなことばかりでした。1つめのExcelには最新の情報、でもフリガナが無く他Excelにフリガナはあるからそこから情報をもってくる、でも住所は別のExcelにしかないからそこから情報を、でも電話番号がこんどは無いから…と言う感じです。効率が悪い。しかも各Excelが保管されているフォルダは別々だったりします。
私が補助業務を行う正社員の女性の方は、もう5年目だと言っていました。なぜ5年間の内に、情報を1つのExcelにまとめなかったのでしょう…。しかも「毎年やる作業なので」とか「丁寧に、ミスのないよう」等とやたら言われました。毎年やる作業かつミスなくしたいなら尚更、情報を1つのExcelにまとめることをオススメします。
情報提示が適当
元々の書類が悲惨のため
参考にしてください
とメール添付されたExcelの内容が全く違ったり内容が古かったり、とにかくやりにくかったです。
のちに最初は送ってくれてきたExcelも
だんだんと送られなくなり、しまいには膨大にあるファイルから自分で探してくださいとまで言われてしまいました。丸投げです。
医療関係の学会はお医者さんが多く所属しており、そのお医者さんの名前のフリガナの情報がどこにもないと検索して見つけて情報追加してくださいと言われました。
正社員の女性の方は分からない時どうしてるのですかと尋ねると、受信しっぱなしの膨大なメール内で検索をかけ、わからない度にその都度検索をしてると言われました。
だからなぜ!その情報を、どこかにひとまとめにしないのか!!
人に教える体制がそもそも整ってない会社なんだなと、そう思いました。
その場しのぎのzoom対応
このご時世。学会もオンライン開催のため、zoomを使用します。
各々環境の違うところから接続するため、学会員と事務局の者とのzoomの練習時間を設け、時間を調節して行っていました。
その時間の調節も正社員の女性の役割でした。
が、
何日も前から希望を出してくださっている、しかもお医者さんでお忙しい方もいる学会員の方に
その日の朝「zoomの練習時間ですが、ご希望通りの今日の16時からで大丈夫です。」等と送っていたのです。
その日の朝は突然すぎるでしょ…
案の定「当日に言われてもメールを見きれません、困ります。」と会員の方から言われても
「なんか怒られちゃいました(笑)」
の一言で、しかもそれをあろうことか社長に笑いながら伝えていました。そして社長も、なんと笑ってるのです。
うわぁ。そう思いました。
終盤、最悪
それでも前の職場よりは教えてはくださるし、普通にお話もできる。言われたことを真面目にこなそうと思っていました。しかし だんだんと、彼女は別人になっていきます。その段階をお伝えします。
❶ まず一段階目。話さなくなります。こないだまで普通にしていた会話はもうありません。仕事もこちらが伺うと不機嫌そうな声で「前も言いませんでしたか?」と言います。もちろん聞いていません。初めての作業です。
❷二段階目。言うことがチグハグになってきます。Excelについて、あるときは「綺麗に見せたいんです。前のExcelみればわかりますよね?結合してください。」と言われ(どれを前のエクセルとして指してるのかはまったく分かりません)、結合しろと言われたので結合したら「これは先生に提出するんです!わかりませんか?!結合しないでください!!」と怒られました。
知らぬ間に世界線、変わったのかな? 提出用かそうでないかも分かりかねるので、先に言ってくださいと思いました。
❸そして3段階目。 事が起こります。いつものごとし、学会に所属する医療関係の方のお名前と所属がわからなかった為、ネットで検索してとの指示を受けネットで見つけました。
その方は所属がなかったため、Excelの所属名記入の欄を空欄にしていました。
するとそれを見つけた女性は
「なんで空欄なんですか?ちゃんと調べましたか?」と言ってきたのです。
当然調べた私は調べたと伝えると
その女性は「えぇ〜…?」としかめ面をしながら返答した直後
なんと私のパソコンをガッと掴み
私の真横に割り込み
私のパソコンで私の目の前で同じ内容の検索を再度、はじめたのです…!
怖すぎる。
そう思いました。
後々、作成したExcelはその女性に送ります。もし空欄が変だと思ったら、私に聞くか、私に聞く前にご自身で、ご自身のパソコンで、検索すればいいじゃないですか。
私を疑い、割り込んで私のパソコンで同じ検索を同じようにする、悪意ある行動が怖すぎて、ただ事じゃない恐ろしさを感じました。
四国がわからない
その後。新しい人が入ってきます。
これは変な人あるあるかもですが、私に理不尽に不機嫌さを露骨に出す分、その新しい人には目に見えて優しく対応していました。
私がしたら怒鳴られるであろうミスを新しい人がします。資料を全国各地の医療関係の場所に送るため、封筒に貼る宛先ラベルを作り送付状を作りますが、その宛先のラベルが貼られた封筒と、送付状は上から順番が連動しておりどちらかの順番が崩れてしまうと全てごちゃごちゃになってしまいます。新人の方はそれをごちゃごちゃにしてしまいました。
正社員の女性は「私もよくありますから!」なんて言ってましたが、ごちゃごちゃになった封筒を私に渡し「送付状の宛名は私が読みますから、りこさんはその宛名と同じ場所のラベルが貼られた封筒を探し出してください」と順番がごちゃごちゃになった封筒の束を渡されました。新人の方は何もしなくて良いとのことでした。
嫌がらせ!!そう思いましたが、作業も進まないため私は送付状の宛名に該当する封筒を探します。
女性は今回の作業に取り掛かる際、他県への送付作業はいつもしてるので慣れている、等と言っており、近頃は英語もお得意で良く「英語の文章掴めてきました」等と他の社員さんに話しているのを聞いたことがありました。英語もできる。と。
封筒を探す私に
「いまどのあたり探してますか?」と正社員の女性が聞いてきました。
「四国のあたりです」
私は答えます。
すると彼女はこう言ったのです。
「四国がわからない…。」
彼女はまるでわたしが変なことを言ったかのような引きつった顔で、こちらを見ていました。
え?!わたしはこんなにも教養のない歳の近い人に、不機嫌をあらわにされ、失礼な態度をとられていたのか!と思いました。それに何度も何年も同じ作業やっているなら、おのずと地域を認識・・しないの?
あまりの情けなさに、辞めることを決意しました。
君から学ぶことはもう何一つ無い。
君の不機嫌さと八つ当たりに付き合う理由はもっと無い。 貴方は英語以前に学習すべきこと、山ほどあるのでは・・。
その後ですが、本当にやめてよかったと思う点がもう一つありました。
退職の意思伝えた日に追い出される
その日やめることを伝えるため
社長さんにまず話しました。
すると社長さんはわかってくださり「次も探さなきゃだよね、時期を見ての退職にしよう」と言われました。
女性については「彼女は責任感の塊だからね!許してやってよ!」と言われました。
責任感の塊の人が、相手の予定も都合も丸無視で、一方的にzoom当日連絡かぁ…。
そのあと社長が正社員の女性と他の社員さんを呼び出し、2時間ほど返ってこず。
そして返ってきた矢先、私にこう告げるのです。
「今日でいいかな?」
それからは会社で退職届けが印刷され、会社の机で退職届けを書き(笑)
女性からは「今日までと聞きました。」
と言われ。今日まで、なんて一言も言ってないのに
まさか辞めると告げた当日に追い出されるとは思わず、荷物を入れる袋すら用意がないまま、荷物を抱えて帰り、その日限りの退職となりました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?