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笑顔のために

私は凸凹さんゆっくりさんが自分のままでのびのび笑顔でいてほしいです。

そのために支援をしています。
支援には直接の支援以外に間接的な支援もあります。
支援の勉強もします。


私は今管理職なので、直接の支援よりは間接的な支援の方が多くなっています。

私が直接関わっていなくても、誰かがしたことで利用している子どもたちの笑顔が見られた時はとても嬉しいです。

今学校が夏休み中で子どもたちはデイを朝から利用するので、外出、外食、買い物などイベントを企画します。
楽しそうな様子を見られると私も嬉しく、企画した職員に気持ちと感謝を伝えます。


私は昔知的障害のある方の生活支援施設で働いていました。
今思うと、そこに入居されている方たちはあまり表情がなかったなと思います。
その昔の就学免除制度で学校も行けず、四六時中家や施設で過ごしていた方も多く、支援をあまり受けられなかった時代を過ごした方ばかりだったので、あまり人と関わってコミュニケーションをとることも少なく、関心の幅も狭く、大好きなことがあまりなく、何かに対して感情を出したり伝えたりすることも少なく…という人が多かったです。
いわゆる強度行動障害と判定されている方がほとんどだったので、上手く伝えられずにパニックになって人を叩く様子を見ると、幼少期から療育を受けていれば、もう少し何か変わっていたのかなと思うこともありました。

今働いている放課後デイにいる子たちはよく笑います。泣いたり怒ったり表情豊かです。
好きなことがあり、楽しそうです。

この子たちのこの笑顔のために私は支援をしているんだなと感じます。

初めは固い表情で、時々暴れていた子も、関わっていくうちに笑顔が見られるようになり、好きなものを見つけ、一緒に過ごしてくれるようになります。

のびのびとした子ども時代を過ごして、自分のままでいられる大人になってほしいです。


そのために私ができることをしていきます。




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