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退屈な練習続けるより曲を弾こう。【初心者なら尚更】

■100円ベーストーク(19)


練習メニュー作ったり、課題こなしたり、ストイックに追求したり、それをずっと実践できる人って凄い。

けど、それが出来ない、合わない人種ってのもおるワケでして、そんなタイプが生真面目にそれやろうとしたって、すぐ潰れて終わりでしょう。

で、そこで妙~に真面目だったりすると、

「わたしはなんて駄目な人間なんだ……」

「他の人はあんなに頑張ってるのに……」

なんて自己嫌悪発動したり、モヤモヤ抱えたり、何ともネガティブな雰囲気が漂ってきがち。


まぁもう素直になりましょう。

「やってらんねぇ!」

つまらん事はつまらん。やりたくない事はやりたくない。退屈なんかうんざりだ。もうめんどくせぇ!お上品に練習なんざクソ食らえ!

そっちの気質だったら、とっととやめるが吉。

自分を騙し騙しなんて楽しいはずがない!


そもそも向いてない事やってる、決まり事を守るのが苦手、なのに律儀に真面目に毎日練習こなそうとするとか、そりゃ無理って話です。

「絶対上手くなれる練習メニュー!」

とか言われてもそれってのは、作ったその人に合った内容、その人が手応えを得てきた道筋、その人自身が成果を感じてきた事をまとめたものであって、こっちに合ってるかどうかなんて分かりません。

もっと言うと、作ったその人はそれやってきたわけじゃないかもしれない、自分じゃ絶対やらない、退屈だわ無理だわこれってなる可能性もあるわけですね。

「ちゃんと練られた間違いない内容だ!統計データも出ている!」なんて言われても、こっちがそれに該当してるかどうかなんて分かりません。

そこに適合しないから才能が無い、やる気が無い、落ちこぼれだ、切り捨てられるべき存在なのかって、んな馬鹿な話はないでしょう。


まぁほんと、メソッド至上主義みたいにならんよう、それが出来ない=もう楽器やめた方がいいのかな……なんて思い込みにハマらんよう、自らをしっかり持っておきたいものです。

「真面目に上達を目指そう!」

「しっかり基礎を身に付けよう!」

「ちゃんと楽器やりたい!」

なんて思ってるほど苦行に身を投じてしまう、我慢してしまう、几帳面になろうとしてしまう、そこに違和感を抱えてるなら、欲に音楽に素直になった方が正解。

義務教育的なところから外れたから音楽やる資格が無い、楽器上手くなるのは無理なんだって、そんな考え方と認識で生きてちゃ疲れます。


さて、無責任にブン投げたところで、じゃあ何をすべきかをお話ししますと、

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