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バチェラー5女性メンバーと自分を重ねて思わず号泣した話

バチェラー5エピソード5が全く他人事に思えず、いてもたってもいられなかったので書いた。

この記事はバチェラー5エピソード5までのネタバレを含む。

私が語りたいのは、女性メンバーの月田侑里氏について。

最初は、遠慮がちでバチェラーとほとんど話すことなく、大胆な作戦をとるミステリアスな女性だなと思いながら見ていた。

しかし、エピソード3から少しずつ本音と思えるような言葉が出てきて、これは単なる演出じゃないのかもと思い始めてきた。

そして、今回のエピソード5での行動を見て、「えっ、もしかして私バチェラー出てた???」と思うほど私で、涙が止まらないまさしく神回となった。

今回とそれまでの月田侑里氏の行動を振り返りながら、自分自身を省みる記事となるだろう。



エピソード5の一番の山場は、ストールンローズを誰が使うか女性たちで議論するシーン。

他のメンバーを納得させてほしいと言われ、言葉に詰まる彼女。

竹下理恵さんがローズを使う理由に対して、「反論できない」とあっさり言ってしまう彼女。

しかし、理恵さんがローズを持って行くことが決まりかけると、涙を流してしまう彼女。

周りから言いたいことがあるんでしょと言われ、ようやく「行かせてほしい」と言った彼女。

今更感情的になっても遅いと言われ、理恵さんにストールンローズを捕られてしまう彼女。




全部、私。


途中から目を逸らして聞いていた。

客観的に見ると私ってこういう風に見られているのかと思い、痛かった。

第三者の視点からだと、理恵さんの理由にだってまだまだ反論できる隙はあったのに、あの場にいると自分に自信が無くなって譲ってしまいたくなるんだよね。

そのくせ理恵さんが向かうとなると、悔しくて言葉にできない自分が嫌になって涙で伝えることになってしまう。

これが本当に彼女の心の声だったかは分からないけど、少なくとも私は彼女に自分を重ねてそう考えてしまった。

彼女が泣くシーンはまさにこの記事で書いた私の呪いの涙と似ているなと。



エピソード1から振り返って思えば、最初から強がりだったのではないかと。

自分なんて話しかけられないという自信の無さを覆い隠すように、待ちの姿勢を後付けで演じていただけなのかもしれない。

エピソード2で語った話しかけなかった理由もまだ本音に辿り着いてない感じがした。

エピソード3でやっと「もしかしたら他の誰よりも断られるのがこわいだけかも」と発した言葉の方が信用できる気がした。

「成長が遅くてごめんなさい」と謝ってしまいがちなところも自信の無さが現れていて、やっぱり私じゃんと思ってしまった。

人によく「何を考えているかわからない」と言われたり、どんなに気持ちが焦っていても不安でも表情に出ないので「いつも冷静だね」と捉えられるのが自分では分からないときがあった。

自分では頑張って伝えてるつもりでも伝わっていないことがあって嫌だった。

今回、月田侑里氏を見て、これは全然伝わらないわと反省。

それが分かったのは本当に良かったことだけど、やっぱり思いを言葉にするスピードはそんなにすぐには速くならない。

じゃあ彼女はどうしたら良かったのだろう。

私はどうしたら良いのだろう。

鈴木光さんのように楽しいときは楽しいと体と表情全部使って表現できたら素敵だろうなと思う。

輿水りささんのように感情の揺れさえもリアルタイムでありのまま言葉にできてしまうのも羨ましい。

大内悠里さんのように距離は縮められなくても真面目に聞きたいことを伝えたいことを素直にできたら自信になると思う。

女性メンバー一人ひとりの良いところを見つけて、自分のできる範囲で取り入れていくのもひとつの見方だなと思った。

残りのバチェラー5そこにも注目して見ていきたいなと。




バチェラー5の最大の見所を作ってくれてありがとう、月田侑里氏。

こういう人の成長が見られるところがバチェラーシリーズの好きなところだ。

全てただの演技オチなら笑う。

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