読書記録40 目の見えない白鳥さんと…
『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』著者:川内有緒さん
【埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2021】の第8位にも選ばれている本です。
それが紹介されているペーパーに、著者の川内さんのコメントが掲載されていたので紹介します。
「目の見えない…」ということは、見える人が対話をする中で、見たものをイメージして楽しむのかな?と思って読み始めました。
そのような見かたもしていましたが、見えない人の生活や考え方を知るためではなく、一緒に見ている人と一緒にいることを楽しむことや、さらにもっと奥深い、人の生き方、考え方を感じられる作品でした。
著者の川内さんと、目の見えない白鳥さんと、ご友人たちのやりとりの中に、
あたたかな気持ちも、現実に目を向けることの大切さも、己の内側に無意識にあるものに気づくことも、
色々なことが詰め込まれていて、感じることが多かったです。
2度書いてしまいましたが、
感じる本
だと思います。
美術の知識がなくても、美術鑑賞が身近でなくても、楽しめると思います。
思い込みをぶっ壊す…
すごくいいですよね。
知識ももっていたいけれど、世の中には色々と大切なことがたくさんありますよね。
読書楽しい!と思う毎日ですが、本当に読んでよかった!と思える本でした。
著者は違いますが、以前読んだ『13歳からのアート思考』が楽しめた人には、こちらの本もおすすめできる気がしています。
しかし、せっかくnoteでよかったことを書きたいのに、感覚としての良い!が強すぎて、考えが全然うまくまとまりません…。
とにかく、私は好きな本です。
図書館で借りたのですが、購入も考えますね。
生きる上で大切なことをたくさん教えてくれる気がしています。
あ〜、なんだか本当にうまくまとまりません。
これからもこういう本との出会いを楽しみたいです。
ありがとうございました。ぽくこ
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