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夫婦というもの

こんにちは、こんばんは

今日は母親の元旦那からチャットが来てたので
整理のためにここに書きます。





母と父は私が大学に入る前に離婚しました。





別居は小学校卒業辺りから。






 今回離婚したのは再婚相手とです。






母はとても女という女、といった人で



周りからの目を異常に気にしていて



いろんなものがダメ出しの対象になるので

彼女からOKを貰うのはとても大変な事だったように思います






20代前半でいきなり子供が出来たからと
親にならざるを得なかった状況はたしかに大変だったと思いますが



 私が成人してから見た母も、やはり母親と言うよりは少女のような

彼氏の言動に一喜一憂し(私は母親の彼氏を2人知っている)、
職場の同僚の不満をもらし、
妹の彼氏の噂話をする時の母は
学校にいる女生徒そのものみたいな感じで(しかも私があまり関わらないタイプ)




この人に安心感を感じたことはないなぁと、今になってそう思います





その時の機嫌がよくても、10分後には怒ってるかもしれない



そんな怖さがある人





祖父が亡くなった時には、憔悴するほど泣いていて
本当にこの人後を追ってしまうんじゃないかと思うほどで



父親だけか家出味方だったと言っていた





その後も、離婚しても1度家を出ていったのだからと

祖母と叔母と折り合いが悪く

電話でこんなことを言われたと悔しそうに話す母の文句を聞く度


そんなに嫌なら連絡取らなければいいのに、と
私は思っていたのだけれど



怖くて言えませんでした






後になって思えば、母は自分の母親から認められたい、愛されたかったのだけれど
それが出来なかった人なのだと





私の父とは、構ってくれない、すれ違いばかり、と寂しさのあまり不倫してしまった母




もちろん休みの度に家族とではなく、ひとりでばかり過ごす父も父だとは思いますが



上手くいく二人ではなかったのでしょう





でも寂しがり屋で、誰かに認めてもらいたい母が
次に結婚相手として選んだ人は同じように子供のような人で




仕事はできるようですが、身の回りの事が何も出来ない
一人でいるのが寂しい
そんな人で





私のところに再婚相手として連れてきた時は、
相手は大人な雰囲気を出していて、でもちょっと抜けてる雰囲気もあって

母はそんなちょっと抜けたところをフォローしたり、相手のうんちくをすごいすごいと喜んで聞いていて


父と比べたら、まだ母との時間を取ってくれそうだったので上手く行くかもと思ってしまった私が悪かったのか



確かにしばらくはうまくいったのですが





母が、やっぱりどうしても地元に帰りたいと


嫁いだ先からまさかの地元に家を買って戻ってくる、旦那は仕事をやめて移住するとなったときに



凄く嫌な予感がしたんです






私の予想通りとは言えないかもしれないですが
細かく何があったかは知らないので



でも、仕事でのみアイデンティティを保ってた人の仕事を諦めてもらい(再雇用近くで役職をおりるかどうかという話になってたことをおいても)



相手だって慣れ親しんだ土地、
しかも身近に実家があって、しょっちゅう帰っていた、という場所を離れる決断をさせた





それはそれだけの代償があるんじゃないかと私は考えてしまったんです






やはり再就職はなかなか上手くいかず


ケンカも増えたらしく




しかも母の更年期障害も重なってしまい






私の父としたような、壮絶なケンカと別居を繰り返していたそうです






今回、ついにケンカで包丁を持ち出した母に怯えて、旦那さんが警察に通報
警察に私宛に電話が来て、今すぐ母のところに行ってくれと言われたことが発端で状況を把握することになりました






結局それがきっかけで旦那さんは地元に帰り
お互いに警察から接触禁止令が出され


裁判所にもご厄介になり
離婚するに至りました





その間、感情で動く2人なので
私にも、弁護士の先生にも、妹にも
恐らくほかの人にも
たくさんいろんなことを言っていたと思います


それはほとんど、こうに違いない、相手のここがおかしい、結局こんな人なんだ、という
第三者からしてみたら、そうなんだ大変だねとしか言いようのない話



でも、それを受け入れて貰えないと気持ちがおさまらないくらいに荒れている姿を見ると



やはり、自分ではない外部に頼るということは
パートナーと呼べる人を作ることは
こんなに怖いことなのかと



私には思えるのでした





母はその後にも片道3時間半を運転して旦那さんの実家に行って警察に通報されています




更年期障害が辛くて、めまいがすると言っていた母をここまでさせてしまう何かは




たぶん、旦那さんという自分の一部になってしまった人を
なんとか取り戻そうとしたのか


そのアイデンティティの一部をなんとかしたいという気持ちが
体の不調をも吹き飛ばすことの恐ろしさ





きっと母は、相手に親になってくれることを望んでいたように思います


でも、父も子供だったし
旦那さんも子供だった







旦那さんからのチャットを見る限り、こちらに買った家も手放す様子です
還暦を過ぎた母がこれからどう過ごしていくのかわかりません





娘なら助けるべきと思う方もたくさんいらっしゃるでしょう





でも私は母とはいられません



一緒にいたら、直ぐに私が犠牲になってしまうのがわかっているから

私はそうやって幼少期を過ごしてきてしまっているから




 ただ、親の愛をほしくてほしくて足掻くひとが
こうなるんだ、ってことを見てしまっているようで
とても怖いです






そんな母も、しばらく前からカウンセリングを受けていると言っていました




幸い、祖母はまだ存命です





私が何か言っても、反発されるだけなので言えませんが




母が本当にほしい人の愛を受け取れる日が来るといいと切に願います

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