【#2】ド素人バンコク旅行記
お疲れ様です。
社畜人生3年目に突入したしがないOLです。
前作で、タイ旅行でえらい目にあった記事を書いたのですが、
実際は楽しいこともたくさんあったので、
今回は楽しかったことをメインで書いていこうと思います。
表題の通り、私は海外旅行ド素人です。
英語もタイ語もろくに話せず、大学時代のTOEICは300点台でした。
（最新にして最低）
そのうえ好みやこだわりが強く、
海外の食事や文化に慣れるのに時間がかかります。
辛い物が大の苦手で、パクチーやメロン、マンゴーなども苦手です。
あと謎に潔癖なところがあり、露店の売り物を買うのに抵抗があります。
なんでそんな奴がタイに行っちゃったの？って感じですが、
こんなやつでも十分楽しめるくらいタイは素敵な場所でしたので、
海外旅行に抵抗のある人や、好き嫌いの激しい人の参考になれば幸いです。
１．機内の楽しみ方
（１）機内食
機内食がなかなかおいしいので安心してください。（個人の感想）
往復ともにタイ国際航空を利用しました。
スタッフさんはみな日本語が通じませんでしたが、何とかなります。
チキンorフィッシュが定番の聞かれ方ですが、苦手なものが多い人はそれを避ける逆質問を用意しておくとさらに安心かもしれません。
私の場合は辛い物が大の苦手なので、
毎回ジェスチャー付きで「ノットスパイシーメニュー プリーズ！」と
言ってました。
ケーキが特に美味しかった。
マンゴープリンと白ワインがよきでした。
（２）エンタメ
日本からバンコクまではおよそ6時間のフライトになります。
乗り物酔いしやすい自分にとってこの6時間は脅威でしかありませんが、
音楽や映画にのめりこむとあっという間に到着してました。
私はKPOPが好きなのですが、
BTS、TWICE、BLACKPINK、aespa、(G)-IDLE、NewJeans、Stray Kidsなど
様々なアーティストのアルバムが聞けて幸せでした。
※機体によっては収録されてない場合もあります。
タイ国際航空で見れる映画にはほとんど日本語字幕がついておらず、
語学力0の私は日本の映画くらいしか見れませんでした。
ディズニー&ピクサー作品とか見たかった…英語勉強しとけばよかった…
おすすめの映画を後で紹介しておきますね。
探すときは日本語でソートをかけるか、ジャンルで「ワールドワイド」
あたりを選ぶと見つけやすいと思います。
仕様も機体によって異なるのでご注意を。
≪おすすめ映画≫ ※アニメーション映画多め、個人の感想です
・ブルーサーマル（2022）
大学の航空部の物語。気負わずライトに見れる作品です。
航空部の活動内容が面白すぎて、戻れるなら部活入りたいと思いました。
・Charlie and the Chocolate Factory（2005）
チャーリーとチョコレート工場。
言葉がわからなくても映像だけである程度楽しめました。
画面が甘すぎて見てると口の中まで甘くなってくる気がします。
・金の国水の国（2023）
超いい話。めっちゃおすすめ。
隣り合う仲の悪い国が、若者たちの働きかけで国交を回復する話。
笑いあり、涙あり、ロマンスあり。これほんとに子供向け…？
タイの思い出上書きされるところだった
２．移動中の楽しみ方
（１）タクシー
タイのスワンナプーム空港には1階にタクシー配車コーナーがあります。
みんなの真似をしていればなんとかタクシーを手配できます。
時刻によるかもですが、18時ごろ空港で手配したら待ち時間もほとんどなくタクシーに乗れました。
運ちゃんが気さくな方で、タイの旧正月の話や、
アユタヤのタクシーチャーターの料金などを教えてくれました。
7割くらい聞き取れなかったけど、
それっぽく相槌打ってたら運ちゃんめちゃ笑ってました。
とりあえず笑顔でイエース！っていっとけば、優しく受け入れてくれそう。
途中運ちゃんが車を止めて勝手にトイレに行ったり、
先に金くれ！といわれてビビりながら渡したら高速代だったり、
予想通りに行きませんが何とかなります。（大体無知の私が悪い）
壮大で開放的だった
（２）鉄道
旅の序盤はビビッてタクシーばかり乗ってましたが、
実は鉄道がとても快適かつ安価に移動できます。
鉄道はとても涼しく、ごみの一つも落ちてないくらい清潔です。
臭くもない。
時刻表は見つけられませんでしたが、10分あれば必ず電車が来る感覚です。
タクシーでぼったくられてからはむしろ鉄道ばかり使ってました。
暑季で外が暑くても、鉄道が快適すぎて
乗っている間に体力回復ができました。
まじで最初から鉄道使っておけばよかった……
かっちょいい…
３．観光地の楽しみ方
（１）ワット・ポー
有名な黄金の寝釈迦仏は豪華絢爛、圧倒的な迫力なので必見です。
仏像の背中側に108個のお椀があり、そこにコインを入れていく
「タムブン」も新鮮な体験でおすすめです。
徳を積んで来世の幸せにつなげるのだ
ただそれ以上に、私はマッサージを推したい！！！
タイ古式マッサージの総本山とされているワット・ポー…
予約なしで素晴らしい施術を受けられます。
