僕が京都に行った訳
僕は高校を卒業し、二年間の浪人生活の後、京都の大学へ行きました。僕は、千葉県出身です。
孤独な浪人生活の末、僕は京都の地に舞い降りました。何故京都を選んだのでしょうか。
実家を出たかったというのが、一番の理由です。でもなぜ京都だったのでしょうか。
小学生の頃、家族旅行で京都に行きました。中学生の頃も行きました。
何となく京都は、こじんまりしていてその割に大学も多いです。かすかではありますが、京都の雰囲気が好きだったのかもしれません。
何故京都へ。と何度も問いかけても、はっきりとした理由はわかりません。結局なんとなくでしょうか。
なんとなくでいいでしょう。人生何となくでいいと思います。
最初に孤独な浪人生活と書きましたが、何も一人暮らしをしていたわけではありません。
僕は、浪人一年目はもう勉強する気が無くて実家の近所の図書館で、本ばかりを読み漁っていました。
家族の誰とも口を利くことなく、僕はなんか辛い重苦しい気分に耐えながら、図書館に通っていました。もしかしたらそのころから、統合失調症だったのかもしれません。
とにかく孤独感が強くありました。不安感も焦燥感も。自分でもよく耐えてきたと思います。
受験する気がなかった一浪目を終え、流石にやばいと感じました。それで僕は、東京の御茶ノ水にある予備校に通いました。
でも僕が選んだ方法は、クラス単位になって講義をうけるのではなく、自分の好きな科目だけを、自分の好きな曜日時間帯に受けるというものでした。
とても楽なかんじでした。これがクラス単位での予備校生活だったら、お金もかかるし、精神的に疲れると思いました。
まぁ、そんな浪人2年目を迎え、僕は京都の大学へと進学したのでした。
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