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超最先端の技術を使って、おっさんが映画にも、昼飯にもアテンドしてくれた。多分。



らむと
「何見とったんさ?笑」


おっさん
「グーグルマップ(;・∀・)苦笑」


らむと
「え?場所分かってたんちゃうん?」


おっさん
「なんとなくしか分からんで笑
 とりあえず集合場所だけ
 決めといたら
 なんとかなるかなー?って笑」


らむと
「ならんでしょ笑
 で…今まさに
 何とかしようと…
 グーグルマップを
 開いてたってこと?笑」


おっさん
「正解♪笑」


らむと
「ちょー…もうええわっ!笑
 途中までしか分からんけど
 ついて来て!
 あんま上映まで…
 時間ないしさ!」


おっさん
「おっけー(‘ω’)ノ
 でも、僕
 グーグルマップ見てるから
 大丈夫やで?笑」


らむと
「お…おう…」


そんなこんなで
合流した僕とおっさん。


前編はこちらから



僕は
最寄り駅の”西口”を後にして
再び”東口”まで戻ってきた。。


らむと
「ほら。ここな?笑
 ”東口”
 帰りココから
 帰ったら近いから笑」


おっさん
「おっけー(‘ω’)ノ
 あっ!ほんまやわ
 最寄り駅”東口”になってるわ♪
 
 どんな映画なんやろなー?
 (‘ω’)ノ」


おっさんは僕に先導されながら
映画にワクワクしている…


右手には
グーグルマップを開いたままの
スマホを持っている…


超最新の技術を駆使した
グーグルマップ片手に
超アナログの方法
”付いていく”を駆使するおっさん。


僕たちは
地下街を抜けて
商店街も難なく通り過ぎた。


後は
道路を渡って
ビルみたいな建物を
目指すだけだ。


おっさん
「僕のグーグルマップ的には
 もうすぐやな♪」


らむと
「せや…ろな…苦笑」


しかし、道路までは渡ったものの
さすが都会。
目的地の建物には
すんなりと辿り着かなかった…


らむと
「この辺のはずやねんけどなー?
 行きすぎたかなぁ?」


おっさん
「もう一個手前の通りやと思うで!
 僕のグーグルマップ的には!!」


らむと
「あーそう。ほな
 行ってみよかー」

空返事で答えた僕…
もう一個手前の通りまで移動してみた。


目的地の建物がそこにはあった…


おっさん
「ほら言ったやん♪
 僕が言ったやん♪
 一個前の通りに
 あるんちゃうかって♪」


らむと
「せやなー…苦笑」


最後の手柄だけ
持って行ったおっさん。


らむと
「でも、それも
 グーグルマップさんの
 おかげちゃうん?笑」


おっさん
「ちゃうちゃう笑
 ここ入り組んでるから
 グーグルさんでも
 わからんっぽいわ笑
 最後は僕の感覚や笑」


らむと
「もおええわ…笑
 ありがとう苦笑」


おっさん
「ええで♪
 こちらこそありがとう♪」


さっきから
わかると思うかもしれないけれど
今日のおっさんは
音符が多めだ。


さぞかしこの映画を
見てみたかったのだろう…
ずっとワクワクしていた…


着。映画館。


チケット売り場に来た。
意外と空いていた。


おっさん
「今日は僕が頼んで
 ついて来てもらったから
 お金はええで~」


らむと
「ええわ。ええわ。
 自分の分くらいは払うわ!」


おっさん
「ええねん。ええねん。
 もう財布閉まっとき♪」


ここでの押し問答は
関西のおばちゃん同士の
押し問答みたいになるので
お言葉に甘えた。


おっさん
「カメラを止めるなの
 チケットを2枚ください♪」


店員さん
「かしこまりました。
 お席はどの辺りにされますか?」


おっさん
「らむとどうするー?」


らむと
「どこでもええでーありがとう。
 任せるー」


おっさん
「ほーい。ほな
 D-22とD-23で♪」


店員さん
「かしこま……」


らむと
「ちょいちょいちょい。笑
 なんでこんな空いてそうやのに
 おっさんとキツキツで
 隣同士やねん笑
 一個あけたらええやん笑」


おっさん
「どこでもええゆうたやん笑
 僕いつも姪っ子と行くときは
 隣同士やけどなー笑」


らむと
「それは、姪っ子やからや笑
 なんでおっさんと隣同士やねん笑」


おっさん
「あ…そおか…笑」


店員さん
「苦笑」


おっさん
「じゃ。いっこあきで♪」


店員さん
「かしこまりました笑」


チケット代を
おっさんに払ってもらったので
せめてドリンクだけでもと思い
おっさんに聞いた。


らむと
「せめて、
 飲みものだけでも返すわー
 何がいい?」


おっさん
「カルピス!」


らむと
「りょうかい笑」


そのまま
席について映画を見た。


~~~~~~~~~~~~~~
おっさん
「あーおもろかったなー♪
 もう一回見たいわ!!」


※おっさんの中で
 おもしろいとか
 いい映画に出会ったときは
 帰り際にいつも
 「もう一回見たいわ~♪」と
 言います。十中八九。


らむと
「ほんまやなー
 よかったなー
 もう昼やで?
 さすがに昼飯は
 食ってから帰るやろ?」


おっさん
「せやなー♪
 せっかくやし、食って帰ろか~」


らむと
「何が食いたい?」


おっさん
「今は映画の気分やったからなー
 パッとは出てこーへんなー」


らむと
「おけ。わかった。
 ほんならちょっと有名な
 ご飯屋さんとかが
 集まってるとこ行って
 そん中から選んだら?」


おっさん
「おっけー(‘ω’)ノ
 そうしよー♪」


再び僕の先導によって
ご飯屋さんの集まるゾーンに
移動した僕たち。


らむと
「ここがラーメン屋さん
 こっちが丼ぶりのおみせ
 こっち魚とか
 あっちいったら、
 カレー屋さんとかもあるよ」


おっさん
「多すぎるなー…
 もう選んでええで!」


らむと
「一応先輩やん笑
 一応。
 どこでもいいから選びよ!笑」


おっさん
「お店の数多いな~笑」


らむと
「ちょっとグルっと回ってみる?」


おっさん
「おっけー(‘ω’)ノ
 そうしよー♪」


…………。


らむと
「おっさん…
 そろそろ2周目ですけど?笑
 なんか適当にさっき言った
 有名な所入ったらええんちゃうん?」


おっさん
「せやなー…
 
 おっ!おでん定食やって♪」


らむと
「どこやココ笑
 
 まあもうこの和食屋さんにする?」


おっさん
「おっけー(‘ω’)ノ
 そうしよー♪」



……………。
ここは都会か?
本当に都会か?



都会のど真ん中で
店内は
見渡す限りの
爺さん婆さん。


店員さんも
爺さん婆さん。




(逆に…ようこの店を…
 引き当てたなおっさん笑)



おっさん
(こ…こうれ…高齢化社会や…笑)


そんなこんなで
僕たちはようやく
昼飯にありつけた。


僕は
おススメの
シラス丼と蕎麦のセットを頼んだ。


おっさんはというと…
どれも美味しそうやなーって
さんざん悩んだ挙句…


シラス丼と蕎麦のセットを頼んだ。



(一緒やないかい笑)


美味しかったよ。
で、多分おっさんは一人では
帰れないだろうから
最寄り駅の”東口”まで送って
帰ったとさ。


また次回。



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(๑╹ω╹๑ )