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魂の映像作家 宮嶋風花の世界

音担当茂野です。
今回は、Poetic Mica Dropsの動画制作でお馴染みの映像作家で映画監督、宮嶋風花氏との近況を書いてみます。

映画「愛のゆくえ」

私が音楽を担当した映画、宮嶋風花監督新作「愛のゆくえ」の劇場公開がついに発表されました。
2024年3月1日、渋谷シネクイントにて先行ロードショーが始まります。

2018年4月、大学の卒業制作として作った自主制作映画「親知らず」が沖縄国際映画祭U25部門でグランプリを受賞した宮嶋監督。新作「愛のゆくえ」は、商業作品としての長編映画デビュー作となります。

宮嶋監督自身が高校生の時に母親を亡くした体験が下敷きとなった半自伝的作品。内気な主人公・愛を演じるのは長澤樹。愛の幼馴染・宗介を窪塚愛流が演じている。
宗介は、母親(林田麻里)が夫を亡くしたことで心を病み、愛と、愛の母・由美(田中麗奈)と3人で暮らしていた。しかし、あることをきっかけに由美が死んでしまう。愛は父親に連れられて東京に引っ越しを余儀なくされ、宗介は北海道に残されることに。心がバラバラになった2人は、東京と北海道という遠く離れた場所で、何を見つけるのか…。

(ネット記事より抜粋)
「愛のゆくえ」水門
「愛のゆくえ」雪の川
宮嶋風花監督

宮嶋風花氏は作品の中に自身を投影することが多く、観ている人をいつの間にか映像に引き込む強烈な印象を作り出す魂の映像作家です。
「愛のゆくえ」は上映環境の良い劇場でご覧いただきたい作品です。
映像は限りない美しさで、音は底なしの深さで表現されています。
宮嶋監督の魂とともに空間に漂う音楽にもぜひ浸ってください!


CM「NOLTY」

宮嶋風花氏は、大手CM制作会社に在籍するCMプランナー、ディレクターでもあります。このCM制作会社のプロデューサーから紹介されたことが、私と宮嶋氏との出会いでした。
ディレクター 宮嶋風花、音楽 茂野雅道によるWeb CMが現在公開されています。NOLTY(旧能率手帳)が24年版として公開しているメッセージムービーです。

2タイプありますが、「書く言葉は強い」篇に出てくる女性には宮嶋氏自身が投影されています。

22歳の時に、就職で札幌から上京してきた。 広告制作会社でプランナーをしている。映像の仕事をするのは、長年の夢だった。 一人暮らし歴4年。東京に友人や頼れる人はあまり居ない。
〜中略〜
入社してすぐコロナが流行って、キャリアを積めなかった分を取り戻そうと頑張っているのに、さいきん空回りばっかり。

(画コンテ・登場人物設定より抜粋)

「書く言葉は強い」篇


もう一つは男性が登場、ソロキャンの話。同じ曲をギターでアレンジ。
「はじめての出会い」篇


2024年の挑戦

映像作家・宮嶋風花氏には、今までのPoetic Mica Dropsの動画全てを作ってもらってきました。
そして今、新たな作品企画をPoetic Mica Dropsと宮嶋風花氏とで進めています。映像作品であり、アートであり、魂の叫びであり、挑戦であるかもしれません。
公開が決まったらあらためてお知らせします。ご期待ください!
(茂野)

Poetic Mica Dropsが最初に宮嶋氏に依頼した作品の一つ「帰り道」

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