見出し画像

インターン ~普通の学生が多国籍企業で働けるようになるまで~

どうも。ちょっと久々に真面目な話をしようかと。今ちょうど夏インターンの選考が始まったところだと思うので今回はインターンとか就活についてお話ししたいと思います。

いきなりセンセーショナルなツイートからご紹介して申し訳ありませんが、インターンも然り就活も然り早めに情報収集をして行動することが大事です。

私が就職活動に関心を持ち始めたのは大学3年生の夏でした。大学の就活セミナーを受講した後だったので、既に6月後半になっていました。そこから手探りでメーカーやIT企業を中心に夏インターンの応募を始めたのですが、長期インターンは全滅、やっとの思いで数社ほど短期インターンに通りました。

その頃の私はインターンとは何かすらわかっていなかったので、当時は何の違和感もなく、3日間街頭アンケートを取るだけのものや実質1日説明会のものなどでインターンに参加した気になっていました。今から考えると、無許可でアンケートを学生に取らせるような企業は絶対ブラックに決まっているし、ITと言いながらほぼ人材派遣業みたいなところでキャリアを積んでいけるか怪しいし、1日説明会で会社のことをわかるわけがないし、インターンや就活について、何よりも企業で働くということについて全然理解が出来ていませんでした。

でも理解できていないながらにも、夏インターンでの反省を生かして企業分析を進めていった結果、秋インターンでは日本で超大手と言われるような会社の短期インターンには参加することができました。

そういうところに秋インターンでそこそこ行くことができたので満足していたのですが、ふと、違和感をおぼえました。

- 私は本当にこういうところで働きたいのだろうか? -

そう思った時、もっと広い世界を見てみたいなと思いました。気づいた時には留学の手続きをしていました。広い世界=留学は安直すぎるかも知れませんが、当時の私にはそれしか考えられませんでした。アルバイトを複数掛け持ちしていたり、成績優秀者の特典を利用したりしたこともあって、お金の面はなんとかなりました。選考に参加すれば早期内定を出すよと言われていたところもありましたが、お断りして留学に行きました。

私が留学先に選んだのはカリフォルニア大学でした。バークレーをはじめとしたカリフォルニアの名門校を選んだ理由は科学やITの先端技術の知識を深めたいと思ったからでした。(カリフォルニア大学 : https://www.universityofcalifornia.edu/ )

行くからには徹底的に学びを吸収してこようと決意し、留学に行く前から様々なラボの教授にコンタクトをとり、研究所に訪問してつたない英語で沢山お話をしました。また、シリコンバレーに行って、Google本社をはじめとした世界の名だたる企業を目の当たりにしました。Plug and Play にお邪魔して数々のスタートアップの取り組みについても知りました。このように最先端のテクノロジーに触れていく中で、新しい目標ができました。

- テクノロジーを使って世界中の人々に貢献したい -

それは私の新しい『仕事の軸』にもなりました。

それまでは何となく仕事ができればどんなものでも構わないくらいの気持ちでした。だけどミッションを掲げることで目的意識が明確になり、モチベーションも向上しました。

留学から帰ってきた後、明らかに今までと行動の取り方が変わりました。

まず博士に進む道を考えました。それから教員になる道を考えました。それぞれの道に進んだ場合について真剣に調べたり考えたりしました。その結果修士で就職しようという結論になりました。

大学4年生の2月まで卒論に集中していたので、その後の3月からゆるく就職関係の情報を集め、修士1年生の4月には徹底的に情報収集と自己分析を行い、5月には企業分析を済ませ、本選考のESを出していました。その甲斐あってか、その夏には有給の長期インターンに参加することができました。その他短期インターンにもたくさん参加することができ、採用や研究所の方から直接お声がけいただくようになって、私の中で『妥協』という言葉が一切なくなりました。代わりに『納得』を大事にするようになりました。

少しでも違うなとか言葉に言い表せない違和感を無視するのをやめ、きちんと向き合うようにしました。なぜそう思うのか、なぜそうしようとするのか、徹底的になぜ?と向き合いました。

このようなことが習慣付いたおかげでESを書くのも面接をするのも大学3年生の頃とは違って楽しめるようになりました。就活を『自分のことを知ってもらえる & 自分と向き合える素敵な機会』と捉えられるようになったからです。

それから私はとある多国籍企業で働くことに決めました。もちろんそれが絶対的な正解とは言いませんが、私は私の決断に納得しているし、そこで満足して終わりになるのではなく、これからも挑戦し成長し続けたいと思っています。

私がこのようになるまで2年弱かかりましたが、みなさんにはぜひ早期に自分の軸を確立し、納得した進路を見つけてほしいと願い、微力ながらに投稿したので、最後まで読んでくださって嬉しいです。ありがとうございます!

頑張れ就活生


この記事が参加している募集

就活体験記

気に入っていただけたでしょうか?よろしければサポートよろしくお願いします🍊これからの執筆活動のモチベにします🥰