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世界の音楽市場

音楽がなければ生きていけないと最近つくづく思いながら暮らしている日々ですが、その中で音楽についてひとつ疑問があり調べたことがあります。

その内容が個人的には衝撃だったので、ここでシェアしたいと思います。


なぜ日本で?

私は最近韓国の音楽グループの楽曲を聴きはじめて非常にハマッてしまっているのですが、ひとつ疑問がありました。

それというのが、日本語バージョン(日本語歌詞)の曲をわざわざ出していること、ワールドツアーの日程を見るとほとんど日本の会場で埋まっていたことなどでした。

なぜそこまでして日本?
というのが、個人的に気になった点だったのです。

同じアジア圏に住んでいるので、お互い好みやすい傾向があるというのはわかりますが、それでも他の国ではなく日本であった理由は何なのだろうと。

単純に「日本だとよく売れるから」という話に持って行くのにはまだ情報が少なく、どうやら韓国でデビュー1年目のグループでも、売れる前から日本でデビューを果たしたりしているようなのです。


世界の音楽市場

なぜ日本で売ろうという考えに至るのかということについて色々調べていたところ、こんな情報を入手しました。

2020年における音楽市場規模の国別ランキングでは、第1位アメリカ(+7.3%)、第2位日本(-2.1%)、第3位イギリス(+2.2%)、第4位ドイツ(+5.1%)、第5位フランス、第6位韓国(+44.8%)、第7位中国、第8位カナダ(+8.1%)、第9位オーストラリア(+3.3%)、第10位オランダとなり、トップ9は2019年と同様になった(※2019年の第10位はブラジル)。
引用⇒ 2020年全世界の音楽市場の売上が7.4%の成長 6年連続のプラス成長

世界の音楽市場で日本は2位だそうです。
まさか日本がそんなに音楽にお金をかけているとは。

かなり失礼なことを申しますと、
世界で2位!?これで?
と思ったというのが正直な感想でした。

というのも、親世代(50代)の話によると「昔はもっと音楽番組があって、レコードもマメに買っていた人がたくさんいたし、今なんかよりずっと音楽に触れていた」と話す人が多いのです。

実際に私としても音楽番組を観ていると、「累計〇〇万枚!」だとかいう売上枚数を見ても、昔の方が音楽の市場は盛んだったのではないかと思うことが多々あります。

テレビ番組の番組表を見ると明らかに音楽番組は減っていますし、何ならお笑いの方がよほどトレンド感があるのではないかと思っていたのですが。

そもそも、テレビで音楽市場を図ろうとしていたこと自体がもう時代遅れであるのかもしれません。

思い込み含め、日本がイギリスより上だなんて。
そうなってくると、そりゃ韓国グループも日本で曲を出すはずですよね......。

※ちなみに、日本は2021年の音楽市場規模国別ランキングで2位から下がるのではないか、と予想している記事がいくつかありました。


ワールドツアーについて

先ほど少し話したワールドツアーのことについて。

韓国のグループのワールドツアーの日程を見てみると、明らかに日本の会場がほとんどの割合を占めています(どのグループもそのようです)。

ではなぜ日本でライブを行うのか?ということについてですが、「日本で音楽が売れるから」という理由以外にも、こんな記事を読んだおぼえがあります。

“韓国はライブができる会場が限られているが、日本は全国各地のあちこちに会場がある。
しかも会場近くにはホテルが必ずあり、泊まったり利便性の面でもライブを行うのには適している”とのことだそう。

実は私は音楽が好きでありながらライブというものにまだ一度も足を運んだことがないのですが、そういった話を聞くとなるほどと思いましたね。


日本のファンはどのようなファン活動を行っているのかということについて考えてみました。

CD購入、ライブDVD購入、グッズ購入、ライブのおっかけ、カラオケで歌い、タイアップ商品が発売されると買い込み......

もはや“オタク気質”は遺伝子レベルである程度備わっているものなのでしょうか。

アイドルオタクやアニメオタクが当たり前のように存在するこの国では、外国から見なければわからない要素がまだまだありそうです。






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