【読書感想文】鼻 芥川龍之介 ~時代に先駆けたショートショート~
夏目漱石にその才能を大絶賛された作品。
①あらすじ禅智内供というお坊さん。
顎の下まで下っている程の長い鼻を持っている。
50歳も越えているので、このコンプレックスの鼻とのつきあいも長い。
ある日。弟子が鼻を短くする方法を聞いてきた。
その鼻を茹でたり踏んだりすると短くなるという。
早速、試すと、あら不思議。鼻は短くなった。
ところが、その短い鼻がかえって人々に笑われる。
どうしてだ?という心の葛藤。
ある日、突然、鼻はもとの長さに戻る。
こうなれば、もう誰も哂わらうものは