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今年読んだ100冊から選ぶ、個人的な今年の本


はじめに

こんにちは。「独断と偏見で選ぶブックオブザイヤー2023」
選考委員会委員長のponponこと遠海 春(とうみ はる)です。

この記事では、私が買って読んだ本を勝手に表彰しています。
それにはもちろん、私の趣味嗜好が強く反映されているため、公正公平な選考ではありません。
そして、イラストや内容に関しては有識者ではありませんので(物書きではありますが)私の好みのものを紹介しています。

まず大前提として
読まなくてよかった、無駄だったという本は一切ありません。
何なら出会えてよかったです。この100冊。

それでは、選考方法の紹介へと移りましょう。

選考方法

今回は、3つのカテゴリで選考を行い
最終候補書籍(数冊)
受賞書籍(3部門x3冊=9冊)について発表を行います。

対象書籍
カッコ内は体感の比率を示しています。
・現代文学(10%)
・ライト文芸(90%)
(ライト文芸/現代文学には140字小説集、短編集を含みます)

対象期間(1冊目から100冊目まで)
2023年3月15日-2023年11月12日(243日)

諸注意

表紙部門について
表紙がペアになっているものについては、おすすめ作品関わらず1冊として選考します。

内容部門、表紙+内容部門について
スピンオフ作品などは、原作とスピンオフがどちらもおすすめ作品に認められた場合のみ、「1冊」として選考します。(おすすめ作品制度については後述)

それ以外
・独断と偏見に基づきます。
・本は内容と傾向がそれぞれ違うので、一概に評価することはできません。繰り返しますが、私の独断と偏見です。
・各カテゴリから選出された本が重複する場合があります。
・今回読んだ100冊のうち、大半が同じ出版社からの書籍になります。ご了承ください。
・若干ネタバレありです。

選考順と内容は以下の通りです。

1,表紙だけ(2023年11月23日-2023年11月26日にかけて選考)
最終候補本:6冊

2,内容だけ(2023年12月7日-2023年12月10日にかけて選考)
最終候補本:5冊

3,表紙+内容(2023年12月17日選考)
最終候補本:4冊

3カテゴリから3冊ずつ。合計9冊選出し、3つ目のカテゴリの本が、独断と偏見で選ぶ私のブックオブザイヤーです。

(ここからは選考課程の私の気持ちを書いているだけなので無駄だと思ったら飛ばしてください。)


1,表紙の選考過程

100冊の表紙を手に取って眺めていては終わりません。ですので、インターネットの力を借りて選考を行います。
ここでは背表紙、裏表紙は含みません。本の始まりにある表紙のみを見ています。

それでは段階を追ってみていきます。

1,記憶に残る表紙をピックアップ
→「今も覚えてる」という表紙は確実に候補ですので、先に選んでおきます。今後の選考で、この段階で選ばれたからと言って優遇はしません。

2,ウェブサイトで表示した表紙の中から、好みに合うものをピックアップ
→好みに合うものです。この絵が技術的に……!と言えるような口ではありませんのでご了承ください。

3,一次選考
→100冊から選び抜かれたのは16冊となりました。正直全部壁紙にしたいです。

4,二次選考:残ったのは12冊でした。美麗なイラストから、少し変わった画風のイラストまでこの段階でまんべんなく残っています。
二次選考だけで選ぶのに1時間くらいかかってます。

5,三次選考:8冊残りました。
三次選考での所要時間は50分くらいです。

6,最終候補
→やっとたどり着きました最終候補。何度画像を見返したことか。軽く60回はクリックしてる気がします。
ここで残った本たちは、6冊でした。


2,内容の選考過程

1,100冊読む(一次選考)
→読まずして評価を下すことはありません。分厚い本は気が引けましたが、ちゃんと100冊読みました。
読破から遅くとも1時間以内に感想を書いて保存しています。
この時点で選ばれたのは23冊でした。

