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映画感想文まとめ

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映画が好き。時々ドラマ感想文も入ります。
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2022年6月の記事一覧

思春期の無鉄砲さ

思春期の無鉄砲さ

大好きなシャマラン監督の「OLD」を鑑賞。

家族旅行に訪れた家族と不思議な島のはなし。内容はこんな感じ。

ネタバレ要注意映画だと思うのでこれ以上書けないのだけれど、観ていて一番印象的だったのは、若者たち。

NHKの「ヒューマニエンスQ」(水曜23時)という番組で、人類の不思議「思春期」について特集されていたのを思い出した。なんでも、思春期の人たちというのは危険なことを選ぶものらしい。(しかも

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花という人物

花という人物

うちの子達はこの作品が大好きで、勝手にテレビをつけてよく見ている「おおかみこどもの雨と雪」。

            ※Filmarksより 

細田守作品を見ていると、自分がだいぶ汚れてしまっているような(どんなだ)気がして気後れ感すら感じる作品が多いと感じる。(なんつー感想だ)それくらい青くてなんだか儚くて、触れると壊れてしまいそうな世界観。

そう感じてしまうのは主役の「花」のイメージがそ

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パンツはやっぱ白

パンツはやっぱ白

何観よう?
「トップガン」(昔の)でも観ようかな?
なんて今日もアマプラを徘徊していたところ。「無料配信期間終了間近」てのが目に止まった。「終わっちゃうよ」て言われるとなんか勿体無い気がして中を覗いてしまう。
その中から「かしこい狗は、吠えずに笑う」に惹かれて鑑賞。

いや、というかアマプラの画面では

こういう感じで表示されていたのでなんとなく「エロ臭」がしてもちろんそれをちょっと期待してなかっ

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アル・パチーノか真田広之か

アル・パチーノか真田広之か

以前90年代の映画を観たからか、アマプラでおすすめに急に上がってきていた「カリートの道」。

               ※Filmarksより

観たことはないが一度は耳にしたことがあるタイトル「カリートの道」。アル・パチーノといえばギャングやマフィアのイメージで遠い存在なのだけど、そういえば監督のブライアン・デ・パルマと言えば、「アンタッチャブル」(1987年)は大好き!ということで鑑賞。

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〝探偵さん〟の田村だよ

〝探偵さん〟の田村だよ

「本当にあった話だよ〜」

そう言いながら昨夜子供達と見始めたこの「ホームレス中学生」。
原作者の田村裕は
「〝麒麟〟の田村だよ」より
「〝探偵さん〟の田村だよ」と伝えた方が
子どもたちには断然伝わりやすいし親近感も湧くだろう。

ウチの子供たちは金曜夜放送(地域による)の「探偵ナイトスクープ」(朝日放送テレビ制作)が大好き。子どもたちにとって今や〝局長〟は西田敏行ではなく松本人志。田村裕は〝探偵

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ケビン・コスナーかケビン・コストナーか木村拓哉か

ケビン・コスナーかケビン・コストナーか木村拓哉か

某映画雑誌をパラパラとめくっていたら、「ケビン・コストナー」と書いてあるのを見てたいそう違和感を覚えたのは、中学に上がった頃だっただろうか。

わたしの知ってるのは「ケビン・コスナー」であって、「コストナー」ではなかった。当時ケビン・コスナーにどハマりしていた母に早速報告すると「英語の発音や表記的には、それが正しいんかもしれんな」と母は言った。

なんで。
ケビン・コスナーは「ケビン・コスナー」じ

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