「である」について #タイ旅行記(5)
ある人は言った。「である、と断定する文章は苦手です」
どうして? 僕は訊いた。
「そんなに簡単に物事を決めつけるなんて傲慢極まりないと思うから」と答えが返ってきた。僕はそれ以上なにも言わなかった。けれども、その言い分にはいくらかの誤解が含まれている。著者は「である」をつかって、かならずしも「断定」をしているわけではない。
「である」とはある種の論法である。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。 これからもていねいに書きますので、 またあそびに来てくださいね。