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親には素直になれないけど大事なこと

先日、子どものいる暮らしの中ではたらくを考える座談会@町田を開催しました。今回の会場はレンタルスペースPomponrouge(ポンポンルージュ)さん。

見晴らしの良い丘の上にある一軒家。オーナーはインテリア書家の香欒(こうらん)さん。もともとは香欒さんが育ったご実家だったそうです。現在は、香欒さんが書道教室を開かれている他、金継ぎ教室やパステル画、生け花などの教室も開かれています。


子育てを卒業。今を楽しむ人が参加

今回の参加者は4人。おばあちゃんとして、フルタイムで働く娘の子育てのサポートをする傍らで、助けが必要な妊婦さんを支援する「円ブリオ基金」の活動をされている方。

コワーキングスペースで地域に開かれたイベントを開催している方。子育てを卒業してからライターとしてお仕事を始められた方。そして、Pomponrougeのオーナーの香欒さんも座談会に参加してくださいました。

立場を入れ替えて考えてみる

少ない人数ですが、子どもが未就園または小学生の人から、もう成人して働いているけど一緒に住んでいる人、孫がいる人、と子どもの年齢や状況はバラバラ。異なる視点から、はたらくことや子育てについて、意見を出し合うことが出来ました。

たとえば、座談会では「地域にもっと子どもの居場所があれば。学童や保育園以外に、子どもを”少し”預かってくれる場所があったらいいのに。」という意見が出ることがあります。

それに対して、お孫さんのいる方からは、自分の孫を預かるときには、怪我や事故のないようにどんなに気を遣っているか、というお話や、知らない子どもたちと接することの難しさが語られました。

母娘関係をメタで見る

でもなにより聞けてよかったのは、娘さんへの思いかもしれません。どんなふうに働きながら子育てしている娘を見ているか。なかなか面と向かって親子でそんな話をすることは少ないかと思います。

私もそうで、たまに実家に帰っても、あまり詳しく仕事や子育てのことを話したりしません。なかなか親とは素直に向き合うことができないのですが、母の気遣いは感じています。

そういうこと、ちゃんと伝えないとなぁと思ったりして、母に思いを馳せたりしました。自分の親との関係って客観的に冷静に、見るのが難しいのですが、他の人からの話を聞くと、少しそれができるような気がします。

普段の座談会では、私と子の親子関係を考えることは多いのですが、私と母の関係を考えたことは初めて。

シニアといっても、最近は活動的で何かしら”はたらく”をもっている方も多いですよね。これから上の世代の方とも、もっと話す機会を増やしていきたいと感じた今回の座談会でした。

子どものいる暮らしの中ではたらくを考える座談会@町田、次回は6月を予定しています!興味のある方はぜひPolarisのインスタグラムをフォローしてくださいね。

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