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[読書]幸福の資本論を読んで

下記ノートで紹介されていた『幸福の「資本論」』を読んで感じたこと、次のアクションについて備忘録がてら記載致します。

読もうと思った理由

僕の人生の目的は「本物になること」であり、この自己実現のため日々仕事をしています。そもそもなぜ「本物になること」を目指したのかを考えてみたところ、学生時代の自分自身の存在の薄さがある種のコンプレックスになっており、存在感を出せるような人物に対する憧れから派生し、存在証明を行うために本物になりたい欲があることに気付きました。でもこういう、憧れをかなえるために人生の方向を決めて良いのかが不安になり、幸福について知りたいと思い今回この本を手に取りました。

読んでみて分かったこと

ざっくりいうと下記3つの内、2つを満たせば幸福らしいです。こういう全体像の大枠を定義してくれる本は分かりやすくていいですね。

1. 金融資産(自由のために)
2. 人的資本(自己実現のために)
3. 社会資本(共同体=絆のために)

僕はwebエンジニアの仕事を通して、この人がいれば場の流れを変えられると思われるような「本物になること」を目指しているが、これは純粋に2の「人的資本(自己実現のために)」を叶えているので健全だと考えられる。お金のためだけに仕事を選ばなかった過去の自分を褒めたい。

本物の存在を目指す上で、エンジニアのスキルは必要条件なので、そこから派生して1の「金融資産(自由のために)」を築くための種銭や収入は担保されるだろう。もし一発逆転のミュージシャンを目指す道ならば1を満たせる確率は低いが、流動的なwebエンジニアという仕事なら満たせる可能性は高そうだ。

3の「社会資本(共同体=絆のために)」についても、学生時代からの親友と連絡はまだ繋がっているし、退職してしまった先輩エンジニアの方達とも連絡を取り合う関係は築けているので大きな心配はなさそうだ。必要なのは恋人ぐらいだ。

まとめ

概ね2021年11月30日現在の僕の人生の目的である「本物になること」を目指すことは、幸福の大筋からはずれてないようだ。しっかりとスキルアップや人間関係を疎かにしなければ無難な幸せはひとまず築ける。こういう人生の目的のブラッシュアップは定期的に行いたいものだ。次のアクションとしては今行ってる個人開発をしっかりと完成させることだ。頑張ろう今と未来の僕


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