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やられたままで終わらせない
はじめに
授業崩壊。
一年目専科として働いていた時にぶつかった一つの壁です。授業中の私語に立ち歩き。もう地獄絵図でした。
その状況でも何も出来ない自分。
まさにやられっぱなしだったのです。
安西先生の言葉
当時は「悔しい。」「何で。」という気持ちばかりで自分の落ち度に全く気付けていませんでした。
そんな時にスラムダンクを読んでいたらあるシーンに出会いました。
![](https://assets.st-note.com/img/1667567745586-m0K5NYw6T6.jpg?width=800)
この時はストンと自分の中に落ちました。
まずは自分が出来ていないことを認めるのが大切だと思います。
自分の出来ていないことを認めるのは正直しんどい。ただ今のままでは何も変わらずしんどいまま。何かを変えないといけないなと感じ行動する事にしました。
①セミナーに行く
当時私の生活していた自治体ではセミナーがよく開催されていました。毎週土日はセミナーで勉強するという日々を過ごしていました。野口芳宏先生。影山英男先生。菊池省三先生。土作彰先生。中村健一先生。など、セミナーで沢山の事を教えて頂く、懇親会ではお酒を飲みながら具体的なアドバイスを頂きました。今でも年に数回食事をさせて頂く事もあり、今でも沢山の刺激をもらっています。
②本を読む
当時は月3万円は本を買って読むというのを決めてとにかく買っては読んでいました。その中でも当時心の支えになった数冊の本を紹介します。
本を沢山買っていたのでお金は貯まりません。
しかし、知識などが沢山貯まり今の仕事にも繋がっているのでこの投資は今となれば全然ありだなと感じています。
③学んだ事を実践する
この仕事の良いところだなと思うのが、実践しようと思えば次の日には出来るということです。まずはやってみる。その中で成果と課題を見つけて再チャレンジする。トライアンドエラーを繰り返しました。時には自分の授業の様子を動画で撮って見直したり、発問や指示に対する反応をメモに取ったりしました。当時は自分の出来なさを見つめる事が嫌でしたが、やってよかったなと思います。
その年は良くなることはあまりありませんでした。しかし、次の年には学んだことが、少しずつ身を結び、授業崩壊、学級崩壊を防ぐ事はできたかかなと思います。今思うと始めにつまづいた事が後の教員生活に生きている面もあるのだなと気付きました。
最後に
時間が経ったので言える事ですが、このような経験をしている人は強くなれると思います。理由は怖さが身に染みて分かっているから。
怖さが分かる分、計画立てたり、準備をしたりできるようにもなりました。常に最悪を想定しながら行動する今のスタンスにも繋がっています。
とはいえ、たまたま自分はキツイ状況でも耐える事が出来ただけで、全員がそうとは言えません。
本当にしんどくなる前に自分を見つめ直す事をしていくのが大切だと思います。
ありがとうございました。
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