おすすめ作品制度について

読んだ時の感覚はすぐに失われてしまい、記憶の都合上、最後に読んだ本が有利になってしまいます。
そこで途中からではありますが、おすすめ作品制度を導入しました。
この制度は、感想を書いた時に、「これは推せる!」と思った作品をメモしておくものです。選考する時にこれを遡ることにより、ある程度平等な選考が可能になったと思います。ある意味これが一次選考です。

なお選考にあたり、候補作品の二十数冊を読み返すという時間的制約はもちろん、読む技術や観点も当初と今では変わっているので、「これは今読むとこの制度には合致しない」という作品が出てしまうため、読み直しはしていません。

表紙についてはいつでも見返せますのでこの制度を採用していません。

おすすめ作品制度について

2,二次選考
→めっちゃ時間かかりました。実はこの中で2回ほど選んでいます。

・記憶に残っている本を優秀作品の中から抜き出す。
→優秀作品の中でも記憶の残り方には差があります。記憶に残るものは心に残るものがあったということなので先に取り上げます。

・過去の私のレビューとあらすじを読んで抜き出す。
→平等に選ぶためにも、HPに落ちているあらすじを読みます。感想で足りなければ、すこしだけパラパラめくります。

この時点で残ったのは10冊でした。

3,三次選考
全部お勧めできる。
この時点で7冊

4,最終候補
→さてさて、数日かけてやってきた最終候補。
ぐぐっと5冊まで絞り込みました。


3,表紙+内容の選考過程

表紙も、内容も今までたくさん見てきました。
これは表紙がきれいだ。
これは内容がいいね。
そんな本たちを選びます。

何度も選考を繰り返すことはなく、すんなり決まりました。4冊選びましたが、選べるのは3冊なので3冊にします。


独断と偏見で選ぶブックオブザイヤー2023

ではさっそく、発表します!

と行きたいところですが、ここで一つお断りを。

おことわり

本の表紙や書影を撮影して記事の中に差し込もうと思ったのですが、著作権違反に該当する可能性や、引用の基準を満たせない可能性があり、全体的にグレーゾーンのようなので、書影の掲載については致しません。その代わり、リンクをつけておきますので、そちらでご確認ください。
余裕のある方は書店へ足を運んでみてください!
(詳細な情報があるためhontoのリンクを掲載しますが、表紙画像の拡大はアマゾンのほうがしやすいです)
本の並び順に意味はありません。

表紙部門受賞作

1冊目「いつか、きみの涙は光となる」

著者:春田モカ
スターツ出版より2021年12月25日発売

80冊目の本です

全体的に柔らかいタッチの絵に、少し薄めの色遣い。そしてわかりにくいですが、表紙のタイトルの部分について箔押し加工がされています。それがシンプルな銀色に反射しているのも、薄めの色遣いにマッチしていると思いました。

2冊目「大嫌いな世界にさよならを」

著者:音はつき
スターツ出版より2023年2月25日発売

78冊目の本です

濃淡のはっきりした色遣いに、蛍光色の黄色を入れて、メリハリがはっきりとしたイラストです。浅めの被写界深度を取り入れ、登場人物にフォーカスしている点が強く印象に残りました。
みずみずしいフレッシュな表現も私のお気に入りです。

3冊目「僕は花の色を知らないけれど、君の色は知っている」

著者:ユニモン
スターツ出版より2023年6月21日発売

99冊目の本です

青色のグラデーションが非常にきれいで、それでいても曇や空模様を表現できているのに感動しました。特徴的なタイトルのレイアウトなど、評価する点がたくさんです。手前にある花のシルエットから、真ん中に立つ登場人物まで、シルエットの色や輪郭のライン取りが美しかったです。

最終候補書籍

1冊目「君の膵臓をたべたい」

著者:住野よる
双葉社 双葉文庫より2017年4月27日発売

27冊目の本です

柔らかいタッチの画風に、光の差し込み方が幻想的で、全体的に優しい印象を感じました。今とは一味画風が違いますが、それもまたいいのです。あえて遠巻きな視点から桜をバックにしているこの表紙は、シンプルな構図とタイトルも相まって、きっと読者の手を誘うでしょう。

