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【イベントレポ】休息を「やりたいこと」にしていい

こんにちは、ちひろ@自由七科です。

どうしても後回しにしがちな休息。疲れていてはパフォーマンスが発揮できないのはわかっているのに、思い切って休むことができない。そんな人が多いと思います。

休むことは、やりたいことの一部である。

私がこの気づきをもらったのが、1月13日に開催した「自分らしく心地よく働き続けるために「休息」を考えるセミナー&座談会」。昨年秋にリアルで開催したのに続き、今回はオンラインで開催し、19名の方にご参加いただきました。

休息から繋がったキャリアの話

冒頭の話が出たのは、イベント後半の座談会でのこと。ここでは、4,5人のグループに分かれて、「なぜ休めないのか?」「休むにはどうしたらいいのか?」「ここちよく暮らすために取り入れている休息」などについて対話をしました。

私のグループには、乳幼児を子育て中の方と、そろそろ子育ても卒業という方が両方いらっしゃいました。そんなこともあって、赤ちゃんを育てながらいかに休むかという話から、話題は育休後のキャリアの話へ。そこで出てきたのが、やりたいことを続けるために休息をとることを譲らなかった、という話だったのです。

キャリアも子育ても。でも休むことは譲らない。

子育てが終わりつつあるその方は、お子さんが小学校に入るときに働き方を変えたそうです。それまでは会社員でしたが、小学校入学のタイミングで独立。週5日のうち、3日で会社員時代と同じ金額を稼ぎ、残り2日は自分のやりたいことを仕事にするべく動き始めたとのこと。とてもハードなはたらき方のように聞こえますが、身体のために長時間労働は絶対しないと決めていたそう。30代での身体づくりが後々の健康に響いてくることを自覚されていたそうです。その方は今、やりたいことを事業化され、会社の代表をされています。今でももちろん長時間労働はしないし、週末はお友達と低山を登っているそうです。

「健康」はやりたいことを叶える必須条件

忙しいとき、やりたいことのために突っ走っているときこそ、身体のことは後回しにしがち。さらに、そこに子育てが入れば、自分の健康の優先順位はますます下がるばかり…。それが私のこれまでの状況でした。長時間労働はしないと決めていてもしてしまう。わかっていても休めない。こんな方も多いと思います。

ではなぜ、先ほどの方は休みがとれたのか。それは、やりたいことを10年20年続けていくために、「健康」をやりたいことの中に置いたから。やりたいことだから、きちんと時間を確保した。休みがとれないならば、とれるように時間をつくったということです。

休むために、「ねばならない」を手放そう

私も含め、多くの人は先にやりたいこと、やらなければならないことをやって、その後に休もうとします。(やらなければならないことが優先度最高の人も多い。)だから休む時間がなくなってしまう。また、たとえ休めても、罪悪感を感じたりしてしまったりします。

先述の方は、休むことが「やらなければならないこと」より優先順位が高いから、休息を譲らなかったんですね。子育てに仕事に一番忙しかった時は、家事育児で人に頼れることは全部頼った、とおっしゃっていました。具体的に聞くと、かなり思い切った選択もありました。でも、休むために「ねばならない」を疑い、必要ないことはやめるか人を頼ることは取り入れることができそうです。

運動も推し活も休息のひとつ

私自身は、昨年身体の不調が続いて、ようやく健康の大切さに気づきました。というより、意識的に休息をとったり運動をしたりしないと、もう健康を維持していくことが難しくなったというか。やりたいことと健康が非常に近いところにあり、座談会のお話は腑に落ちるものでした。私がようやく気づいたことを20代30代の頃から意識されてたことに、思わずうなりましたね。

さて、イベント前半では、休息の種類についてお話し、身体を休めることだけが休息ではない、ということをお伝えしました。たとえば運動も休息の一つです。他には、友達とのおしゃべり、デジタルデトックス、自然の中でリラックスすることなども含まれます。

自分にとって休息にはどんなものがあるのか、ぜひ一度リストアップしてみてください。そしてそれを「やりたいこと」と決めて、時間を確保してみてはいかがでしょうか。

自由七科では今後も自分らしい休息をとるためのイベントを開催していきたいと思います。タイミングが合えば、ぜひ気軽に参加してみてくださいね。

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