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めぐ@詩のソムリエ
2021年9月13日 16:51
こんにちは。詩のソムリエです。今週のはじまりは、「草露白し」。露は朝晩の気温が下がる日によく見られ、秋の季語です。このあいだの朝、畑でミントをつんで座っていたら、朝露がキラキラとたまっているのを見ました。しみじみ見ていると、露がまるい形でとどまっているのがふしぎで、ちょっと指ではじいてみたり。じっと見ていられる姿でした。そういえば、子どものときも車の窓の雨粒とか、永遠に眺めていられたな
2021年9月6日 18:06
こんにちは。詩のソムリエです。今週のはじまりは、禾乃登(こくもの すなわちみのる)。このあいだ、近くをぐるっとドライブをしたときに、稲穂の波を目にしました。黄金色の稲がびっしりと埋め尽くす田んぼの姿は、ほんとうに美しい…惚れ惚れとしてしまいます。海や山とは異なる美しさです。今週の詩は、実りの秋の訪れにちなんでこちら。明治・大正期の詩人 山村暮鳥(やまむら・ぼちょう 1884-1924