時間がない!を解決するミニマリズムの話

 子供が生まれてからの半年間は、はじめて尽くしのことで慌ただしい日々を送っていたものの、家事も少しづつ板につき、順調に育休期間を経て仕事に復帰することになります。

子育ては、24時間365日営業

 と、自覚してからが本当の勝負の始まりでした。こんなに自分の時間が取れないのかというほど、日々の子供の世話に手を焼きつつ、仕事に追われる毎日を過ごします。妻の実家が徒歩圏内ということもあって、多大なサポートが受けながら、何とかやりくりができていました。ワンオペ育児や、完全に夫婦共働きで実家のフォローが受けられない家庭では、どのようにしているのか想像だにできません。頭が下がります。

断捨離、ミニマリズムが時間捻出のカギとなる

 断捨離やミニマリズムという言葉は、コロナによる生活習慣の変化から改めて注目されており、記事や書籍でも取り上げられることが多くなっていると感じます。我が家も実践していますが、その発端が、時間捻出のためのミニマリズムといっても過言ではありませんでした。

 まずは、洋服を大幅に減らします。ただ断捨離するだけではつまらないので、エアコンの買い替えを目標にして、フリマアプリで次々に売却するなど楽しめる要素を盛り込みました。十分に精査されたら、次はのステップです。普段着は公式ユニフォームかのごとく、固定化してルーティン化します。上着、肌着、それに合わせるボトムスもすべてです。クローゼットには、順番に肌着とTシャツのセットが並んでおり、何も考えずに右からとっていくという、省エネ着回しを取り入れました。あのスティーブ・ジョブズが、黒のハイネックしか着なかったことは有名な話ですが、私は世の中を変えるプロダクトを生み出すわけでもなく、ただただ着るものを選択するというわずわらしさを排除したかったです。ですが、この工夫が、朝の保育園のお迎えを担当する私にとって貴重な時間捻出となります。

ミニマリズムは伝染する

 普段着のルーティン化が、これまで洗濯物をたたんでしまう、という家事の削減にもつながります。別の章でも紹介できればと思いますが、着る服を厳選することで、それ以上に余計な服を買うことがなくなり、お金の節約にもなります。

 我が家で実践したミニマリズムと、そこから波及した断捨離やルーティン化をまだまだご紹介できればと思います。



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