ポクキャリ

育休の取得をきっかけに、仕事、私生活での変化をご紹介します。育休取得にまつわるテーマは…

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育休の取得をきっかけに、仕事、私生活での変化をご紹介します。育休取得にまつわるテーマはもちろん、ミニマリズム、資産運用、断酒への取り組み、現職の採用担当としての求人分析など、実践できる内容をお届けできればと思います。

マガジン

  • 新米パパの私が育休を取得した経緯を振り返る

    育休を取得しようを思っていても、なかなかその一歩が踏み出せない新米パパに向けた記事をまとめています。制度の説明よりも、実体験をもとにした育休を取得することのハードルとは何かを丁寧に綴っています。

  • マインドフルネス・呼吸について

    マインドフルネスの実体験を綴った記事をまとめています。

最近の記事

  • 固定された記事

”休み力” 立ち止まることが成長につながる

 育児休業に関する記事を書き終えたところで、「なぜ、男性は育児休暇を取得できないのか」について改めて考えてみました。というのも、育児休業取得についての情報やコンテンツはたくさんあり、社会的にも注目度が高いにも関わらず、noteやYoutubeなプラットフォームで数値化しているものを調べると、あまり人気がありません。noteであれば育児休業取得についてよりも、出産体験や育児についての記事が多くの支持(スキの獲得数)があり、Youtubeでは、とあるチャンネル内で男性の育休取得の

    • 断酒こそが最強のソリューションである

       似たようなタイトルで筋トレに関する書籍が話題になったこともありましたが、私にとっては断酒こそが、抱えていた様々な課題を一挙に解決する最強のソリューションでした。 将来の夢は自分のお店をもつこと 断酒をするまではお酒を飲むことも、飲みの席も大好きで、自宅に友人を招いては手料理を振舞っていました。さらに一人暮らしのときは、ウォッカ、テキーラ、ラム、ジン、そして焼酎に日本酒と様々なお酒を常にストックし、ひとり晩酌しては泥酔する日々を過ごしていました。そして、20代半ばで日本酒に

      • ものを手放し、時間を取り戻す

         読書家の方への断捨離に関する記事を前回書きましたが、まだ書棚には山のような本が残っているかと思います。そこで、最大の難敵である「一軍書籍」の断捨離にどう立ち向かえばよいのかお伝えできればと思います。引っ越しなどで生活環境が変わり、身を切るような思いで本を束なさざるを得ない方の参考にあればと思います。  本との距離をとること  本好きの方は、どんなジャンルであっても、「この一冊」というのが必ずあると思います。小説、自己啓発、エッセイ、アート本、漫画、あげればキリがありません

        • 本好きによる、書籍断捨離のすゝめ

          雑誌は捨てても支障はない 本に限らず、断捨離で大切なことは、段階を踏んでいくことです。私の場合、まず雑誌類から手をつけていきました。「ベスト映画100選」などの総集編や、好きな建築家にスポットを充てた特集、趣味のサッカー雑誌など、ある特定の雑誌ではなく、自分に刺さるテーマの雑誌を購入していました。  見直してみると、情報が古くても、コレクションとしてキープしているものがほとんどで、読み返していないものがほとんどでした。そのため、雑誌類は容赦なく処分しました。妻も月間のカルチ

        • 固定された記事

        ”休み力” 立ち止まることが成長につながる

        マガジン

        • 新米パパの私が育休を取得した経緯を振り返る
          12本
        • マインドフルネス・呼吸について
          9本

        記事

          その本、見栄で書棚に居座っていませんか?

           noteに記事を書く方の大半が本好きの方だと思いますが、本棚の断捨離ほど難しいものはありません。本棚に並ぶ書籍は自分の歴史でもあり、思考の映し鏡でもあるため、ここに取り掛かることは、他の箇所とわけが違います。読んでいない不要な本などは、売ったり、譲ったりできますが、それでも大半が処分するのに後ろ髪を引かれるものばかりです。  ここで、別のミニマリズムの書籍から引用したいと思います。オフィスのデスク周りの大掃除に取り掛かった著者は、まず本棚を次々と処分していきます。 あの

          その本、見栄で書棚に居座っていませんか?

          ミニマリズムとロボット掃除機は、相性がよい

           現在の住居に引っ越しをしたときに、家具や部屋のインテリアも最低限にしました。インパクトが大きかったのはソファを手放したことです。そして、ソファが無ければ、ローテーブルもいらないだろう、ということになり、リビングにだだっ広い空間ができました。あるのは、ダイニングテーブルとおもちゃ専用のシェルフ、観葉植物くらいです。リビングに遊び場ができることで、息子お気に入りの室内三輪車を乗り回すことができますし、おもちゃ箱を豪快にひっくり返して、思う存分に遊ばせることができます。  1歳

          ミニマリズムとロボット掃除機は、相性がよい

          時間がない!を解決するミニマリズムの話

           子供が生まれてからの半年間は、はじめて尽くしのことで慌ただしい日々を送っていたものの、家事も少しづつ板につき、順調に育休期間を経て仕事に復帰することになります。 子育ては、24時間365日営業 と、自覚してからが本当の勝負の始まりでした。こんなに自分の時間が取れないのかというほど、日々の子供の世話に手を焼きつつ、仕事に追われる毎日を過ごします。妻の実家が徒歩圏内ということもあって、多大なサポートが受けながら、何とかやりくりができていました。ワンオペ育児や、完全に夫婦共働き