2冊目「ナミダ列車 1時間5分、君とたどる奇跡」

著者:一ノ瀬亜子
KADOKAWAより2023年5月19日発売

88冊目の本です

この本の表紙を見て、購入を決めて、書店で触って初めてこの本の装丁に驚きました。特殊加工が用いられており、ネットで見るだけではもったいない表紙です。リアルな駅舎の背景に、シンプルな服装の少女がたたずむ構図は、どこかさみしさを伝えてくれます。

3冊目「いつか君が運命の人 THE CHAINSTORIES」

著者:宇山佳佑
集英社より2023年3月24日発売

96冊目の本です

全体的に温かみを帯びたこの表紙。特殊加工も何も施されていませんが、道行く人たちを掠めるように伸びる糸のようなもの。
あらすじ、そして実際に読んでこそわかるこの表紙の良さ。温かみのある色使いのこの表紙は、見ていて落ち着きました。


内容部門受賞作

1冊目「恋に焦がれたブルー」

著者:宇山佳佑
集英社文庫より2023年5月29日発売。

73冊目の本です

恋に焦がれるどころか、私たち読者の心も焦げる。今まで読んできた恋愛小説の中でも最高傑作だと思います。真っ白なキャンパスに色を付けるような情景描写、複雑に絡まる心情描写。
終わりそうで終わらないこの小説。少し長いながらも、あらゆる場面で出会う、恋の痛み。
前に歩けることが、次の恋をできることが、どれほど幸せで、どれほどかけがえのないものか。私はこの小説で知りました。
涙が止まらないのでタオルとティッシュ必須です。

2冊目「ナミダ列車 一時間五分、君とたどる奇跡」

著者:一ノ瀬亜子
KADOKAWAより2023年5月19日発売

88冊目の本です

一時間五分のはずです。ただの一時間五分なのに、二年、三年と時間を追いかけているような気分になりました。人生では出会いと別れはつきものですが、それを一時間五分にギュッと凝縮したような小説がこの小説です。
電車のありふれた日常のように見えて、すべての登場人物がその後すべてに影響を及ぼします。
装丁のみならず、内容も素晴らしいものでしたので、選ばせてもらいました!
読み進めて行って、最後には「そういうことだったか……涙が止まらん」といった感じで終わりますので、こちらもタオルとティッシュ必須です。

3冊目「一瞬を生きる君を、僕は永遠に忘れない」

著者:冬野夜空
スターツ出版文庫より2020年1月28日発売

2冊目の本です

この頃はまだ本を読み始めたばかりでしたので、ずっと本に感情を揺さぶられてました。空港と飛行機の中で2回読んでたのですが、勝手に号泣してました。隣の人すいません。
感想ですが、スタートから読者の心をつかまれて、登場人物に心を振り回されます。感情が追い付かず、疑問を抱いてしまう展開もあるかもしれませんが、それをすべて洗い流すような最後が待っています。
それまでに語られたストーリーに対して降り積もった思いの分だけ、あなたはきっと涙する。
例によってタオルとティッシュ必須です。

最終候補書籍

1冊目「君がくれた青空に、この声を届けたい」

著者:茉白いと
スターツ出版文庫より2023年7月28日発売

54冊目の本です

現代の風刺小説と言ってもいいと思います。内容も斜め上からの内容で、非常に面白かったです。
皆さんはよくお手元にあるスマホ、今見ているかもしれないスマホで様々な意見を検索すると思います。知恵袋とかすっごい役に立ちますよね。それが行き過ぎるとどうなるか――。ということを教えてくれる小説です。
ネットに頼らない自分の意見を持って、それを自分で伝えられてこそ、自分の言葉で話していると言えます。
ついついインターネットに頼って、その意見をそのまま自分のものにしていませんか?
この小説を読めば、きっと考えが変わります。

