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小説家にはアートブックが必要だった話

どうもこんにちは。ponponです。

最近noteの投稿がまばらになってきました。

こう見えて私、小説を書いております。
公開時期が未定ながらも、しっかり描いています。

今日はそんなちっぽけな字書きである私が、アートブックを買ったら小説執筆の助けになった話をさせていただきます。


そもそも、アートブックとは

そもそも、アートブックとは、画集だったり、イラスト集と呼ばれるものになります。
イラストレーターが書いたアニメ調の美少女の作品から、ゴッホのような有名な画家の作品まで。同じようなカテゴリのものが集められて画集、イラスト集になります。

アートブックだったり、画集だったり、イラスト集だったりと呼び方はたくさんあるみたいですが、私は総称してアートブックと呼称しています。
言葉の使い方が間違っていたらすみません。
(同じような単語がありすぎて困惑しています)


私がこうなるに至った経緯

「お前はなぜアートブックを買うに至ったのか」

ということですが、理由は簡単。

「小説の表紙に使われていたから」

です。「は?」と思うかもしれませんが、聞いてください。

今日もこの記事のサムネイルを飾ってくれている方の描いた絵が、小説の表紙に使われていたのです。
サムネイルとはまた違う絵が使われていますが、きっと見ればわかると思います。絵柄が似ているので。

この絵は「ノーコピーライトガール」というシリーズの
「春色前線つかまえた。」
という作品になります。
(この圧倒的クオリティでフリーイラストなんです)

で、話を戻すと、小説の表紙に使われていて、スタイリッシュだったので、書籍説明のイラストレーターのところを見て検索をかけたところ、ノーコピーライトガールがヒットしました。


アートブックがどうやって小説家の役に立つのか

今日の本題になります。

結果から申し上げるとかなり役立ちました。

1,変わった画風でしか感じられないものもある。
2,イラストの中にちりばめられた粋な計らいがネタになる。
3,服装を悩んだときにイラストを見ると具体的に想像できる。
4,新しい表現が思いつく。

おもにこの4つになります。

私たち字書きは、文字であらゆるものを表現していますよね。
一方、イラストレーターは、多彩な色を使って表現します。

私たちが見ているもの、考えているものには、色があって形があって。
それを直接的に表現するのがイラストレーターです。
そしてそれを間接的に表現するのが我々字書きなのです。

我々字書きの場合、経験をもとにして、頭の中に浮かんだものをそれぞれの視点で文字に起こし、読者に伝えます。

イラストレーターの場合は、経験をもとにして、独自の視点でより魅力的に表現します。
いろいろなところを強調してみたり、色使いを変えてみたり。
つまり、経験と表現の間にイラストレーターの視点が入るのです。

字書きも同じじゃないかと思うかもしれませんが、直接的に表現するという前提があるため、イラストレーターの視点は大きく完成品を左右します。

文字の世界にフォント以外の色はありませんが、イラストの世界には色があります。

その人から見た表現を交えたものが。

なので、全く違う眼鏡をかけて見ているような感覚になるのです。
常に新しいものを目に入れているような。
この世にはないものを目に入れているような。

そういう新しい風が、私にはよく刺さりました。


まとめ(結論)

何か文字を書こう、小説を書こうと思っている人で
筆が止まっている人!

その筆を捨てる前に何かイラストや絵画を見てみてください!

別にアートブックを買えとは言いません。
何か目新しいものを頭に入れるだけで、ちょっと変わってきます。

今日、手に取った一枚で感じたことを頭の中で思い浮かべます。
そして、そこから思い描くものをできる限り想像しつつ、既存の文章と結びつけます。

ほら、新しい何かが出てきませんか?
こうしてみようかな。って。

一人でも多くの字書きさんがスランプから脱出できますように。

それではまた次回の記事でお会いしましょう。
(前回の記事見てくれてる人いるんですかね?
いろいろなカテゴリにわたって記事を書いていますので是非そちらも。)


私はそんなイラストに救われた一人です。
筆が止まってどうしようもなかった時、ノーコピーライトガールに出会いました。
私のアイコンもこの子です。

ノーコピーライトガールのイラスト集がありますので、いろいろリンクを張っておきます。
この人の絵柄、マジ好き。

サムネイル画像:ノーコピーライトガール



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