          時間がない!を解決するミニマリズムの話

          "休み力" 正直な気持ちと向き合うこと

           長期的な休みを取得する、というのは、言い換えると現在の自分状況から距離を置くことを意味しています。そして、新しいことに挑戦したいという想いや、今の環境から抜け出したいという気持ち、混沌としている考えを整理したい、など様々な感情を伴うため、一歩を踏み出すためには起こりうる将来をきちんと見つめる必要がありました。 最悪のケースを想定する 私が過去に2回の長期的な休みを取得した時は、いずれも社会人でした。そのため、考慮すべき大きなポイントは収入面やキャリアにおいてどのような影響

          "休み力" 正直な気持ちと向き合うこと

          育児取得を職場に伝える

           育児休業取得の意思を職場に伝えたのは、上司が最初になります。会社では定期的に面談をする 1on1 という習慣があり、出産報告と同時に相談をしました。  早期報告が育休を取りやすい雰囲気につながる 育児休業を取得をするにあたり、自分が職場にできる第一歩としては、とにかく早期報告を心がけていました。組織である以上、自分が育休を取得した場合は、誰かがその穴を埋めることになるため、人員の配置や新しい方の採用など時間があればそれに越したことはありません。  また、私の業務が採用担

          育児取得を職場に伝える

          育休取得をパートナーに伝える②

           第一子のときは、もちろん私も育児初心者でしたので、育児休暇を取得しても、どれだけ貢献できるかは正直わからない、ということは素直に伝えました。そのうえで、産後は体力回復と精神面での休養に集中してもらい、育児初期における妻への負担を少しでも軽くすることが一番です。自分にできることを精一杯する心構えがあれば、きっと理解してくれると思います。夫婦そろっての育児取得よる収入面の変動などは、具体的なことは、その後で確認していけば問題ありません。 私の産後に対する考え方を一新させた、坐

          育休取得をパートナーに伝える②

          育休取得をパートナーに伝える①

           育休取得を思い立ったら、パートナーには必ず相談をすると思いますが、どのような流れや経緯でパートナーにそれを伝えるか気になりますよね。私の場合は、共通の知り合いで、男性で育児休暇をしていたので、事前に育児休業取得についての前向きなイメージを持っていました。そのため、新婚生活を送っているときから、子供ができたときには”育児休業を取得したい”と高らかに宣言していました。そのため、妊娠がわかり安定期に入ったところで、今後のことを話し合っているときに、改めて育児休暇を取得したいと思っ

          育休取得をパートナーに伝える①

          育休取得とキャリアへの影響③ 家事の上達が、仕事と育児両立のカギ

           育児休業期間は、仕事から離れて、子育てや家事に専念することができます。ここで改めて意識しなければならないのは、復職してからも育児と家事は継続していくということです。休職期間中の特別対応ではなく、むしろ復職してからが、いよいよ大変になっていきます。そのときに、集中して育児と家事のスキルアップをすることで、復職後には、両立がかえってうまくこなすことができると思います。 夫婦のコンビネーションを高めていく 私もそうですが、共働きの場合は特に時間がありません。お互いに話し合って、

          育休取得とキャリアへの影響③ 家事の上達が、仕事と育児両立のカギ

          育休取得とキャリアへの影響② 育休はキャリアアップの機会になる

           いよいよ、仕事と子育ての両立がスタートします。コロナ禍に入っていたため、リモートワークでの職場復帰となりました。保育園への子供の送り迎えは私の担当となります。必然的にお迎えの時間をふまえると就業時間を短くせざるを得ないため、以前よりも効率を考え、少ない工数でよりパフォーマンスを出せるように工夫をすることが大切です。細かいところを挙げればきりがありませんが、PCのショートカット取得から、業務の取捨選択など、さまざまな取り組みをしていました。定番ですが、ビジネス書籍なども参考に

          育休取得とキャリアへの影響② 育休はキャリアアップの機会になる

          育休取得とキャリアへの影響① 昇進と育休取得を分けて考える

           率直な考えでは、育休取得は少なからずキャリアに影響が出ると思います。3ヵ月や半年、もしくは1年以上の休職期間であれば、一つ、二つの業務サイクルが過ぎるため、その分成果を出す機会を失ってしまいます。会社によっては、1ヵ月間でも大きな差が出てしまうため、育休取得をすることが昇進の遅れが生じてしまいます。別の記事では育休取得による年収シミュレーションを紹介していましたが、その額面以上に将来的な収入面でも影響が出る可能性があります。この点が、おそらく育休を検討するも最終的に取得する

          育休取得とキャリアへの影響① 昇進と育休取得を分けて考える

          育休中は何をすればいいの?② いつもの家事に小さな改善を

           育休中に最も注力すべきは、妻にゆっくり休んでもらって、体力を回復してもらうことに努めること、と書きました。子供の世話については、新米パパとママは同じスタートラインですので、掃除、洗濯、食事に代表される家事を一から覚えていきます。家事のテクニックやノウハウはたくさんの記事や書籍があるので割愛しますが、ここではパパにおすすめする家事への向き合い方をご紹介したいと思います。それは、家事に自分のアプローチを取り入れて、小さな改善、工夫をして時短を目指すということです。  朝ごはん

          育休中は何をすればいいの?② いつもの家事に小さな改善を

          育休中は何をすればいいの?① いつもの家事で十分ということ

           これまで仕事一筋だった方にとって、育児休業を取得し長期間仕事から離れることは初めての経験になるかと思います。ましてや、初めての子育てで、わからないことだらけ。一度仕事から離れて、きちんと子育てに向き合う時間が増えることは、きっと素晴らしいだろうと思いつつも、正直想像つかない方がほとんどだと思います。私は、社会人を経て2年間の留学期間があるので、一定期間仕事から離れる経験はありました。それでも、育児休暇を取得して、果たして大丈夫だろうか、という漠然とした不安を抱えていました。

          育休中は何をすればいいの?① いつもの家事で十分ということ