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無職備忘録。

無職。

でも、人により事情は色々。初めて味わった無職期間の備忘録を残そうと思う。

・私にとっては、無職=充電期間。上手く言っている感があるけど、まさに自分ではその通りと思っている。会社行きながら転職活動なんて精神的にムリだったから。

・最初の方→すごい開放感!!もう会社に行かなくていい、嫌な上司や先輩の顔色を伺いながら仕事しなくていい!が最初の感情だった。数カ月後→段々1ヶ月、2ヶ月経ってくるとやはり焦りの方が強くなってきた。「このまま再就職出来なかったどうしよう…」求人情報を検索するためにPCの前にいる時間が苦痛になったりする。

・PCに何時間もかじりついていても、気が滅入るだけなのでPCの前にいる時間を1時間ほどにした。そんなに新着求人が日ごとに出るわけでもないし。

・無職と言うだけで、何でこんなに肩身が狭いんだろう?別に正社員でも無職でも、何が悪いんだ、生きてていいじゃん、何か迷惑かけてると思ってしまう。自分がこの立場になって初めて思うことだ。

・でもやっぱり、親戚には言いづらい。友達にも言いづらい。隣が親戚の家だから家からあまり出られない。堂々と充電期間と言える強さは持ち合わせていない。

・暇過ぎると余計なことを考えてしまうので、草むしり・掃除機かけ等をする。役に立った感がある。ダラダラしてるだけじゃないんだぞっていう。

・世間一般から外れた生き方をするのは、それなりに大変だ。多分、大多数は定職について世の中の役に立つ事が大事、と思っているから。

・面接かスーパー行く時くらいしか外出しないので、身なりがだらしなくなる。仕事無いから化粧しなくていいし、そこは楽。コンタクトレンズもあまりなくなった。

・エージェント以外の求人で、直接やり取りするのが面倒。応募先から着信があると、かけ直す作業だけでも億劫。電話に苦手意識があるので、それだけで疲れる。

・飼っているインコや庭に来る野良猫を見るたびに「求職活動しなくていいな~」と羨ましく思う。人間って、何で働かなきゃいけないんだろうね。

・インターネットに溢れている「こうあるべき」「働くのは素晴らしい」「他責でなくて自責で考えろ」等の情報が疎ましくなってくる。そんな時は、携帯の電源を切る。

・「自分にも、至らない所あったな…」と自分をせめて続けるのにも、疲れて来た。ネガティブになるので辞めた。少し自分の事をたなびし始める。「辞めて正解」と言い聞かせる。

・不採用が続くと落ち込むが、内定もらったらもらったで前職のトラウマから不安になる。ずっと無職も嫌だけど、社会復帰も怖い。

・ネガティブに考えてもしょうが無いので、上手く行かなくても「まあいいか!」と思う事にした。仕事と違って、誰からも責められる訳では無いし。

・こんなにご時世じゃ無かったらリフレッシュと称して旅行に行っていたのに…残念。

・退職するまで、10年ちょっと頑張って来たので失業保険がもらえた。良かった。でも、社会保険等の手続きは面倒だった。(手続きには詳しくなったけど)


…結構長い夏休みだったな、と思った。


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