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同僚の退職後、社内恋愛の事を知る。

以前いた会社で、私は社用携帯を管理していた(総務的な仕事をしていた)入退社に併せて、携帯を貸与・回収する。退職後、画像やメールなどが残っていないか確認しデータを消去。

退職者の携帯には、カメラで撮影した画像が結構残っていたりするのだが、ご飯を食べに行った事がある同僚女性の社用携帯にふと目が行った。
その子と同僚(男性店長)がツーショットで写っていた。距離も近い(ベッタリしてはいないが)感じだし、仲良かったんだな。
ただの同僚とこんな風に写真は撮らないだろうから、二人は少なくとも友達以上の関係だろうと感じた。
“だろう”と言うのは、その同僚から付き合っていると聞いたこと無いし、私自身他人に興味が無く、社内恋愛事情にも疎かったからだ。

私も退職してから、当時の上司に聞いてみた。どうやら二人は恋愛関係だった様だ。
やっぱりそうなんだ~と言う感じだ。
私はいつも、他人に言われるまで恋愛関係とか気付かない。

過去を振り返ると、点と点を結んで線になった様な、パズルのピースがはまっていく様な事が出てきた。

男性店長の店舗で扱っていたブランドの商品を、同僚が社販で購入していた。店長の店舗のブランドの売上が増えるから、もしかしたら協力してあげたのではないか?

たまに同じタイミングで私の部署に二人が鉢合わせる時があり、男性店長があだ名で呼んでいたりと仲良さそうに見えた。同僚は嬉しそうだった。

私は彼女が退職する間際はあまり交流はなかった。私は自分の部署メンバー同士の社内恋愛での公私混同に迷惑を被っていた。彼女にその事を愚痴っていたが、どういう気持ちで聞いていたのだろうか?

当時の上司が数名の女性社員が退職する時に「男がらみじゃないか」と言っていたが、私は話半分に聞いていた。当時在籍の会社は社内恋愛・社内結婚が多かったので、そう言う人が居ても不思議じゃないと今は思う。

仕事柄、社員の思わぬ事を知る機会がある。良いことは少なくて、悪いこと・見たくないものが多い気がするが。そう言う場面に出会うと家政婦は見た的な感覚を味わう。

会社の人達の事情なんて、人事上の事柄以外は興味は無い。私に火の粉がかからないなら、どうぞご勝手にとしか思わない。



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