2冊目「大嫌いな世界にさよならを」

著者:音はつき
スターツ出版より2023年2月25日発売

78冊目の本です

この世のすべての「消えたい」という願いを集めた一冊。
私は今まで、ボーイミーツガール(男性が女性に出会う)の小説を多く読んできましたが、この小説はボーイミーツガールでもあり、ガールミーツボーイでもありました。
「明るい人」という印象を持つ人は頭に浮かべれば多くいると思います。しかしそれは、本当に「明るい人」でしょうか?
外見はすべてを物語りません。「見かけによらず」です。
泣いても「大丈夫」
怪我をして泣くほど痛くても「大丈夫」
死にたくても「大丈夫」
何があっても「大丈夫」

圧倒的なオリジナリティとメッセージ性を備えた究極の青春小説。ぜひ手に取ってみてください。


表紙+内容部門受賞作

1冊目「いつか君が運命の人 THE CHAINSTORIES」

著者:宇山佳佑
集英社より2023年3月24日発売

96冊目の本です

世界は広いけど小さいこと。そして、世界はつながっていること、運命があることを教えてくれた連作短編小説集です。この小説は、一つの指輪を題材にした小説で、その指輪を追いかけるようにしてストーリーが展開されます。
悲しい涙や、恋しい涙ではなく、暖かい涙が流れるこの作品。
なんとも贅沢な作品で、指輪を軸にして展開されるそれぞれのストーリーは全く違う味を持っています。私からすれば好きな料理しか並んでいないビュッフェのような小説でした。美味しかったです。
この小説を読み始めれば、長い旅に出たような気分になります。多くの人の運命を見守って心にたくさんの思いを抱いてきた読者は、それぞれの小説の結末に、そして本としての結末に心を落ち着かせるでしょう。

その落ち着く心を体現したような表紙が私は大好きです。なんでも包んでくれそうな暖かい色遣い。そして表紙に描かれた一本の線。小説を振り返るのにもぴったりな表紙でした。

2冊目「大嫌いな世界にさよならを」

著者:音はつき
スターツ出版より2023年2月25日発売

78冊目の本です

自分でも驚きました。表紙部門と、内容を加えた部門で選ばれるとは全く思ってなかったです。少しずつ吟味していたら、残っていました。でも、そのくらい当たり前だと言っても過言ではない。今年で一番推せる青春小説です。
内容は先ほどお話しさせていただいた通り素晴らしいものでした。自分を隠して思い悩み、ついつい「大丈夫」そう言ってしまうような人にプレゼントしたい小説です。
「あなたはあなたのままでいいんだよ」一冊を通して優しく語りかけてくれます。

この部門で受賞するに至った理由としては、この表紙は実はとあるシーンを切り取ったものになっています。そこに私の好みが合わさって、気が付いた時には鳥肌が立ちました。
私の憶測が違えば全部だめになってしまいますが……みずみずしさが大ヒントです。ぜひ読んで、表紙を見返して、「このシーンだ!」と思ってください。

3冊目「今夜、世界からこの恋が消えても」
4冊目「今夜、世界からこの涙が消えても」

著者:一条岬
KADOKAWA メディアワークス文庫より2020年2月22日発売(3冊目)
KADOKAWA メディアワークス文庫より2022年6月24日発売(4冊目)

13冊目、14冊目の小説です

3冊目が本編、4冊目がスピンオフになります。

皆さんは、昨日のことは覚えているでしょうか?
昨日の天気はどうだったでしょう?

この小説は記憶に恋愛を絡めています。小説をよくお読みになる方、特に恋愛小説をお読みになる方ならもうあらかた想像はついたと思います。もしかしたら、読んだことがあるのかもしれません。
私はまだ読書の経験が浅いときにこの小説を読んで、いい意味で頭が破壊されました。
大切な人が、いなくなったとき。そして、記憶から消えたとき。
思い出せないもどかしさと、心の痛み。

それを味わった翌日にスピンオフを読むと、本編では見えなかった登場人物の裏側も見えます。そこでさらに、隠されていた思いも打ち明けられ、この小説を読む意義、そして私が小説を書く意義が一層大きくなりました。

