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2022年8月の記事一覧

夏の終わり

夏の終わり

綺麗な空を見上げ貴方を思う
月見夜
出会った頃は幼くて
嬉しい気持ちで満たされて
美しい夕日をいつまでも
眺め過ごしていくと誓い合い

傷つけたことがあまりにも多くて
今、頑張る背中で伝えるありがとう
恩返しならいくつしても満たされぬ
これほどに心動くことは
この先の未来にあるのか

かすかな記憶に耳をすませ
夏の終わりを感じる
1人になると胸に染みる
貴方の優しい笑顔のかけら霞む

許されるなら

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土曜日

土曜日

優しさのかけらを集めて一つの花束にしましょう
歩んだ道を踏み締め明日に繋げましょう
指先おぼつかなぬ不器用な僕だけど
君の幸せを微かに願う

毎日があまりにも忙しなく過ぎゆく
人々は何を求めて何を幸せに思う
それぞれの人生だから美しい
揺るぎない信念こそが人を作るはずだから

例えば一つだけ成し遂げたい夢
胸に抱えチャンスを待つのなら
その扉を共に押してくれる
そっと支えてくれる温かな手

信じ合

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夏の天使

夏の天使

穏やかな夏の空に願うこと
たった一つの出会いであれ
今ここで僕が立っていられること
あなたの笑顔に触れられること
それだけで尊い奇跡の1ページ

辛い時がたくさんあった
乗り越えられないとも思った
あの夏のひと時
悲しくて仕方がなかった
だから貴方に出会えた

自暴自棄になり
悩んだ日々も
どこかの誰かを傷つけた日々も
全て今ここに繋がっているはず
そう、願えるほどに
青く眩しい夏空

涙となり汗

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T.I.F

T.I.F

花、枯れゆくとき
見つめた蕾の先にあるものは何?
横顔、風になびく髪に
ときめきを覚えた恋心

育った心には芽吹く青い空の色
淡い淡い初恋のような
甘酸っぱい汗、感じる夏空

夢、語り合うとき
過ごした季節の後に押し寄せる波
寂しさ、込み上げる胸に
誘惑を溶かした夢心地

辿った旅路に穏やかな未来はあるのだろうか?
ただ普通を願っただけだが
広がりゆく夜空の観覧車
君と眺める、感じる夏空

嗚呼ど

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サマータイム

サマータイム

健やかな朝の日差しに
溶け込むあの悪夢
優美な吐息に隠された
秘密のサイン

どうしてなんだろう
世界はいつも僕と反対に進む
たらればで語る夢物語を
いつだって翼に込めては羽ばたく

誓い合った約束でも
守れないなんて
ちっぽけな僕だから
甘い甘い朝焼けに捧ぐ

どうしてなんだろう
すぐそばにいることに不安を感じる
信じた指切り交わした言霊を
いつだって指輪を外して夜にときめく

かすかな日差しに

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なんでもない

なんでもない

愛ではなくても 恋ではなくても
愛ではなくても 恋ではない

海に飲まれて 絵空事を歌うような
奏でた優しさは伝える恋の花言葉
重ねた温もりは 憂鬱な日々の裏返し

夢ではなくても 儚げなくても
夢ではなくても 儚げない

伝えきれぬ 夢物語で踊ろう
今夜だけは見つめていて離さないから
過ごしたなめらなかな 曲線美に酔われて

完璧な美しさには程遠い
僕と君だけのラブストーリー
世界に後ろ指さされ

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