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私がコーチングを「やめない」理由

コーチングと出会ったのは、2018年のことでそれから4年ほど経ちました。
趣味レベルで部活の後輩たちに少しずつ展開したり、昨年からは仕事としてお金をもらって活動をしています。

私がなぜコーチングをやめないのか、どんなところにはまっているのかを今日は書いてみようと思います。

一般的にはコーチングを受けるとこんな効果がありますよとか、こんないいことがありますよといった視点が多いかなと思います。

ただ、今回はコーチングを受けるクライアント側にとっての視点ではなく

コーチ側の視点として、
コーチをする私にとってのコーチングの魅力を3つに絞って書いていきたいと思います。

とはいえ、この記事の内容を書くに至った内省や気づきは、自分自身がコーチングを受けたことによる効果でもあります。
そのため、クライアント側としてのコーチングの効果を書いているとも言えると思います。

1つ目の理由「絶対的な性善説」

答えは相手の中にある

コーチングの基本スタンスに「答えは相手の中にある」というものがあります。

これは、コーチとして関わる際に、相手の話に耳を傾け、すべての答えは本人が持っているという考え方に立ち、相手の可能性を信じ、相手の中にあるものを引き出していくということ。

コーチングを学びはじめた時、このスタンスに最初は驚きましたが、次第にとても心地よいものになっていきました。

それはなぜか。

コーチングに出会う前に水上スキー部で”コーチ”をやっていたころの自分は、後輩に対してプレーのテクニックや、部活運営のマネジメントについて、教えたり/伝えたりということをしてきました。いわゆるティーチングをしてきていました。

もちろんティーチングがダメだということではありません。コーチングもティーチングもそれぞれいい面/悪い面があるので、場面場面で使い分けは必要です。(コーチングとティーチングの違いは後日改めて触れたいと思います)

ただ、当時の私は、ティーチングしか知らなかったのです。本人たちがどう感じてるか、どう考えてるかに寄り添うことなく、経験則からいってこれはこうだと思う。と、取捨選択は本人に任せ、選択肢として提供しているものの、一方的に、私が信じる答えに適切に導いてあげることこそが大事だと思っていました。

後輩たちは私から見ると未熟で、自分自身では答えにたどり着けない存在でした。つまり後輩たちの無限の可能性を信じていませんでした。
ともすれば一人の自立した人間として扱っていなかったともいえるかなと思っています。

一方でこの 答えは相手の中にある というのは後輩を、一人の自立した人間として、そして対等な相手としてリスペクトするということ。後輩の無限の可能性を心から信じ、絶対的な性善説にたっているということだと私は思います。私にとってそのスタンスはコーチングを続けるうえでとても大事なポイントになりました。

原体験

絶対的な性善説に対して、心地よさを感じている自分の価値観、原体験はどこなのだろうか。最近になってふと思い当たるものに気づきました。

それは幼少期からの応援の経験でした。
私の父は大学時代水上キー部に入っており、引退後もコーチ、監督、OB会長とずっとこの部に関わり続けています。
その影響で、私は水上スキー部の試合には、文字通り生まれた時からずっと連れていってもらい、なんの疑問も持つことなく母校の水上スキー部を応援していました。

応援する対象である大学生の人たちのことなんて、正直よくわかってないわけです。それでも父やOBOG達と一緒に必死になって、毎年声が枯れるまで応援していました。

一番前の少年が私

そして、その選手たちが今まで出したことのないような結果を出してくれた時は、周りの人達と抱き合い歓喜をしました。もちろん思うような結果が出ずに悔しい思いをすることもありました。
ただ、その応援が選手たちに力を与えているようで、自分自身がなにか役に立っているようでとても嬉しかったことを覚えています。

このように、無条件にその人の可能性を絶対的に信じて、応援し続けるというのが小さい頃から染みついていました。なので、このコーチングの無条件にクライアントの可能性を信じて支援する・伴走するという姿勢、絶対的な性善説に心地よさを感じることができ、またそれが自然に違和感なくできるのだと思います。

次回:2つ目の理由「人生の疑似体験」

引き続き2つ目の理由。といきたいところですが、
1つ目だけでそれなりの文章の長さになってしまったので、ここで一旦この記事は終了したいと思います。
ここまで読んでくださった皆様ありがとうございました。
次回、私がコーチングをやめない理由の2つ目について書いていこうと思います。




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