マガジンのカバー画像

創作短編集

304
私が書いた創作短編をまとめたマガジンです。 今後記事が増えたとき、こちゃこちゃするかもしれないと思ってまとめてみました。
運営しているクリエイター

#ソシャゲ

【短編小説】宗教

「クラテラのユーザー、サービス終了のこと長期メンテって言って騒いでるの運営に失礼だと思わ…

11

【短編小説】二十代目のXXXX

 よくやれるなぁ、というのが正直なところである。  世はソシャゲ戦国時代。黎明期に運よく…

【短編小説】1500個のジェムvs150個のダイヤ

「サービス終了なんだって!」  友人がそう言って嘆いているのを、私は課金石の購入画面を眺…

【短編小説】当たらなかった弾を拾って

「私は、レインがおすすめかな」  中級英語の講義が突如休講になったので、カナエとコトミと…

【短編小説】期間限定性能ぶっ壊れ毒舌美人巨乳剣士カトリーヌちゃんが来た

 ぐるりと、辺りを見回したカトリーヌは顔をしかめて思いっきり吐き捨てた。 「ここは戦力が…

【短編小説】ノーマルレアの幸運

 ぽっかり晴れた秋の空、僕はいつも通りの日々を過ごしながら冒険の日々を思い返していた。 …

【短編小説】エス・エス・アールがでないので

「勇者様、助けてください! 村に魔物が……」  息を切らせた私に勇者は無言のままだった。代わりに彼の傍に居た女性が口を開く。 「あ、どうやら村人が襲われているみたいよ。助けに行きましょう!」 「お願いします。勇者様、私はフィーネと申します。未熟ですが、杖の心得があります!」 「フィーネ、ありがとう。私はクロス。そしてこっちはあよ。よろしくね」  私は少し考え込んでしまった。あ、というのがこの男性の名前らしい。となると、先ほどの女性の「何かに気づきました」という態度は私の解釈が

【超短編小説】異世界転生で最強チート勇者

 異世界転生してから、私の人生は変わった。  見るだけで強いと分かるステータス。かみ合っ…

【短編小説】我が王冠よ、明日も輝け

 大好きなソシャゲがサービス終了を決めた。開始からわずか半年のことだった。アプリストアの…