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死にたいと思うあなたへ。

はじめに

まず、私は「死にたい」という考えを尊重します。
これは、「無理には引き止めない。」ということです。それほど苦しい経験をしたorしているということなのですから、そのまま我慢しろだなんて言うことはできないからです。
「必ず良くなるから、頑張って。」
そんなことも言えません。私が死にたいと思ったときはとてもそうは思えませんでした。(私も辛い思いをしたからあなたの気持ちがわかる、とは簡単には言えません。不快な思いをさせてしまったらごめんなさい。)
なので、そんなことを言われても、私なら「この人は、分かってくれないな。」と思います。第一、状況なんて人によります。

死ぬのは後回しにして

なので、私が言えることは
「死ぬの、もうちょっと考えませんか?」
です。
どうせ死ぬんですから、最後にふらっと日帰り旅行にでもいきませんか?日帰りですから、大した用意はいりません。電車に乗って、海でも見に行きましょう。海をぼーっと眺めて、好きなものいっぱいたべて、それからでも遅くないと思いませんか?

「死んで復讐」はやめたほうがいい

もし、いじめなどで、「自分の死をもって復讐しよう。」と思っているのであれば、おすすめしません。
なぜなら、彼らはすぐに忘れるからです。他人の人権を平気で踏みにじる者が、人の死を覚えているわけがないのです。悔しいことですが、彼らはあなたが死んだあとものうのうと生きていきます。

最大の復讐は、そいつらに前科をつけて(犯罪であれば)、こっちがのうのうと生きることです。

基本的にいじめは、恐喝や暴行にあたります。ですので、警察に通報すれば12歳以上であれば保護観察処分や少年院送致にすることができます。あなたが精神的な苦痛を受けたとして民事訴訟を起こせば、多額の損害賠償責任を課すことができます。

「いじめ 弁護士 無料相談 ○○(都道府県名)」
と検索すれば、心強い味方がたくさんいます。彼らは専門知識を備えたスペシャリストです。親身に相談に乗ってくれます。手続きも手伝ってくれますので、法律に詳しくなくても大丈夫です。
相談は無料のところもたくさんありますから、「未成年だし、弁護士を雇うお金がない……。」などと思っても大丈夫です。それもあわせて相談して、弁護士の指示を仰ぎましょう。

逃げ道は、本当に「死」だけか

死は、最後の逃げ道です。いろいろやってみて、それでもだめならまた考えましょう。
退職や退学など、今の環境から逃げることからやってみませんか。
私は、中学の時、「学校に行けないなら死ぬしかない。」という考えに陥ってしまいました。しかし、それは間違いです。例えば、学校に行けなくなった子どもたちには「フリースクール」などの教育機関が存在します。
働けなくなった方には、生活保護という、最低限の生活を保証する制度があります。


そんなふうに、あなたの別の逃げ道と居場所を一緒に探しませんか?私も手伝います。

ここで匿名の質問を募集していますので、あなたの気が向いたときに何でも送ってください。いつでも待っています。

最後に

私が、あなたのことをどれだけ考えても、あなたの辛さを完全に知ることができないのが悔しいです。他人が100%あなたのことを知ることは不可能だからです。
「生きるのって、最高!」とまで思わなくても、「生きるのも、悪くないなー」と思ってもらえたら嬉しいです。
急がなくても、人間いつか死にます。どうせ死ぬのなら、もうちょっといい思いしてから死にませんか?

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