価格も安価で、タイ古式マッサージ60分が480バーツ。
（日本円で2,000円くらい）
アロママッサージも気持ちよさそうでした。
滞在中に受けたマッサージのうち、ここのが一番体が楽になりました。
ディスニーみたいでかわいい
（２）ワット・アルーン
移動に必要な水上バスに乗るだけでドキドキします。
買い方がわからなければ、制服を着たスタッフさんに聞いてみると
助けてくれます。
自分から声かけてくるおじさんもいますが、詐欺なので無視しましょう…
現地にたどり着いたら、タイの民族衣装レンタルをお勧めします！
衣装レンタル＋アクセサリーレンタル＋ヘアセットを
150バーツ（日本円で600円くらい）でやってくれます。
これ本当にテンション上がる。誰が着ても似合います。（個人の感想）
ドレスも男性用の衣装も、上品できらびやかで本当に素敵。
豪華な境内も相まってめちゃいい写真がたくさん撮れるので
時間のある方はぜひやってみてください！！
（３）ワット・パクナム
ここはタイに来たらぜひ訪れてほしい場所です。
写真では伝えきれない、息をのむほど美しい壁画が見れます。
ほかの寺院と離れていますが、MRT（鉄道）を使えば難なく辿り着けます。
ここでおすすめしたいのはバイクタクシーです。
最寄りのMRTバンパイ駅からワット・パクナムまで
バイクが連れて行ってくれます。
定額10バーツで運行しているので詐欺にあう心配もありません！（歓喜）
ノーヘル2ケツ走行はハラハラしますが、爽快感も抜群です！
アトラクション感覚でぜひ乗ってみてください。
バイクでかっ飛ばすと安心
（４）マハナコーン・スカイウォーク
今まで伝統的な寺院ばかりご紹介しましたが、
最近出来た建物、トレンディーなタイもとっても魅力的です。
マハナコーン・スカイウォークでは、地上78階の、
東京タワーのてっぺんより高いところを歩けます。
高いところが大好きな自分でさえ、
ガラスの床を歩くときは足が震えました。(笑)
日本じゃ絶対できないのでおすすめです。
三半規管弱い人はやんないほうがいいかも
倒れないかちょっと心配になる
４．食事の楽しみ方
（１）フードコート
辛いもの、パクチー、マンゴーが苦手な自分が、
タイで何を食べたらいいか。
実は初めから食べられるものなどないと思っていたので、
日本からカップ麺を3食分持って行ってました。(笑)
結果1食も食べることなく帰国しましたが。
あれこれ模索してみた結果、
一番いいのはフードコートに行くことかもしれません。
特に、BTSプロムポン駅直結の「エンポリウム」のフードコートは
ミシュラン掲載店ばかりで、万人受けしやすいんじゃないかと思います。
日本にも出店してほしいくらいおいしかった。
（２）タピオカ
タイでタピオカ？？？と思う方も多いと思いますが、
タイにはミシュランに掲載されたタピオカ屋さんがあるのです。
その名も「Pang Cha」、タイティー専門店です。
3種類のタピオカが堪能でき、爆盛りのかき氷も名物になってるみたい。
いろんな触感が楽しめて、新感覚のデザートになってました。
日本の紅茶より風味がしっかりしててめちゃうま
ミシュラン掲載店以外にも、
バンコクにはタイティーの専門店がたくさんあって、
無類の甘党・タピオカ好きの自分にとっては天国でした。(笑)
お土産に茶葉を買ってもうた
（３）フカヒレ
タイ料理、やっぱ無理か…と絶望していた私を救ってくれたのは、
スラウォン通りにある「HOCK SHARK-FINS」という中華料理屋でした。
在タイ日本人に長く愛される店舗らしく、
日本食しか勝たん！状態だった私も
がつがつあっという間に完食してしまいました。
シイタケのアクセントが効いた濃厚なスープに
肉厚なフカヒレが入ってます。
また、アワビのご飯もめちゃくちゃうんまい。
今回はコースを注文し、豪華6品で一人3,000円くらい。
タイ料理が食べれないってだけで、タイを避けてちゃもったいない！
何食べたっていいんだぜ！！タイのご飯はおいしいよ！！！
さいごに
長々と書き連ねてしまいましたが、とにかくタイはいいところでした。
私が行ったのは4月の2週目で、旧正月が始まろうとしているタイミング。
街も人々もみんな明るく、そこにいるだけで心があったまりました。
英語すらろくに話せない自分の話をみんな最後まで聞いてくれたし、
挨拶したら笑顔で挨拶を返してくれました。
店員さんはみんな楽しそうに内輪でおしゃべりしてるし、
昼寝してる人も、スマホいじってる人もいて、
日本で仕事しながら日々気にしてたことが、
なんだかとてもちっぽけなことに思えました。
仕事してるうちに「死んじゃいたいな～」なんて思ってたのに
旅行を終えたら「またタイに来たいな～」と自然と考えていました。
次はどこに行こうかな…
またタイに行くその日まで、もう少しいろんな世界を見てみたいです。
日本の生活が窮屈になったら、
思い切って遠くの国に脱出しちゃおうと思います。
それじゃあ、また！
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