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不登校の人が昼夜逆転しがちな理由と改善方法

私は不登校時代、昼夜逆転状態がデフォルトでした。
私なりにその理由を分析し、改善方法をいくつか提案いたします。

昼夜逆転の理由

不登校の人たちは、同級生が学校にいる間、
「今日も学校に行けなかったなぁ。」
とか、
「みんな、今頃何をしているのかなぁ。」
などと考えながら過ごすと思います。
好きなことができたり、他者とのコミュニケーションをきちんと取れていればいいのですが、孤独だと感じる状態になると、

「学校に行けないなんて、自分はなんてだめなんだろう。」

と思うようになります。学校に行っていない事実は人を殺しませんが、「自分はなんてだめなんだろう。」という考えは簡単に人を殺します。
そのような考えが思考を占拠し始めたとき、その考えから逃げるために昼夜逆転が起こると考えています。

眠っていれば、悩むことはありません。昼間に、「今頃みんな学校にいるのに」という考えが常にあるとき、昼夜逆転というのはある意味理にかなっているのです。

昼夜逆転は体に悪い→心にも悪い

温泉に行って、体を温める(良い状態にする)と、心もぽかぽかすっきりしますよね。そんなふうに体と心は繋がっています。体のどこかが悪いと、心の状態も悪くなっています。
昼に眠っているということは、太陽を浴びる機会がないということになります。これは大変重大なことです。

太陽を浴びることは人間にとって、体内時計の管理や栄養素の生成など、非常に大きな意味を持ちます。

これがないと、体の状態が徐々に悪くなり、それに伴って体の状態が悪くなっていきます。
事実、私も昼夜逆転時代は決していい精神状態とは言えませんでした。

昼夜逆転を治す方法

ずっと起きておけばいいとか、薬を使って夜に寝るとか、そういったやり方も悪くはないと思うのですが、根本的に

「昼に起きていたくない。」

という考えがあると、すぐに戻ってしまいます。ですので、

「お昼は起きていたい!」

と思えるような用事を作れると理想です。

私の場合はフリースクールでしたが、お昼にしかできないことなら何でも構いません。
図書館に行くとか、学校へ行く代わりに学校の門までタッチして帰ってくるとかでもいいと思います。

どうしても治らない昼夜逆転

体調に支障がなく、単に逆転しているだけの場合、そのままでもいいのかもしれません。
それであなたの心の状態がいいのであればそれで構わないと思います。バランスの良い食事と適度な運動を心がけてくださいね。

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