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大人が変われば子どもも変わる

大人が変われば子どもも変わります。

凸凹さんゆっくりさんには、環境を整えることが必要です。
人との関わりも環境です。
それは大きな環境です。
関わり方は凸凹さんゆっくりさんに影響します。

大人がどんな関わり方をしていて、それが子どもにどんな影響を与えているのかを見ることは大事です。

怒られることが多いとイライラしやすく自信がなくなります。
話を聞いてもらえないと、大人の話は聞きません。
受け止められると安心できて自信を持つことができます。
優しくされると優しくなれます。

大人の関わり方で、癇癪やパニック、問題行動なども変わってきます。

「子は親の鏡」という詩があります。
まさしく、大人の関わりが子どもに影響することを伝えています。

子は親の鏡

けなされて育つと、子どもは人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない
誉めてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
愛してあげれば、子どもは、明るい子に育つ
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを学ぶ
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりを持って育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとして家庭で育てば、子どもは、この世はいいところだと思えるようになる

『子どもが育つ魔法の言葉』ドロシー・ロー・ノルト/レイチャル・ハリス 石井千春訳 



療育をしてくれる場所が増えて、頼れる場所が増えました。それはとてもいいこと。
その中で、専門家に預けてたら何とかしてくれる、という意識も増えている気がします。
もちろん、専門家はサポートします。

関わりが大切なのは、療育施設でも学校でも同じです。
大人が変われば子どもも変わる。

だけど、お家での保護者の関わりには敵いません。
子どもはお母さんお父さんが大好きだから。

なので、一番はお家です。お家での関わり方を変えれば子どもは変わります。
子どもが変わればいいと思っているなら、なかなか変わりません。
他者を変えることは難しいです。だけど、自分は変えられます。
保護者が関わりを変える方が楽です。

大人が変われば子どもも変わります。

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