心の葛藤と向き合った日々
こんにちは☺︎
統合失調症を持ちながらイラストレーターをしている
ponogardenです!
今回は、統合失調症でも少し生きやすくなった私の過去から現在の変化について書いていこうと思います!よければお付き合いください。
統合失調症になったきっかけはなんだったんだろうと自問の日々
きっと誰しもが、統合失調症になってしまった時、
「自分の何がいけなかったんだろう」
「どうしたらこうならずに済んだんだろう」
「どこからか失敗したのかな...」
と考えを巡らせたのではないでしょうか。
その作業はきっと辛いものだったと思います。
自分を信じる=自信 とは、また逆かもしれない
自分を疑ってみる、といった作業だったのではないでしょうか。
私も、統合失調症になった時は、この作業をもう10年以上繰り返してしまいました。
まとめるのが上手くできない頭で。
いくら考えてもまとまらないけど、考え続けてしまいました。
きっかけは人かもしれない、
けど救ってくれるのも人かもしれない。
例えば、事故が起きてケガをしてしまったとして、それを治してくれるのも医療(人が持つ医療の力)だったりしますよね。
もちろん、精神科医も、医療の力で手助けしてくれて、病状はかなり良くなると思います。
ですが、最後のラストピースは
私は「人」だと思っています。
一概にはどんな人かそれぞれだと思うのですが、例えば、
・しんどい時にずっと寄り添ってくれた音楽(人が作ったもの)
・ずっと好きだった絵の世界(人が作った世界)
・ずっと支えてくれた身内の誰か
・何も言わずに見守ってくれた友達や、友達ではなかったとしても周りの人
・ふいに出会った世界での、誰かの言葉
・治療の過程や訓練中に出会った人
こんな人たちが、そっと力をくれた積み重ねがあって、
ある日、持っていた荷物がふと軽くなるような日も来ると思います。
転機は入退院での経験
私は、統合失調症が再発した時の入院先で、
四六時中、持病を持つたくさんの方々と一緒に3ヶ月を過ごすという、なかなか日常では無い体験をしました。
そこでの経験は、私の心を埋めてくれるものでした。
ずっとわかってもらえなかったことを、分かってくれる人がたくさんいた。
看護師さんには迷惑をたくさんかけたけど、そっと力をくれていることがわかった。
心の中の疑問や葛藤が、ぽろぽろと取れていくような感覚でした。
心の葛藤が取れたら、次は何をしたらいいんだろう。
心の疑問や葛藤が取れた頃には、退院が決まりました。
自宅に帰ってからは、心の葛藤が取れたのに、なぜか抜け殻のようになってしまっていました。
そこで私はやっと、自分の人生でこんなにも全力をかけて、葛藤をなんとかすることに力を注いでいたんだ、ということに気づきました。
今、思うことは、たとえ葛藤があっても自分を幸せにしてあげられたら良かったな、とは思ってしまうのですが、それはできないから、葛藤をなんとかしたかったんだと思います。
これでよかったんだろうな、いつも自分なりの最大限の力で、最善の選択をしてきたんだろう、とも思うのです。
感受性は強い方なので、葛藤があった時も、小さな暖かさや幸せを見つけて過ごしていたんだろう、と思うのですが、入退院の記憶がめまぐるしすぎて、あまり覚えていません。
感受性が強すぎる時はどうしたらいい?
もしかしたら統合失調症患者さんは、感受性が強い方も多いかもしれませんが、その感受性は大事にしてほしいな、と思います。
自分の感受性が強すぎて、嫌になってしまう方もいるかもしれません。そんな時は、イヤホンやヘッドフォンなどを使って外界をシャットダウンしてもいいと思います。
ひたすら家にこもって、自分の好きなことをして自分の世界を広げてもいいと思います。
ただ、荷物があってもいいから、その荷物に優劣や罰を与えたりしないでほしいな、とも思います。
きっと、その先に、自分だけの「活路」が見えてくることもあると思います。
どん底でも真っ暗でも、きっとその真っ暗の中に、同じように歩いている人がいて、「縁」があったらいいなと思うのです。
縁がなかったとしても、きっと次の縁がある。
ひたすら家にこもって作り上げた世界の中に、自分だけの道ができることもあると思います。
また、抜け出したらその時は、その道中で出会える人がいると思います。
どんな道でも、その同じ道を歩いている人に出会えるんじゃないかと思います。
自分のできることを、武器として地図として。
自分の大好きなことを鎧にしてお守りにして。
進んでいけるんじゃないかと思います☺︎
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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ponogarden
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