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才能と海外移住


弱冠12才の天才ドラマー、よよかちゃんがアメリカに移住するらしい。

知らない人向けに書いておくと、彼女はロバート・プラント、デイブ・グロール、イアン・ペイス他世界的に著名なミュージシャンから認められている腕前の持ち主だ。年齢だけで判断しないように!
高校卒業後には本格的にプロの世界に飛び込むのかな?と思っていたが、彼女の頭の中にはそれよりも大きな夢があった。

日本が嫌いなわけではありません。日本の食文化や礼儀正しさ、協調性の良い面などを誇りに思っています。「でも、自分の個性や才能を爆発させて表現できる場所に行きたい」。よよかさんは、アメリカに移り、ドラマーとして挑戦する決意をしました。目指すのは点数など付けられない境地。「アメリカには様々な人種、宗教観やセクシュアリティを持った人たちがいます。そうした多様性がある中で、学び、暮らすことが大事だと思っています」。目的意識は明確です

サッカーの久保選手が、幼少期にスペインに渡り、技術と語学に磨きをかけたのと非常にダブる。
音楽とスポーツには国境が無い=世界中がライバルたちと切磋琢磨できるので、才能がある子には早めに親が導いてあげることは良いことだと思う。
元アイドル、現タレントのヤッくん(薬丸裕英)の息子のように、スペインでサッカー選手になろうとしていたけど見切りを付けて方向転換するとしても、何かに打ち込んだ経験は無駄にならない。

日本国内に目を向けると、ゆとり教育でカリキュラムを大幅削減したり、最近では古典や漢文を高校で教えなくなるという話が出ているほど、随分ちぐはぐな方向に進んでしまった。経済を下降したままにするように、教育を劣化させているのか?と嫌味の一つも言いたくなってしまう。
おまけに職が不安定になったおかげで、低所得層の家庭では教育に力を入れ難くなった結果、奨学金の返済問題が出てきたのは記憶に新しいはず。
残念だけど、早々にガラガラポン&グレートリセットされることはないだろうし、それをいちいち待っていられるほど人生は長くない。“鉄は熱い打ちに打て”と昔の人が言ったように、なるべく人生の早い段階で多くをインプットし、何らかの生きる術を身に付けることが望ましい。スポーツや芸事に秀でていなくとも、海外に活路を目指す方が良いのではないかと思う。

因みに、↑でセッションしている山岸竜之介も幼少期からさんまのからくりTVなどでギターを披露して、10代でプロ活動を始めた。次世代のギターヒーローになれる器の持ち主。

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