私たちが持つ記憶はほとんどが断片的ですが、その断片的なものだけでも、大変貴重なもの。覚えていられるだけで、幸せです。
私の小説執筆に大きな影響を与えた二冊でした。

表紙も本編が2人、スピンオフが1人映っています。違和感なく繋げられそうな表紙も、よく考えられているなと思いました。
スピンオフの表紙に映っている人が、左側に手を伸ばしているのもまた印象深かったです。

この小説はスピンオフがある作品かつ、どちらもおすすめ作品のため、同時に取り上げました。

最終候補書籍

1冊目「腹を割ったら血が出るだけさ」

著者:住野よる
双葉社より2022年7月27日発売

100冊目の本です

「ハラワタ」とも呼ばれるこの作品。私が読んだ数少ない青春群青劇の一つです。

この小説で描かれる世界はどうも不思議で、自分が今まで読んできたライト文芸で知るような青春ではなく、大人の青春でした。これを不思議と思う私は、まだ子供なのかもしれません。青春といわれて思い浮かべるのが学校などで起こる事件かもしれませんが、この小説ではそのような場面や色恋沙汰が描かれるわけではありません。
小説の舞台は別の場所へ、別の主人公に次々とフォーカスされていきます。
そこでまた新たな人間関係が見つかり、新たなストーリーが生まれます。

読み進める中、もぞもぞと心に留めていた私の感情は、後半から大きく揺れます。 次第に制御の利かなくなる主人公の心は、周囲の人の関心を呼びます。 どこか苦しくて、もがいても、もがいても見えない息のできる場所。ひたすらそんな場所を求めて「小説の通りに動く主人公」はありとあらゆる行動に走りました。周りから見れば怪奇な行動だったでしょう。 でも、どこか共感している、共鳴している自分。

ああ。青春って、こういうことか。そう思いました。 誰かになりたくて、自分が見つからなくて、いくつかの自分がいて、でも、どれも正解じゃなくて、その正解を見つけるためだけに動く、動かされる。そんな存在。それが青春なんだと。

小説を読んで、そこで生まれた「私の思う主人公」の小説を読むのが私たちです。 きっと、あなたなりの「私の思う主人公」が見つかると思います。 そして、最後まで読めば、私たちが小説を読んでいること。また、読まれていることに気が付くでしょう。 こうして綴っている今この瞬間も、誰かの手によって文字起こしされているのかもしれません。

一つ一つのストーリーが長編小説のようなどっしりとしたもので、とても一日で読むものではないです。一日一編読めたら上出来だと思います。(読み切るのに5時間近くかかりました)




以上になります!
この本たちが私のお気に入りの小説であり
独断と偏見で選ぶブックオブザイヤー2023です。

複数回登場したのは、以下の書籍たちです。
気難しい私をこれほど納得させてくれた書籍です。きっと皆さんの心に響くことでしょう!

「大嫌いな世界にさよならを」(スターツ出版より)
・表紙部門受賞作
・内容部門最終候補書籍

「ナミダ列車 1時間5分、君とたどる奇跡」(KADOKAWAより)
・表紙部門最終候補書籍
・内容部門受賞作

「いつか君が運命の人 THE CHAINSTORIES」(集英社より)
・表紙部門最終候補書籍
・表紙+内容部門受賞作

複数回登場した書籍たち

今回取り上げた12冊の小説も、取り上げなかった88冊の小説も素晴らしいものばかりです!小説の生みの親である先生たちには感謝してもしきれません。一冊一冊が私の考えを変えて、そして小説を執筆するモチベーションになりました。これからも、新しい世界に、新しい考えに出会っていけることを願っています。

本についても、青春についても語りたいところですが、もうすでに8000字のつたない文章をお読みになっているようなので、さっさと切り上げたいと思います。また別の記事で語る機会があれば、語らせてもらいます。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次の記事でお会いしましょう!
ばいばい!

(ちなみに現時点で120冊読破済みです。)

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