Poetic Mica Drops(ポエティック・ミカ・ドロップス)

Poetic Mica Drops(ポエティック・ミカ・ドロップス)は、役者・熊谷弥香…

Poetic Mica Drops(ポエティック・ミカ・ドロップス)

Poetic Mica Drops(ポエティック・ミカ・ドロップス)は、役者・熊谷弥香、音楽家・茂野雅道、詩人・草間小鳥子によるポエトリーリーディングユニットです。 https://www.poetic-mica-drops.com/

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「Poetic Mica Drops(ポエティック・ミカ・ドロップス) コミュニティ」は、詩と声と音のポエトリーリーディング作品が出来上がってゆく過程を余すことなく公開する場です。 詩から音が生まれ、あるいは音から詩が生まれ、声が加わり、映像が立ち上がる様子を一緒に楽しみましょう! 熊谷弥香と「つくってつくろう」(秘伝レシピ公開)、茂野雅道と「聴いて観よう」(映画と音楽の評論)、草間小鳥子と「書いて読もう」(新作詩の発表)といった毎月の定期コンテンツもご用意。 コミュニティにどんなコンテンツがあるのか、参加するとどのように楽しめるのか、詳しくは「Poetic Mica Dropsコミュニティの歩き方」記事をご覧ください。

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    • 映画音楽/打ち込みと生録音の間で

      音担当茂野雅道です。 音楽作りについて少し書いてみます。 私が映画音楽を作るときよく直面する課題に、音楽を打ち込みで作るか、生演奏を生録音するか、ということがあります。 打ち込みとはパソコンを使って音楽を作ること。通常音楽家自身が所有する機材で全てを作るので、予算が少ないときはこのやり方になります。 生録音とは、レコーディングスタジオに歌手や演奏家を呼んで、歌や生演奏を録音すること。当然かなり費用がかかるので、ある程度予算のある作品でなければできません。 その中間くらいの予

      • QUINTBRIDGEの展示作品ピッチへ登壇します!

        草間です。Poetic Mica Dropsは2023年12月1日(金)、NTT西日本が運営する大阪京橋のオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE」が主催する「Self-as-We Art exhibition! 展示作品ピッチ!!」へ参加・登壇します。 また、本展示会の期間中、同施設にて宮嶋風花監督×Poetic Mica Drops制作のポエトリーリーディングドラマ作品『今日、京都とミカと猫。』シーズン1の最終話である「おんがえし」が上映されます。 「Sel

        • 出演映画「chair」について

          一気に寒さが到来しましたね 京都は雨と共に寒い空気が舞い降りてきました 服やお布団は冬仕様にチェンジされ 我が家の植物たちは次々と室内へと移動です 冬を迎える準備が整いました 今週のnote担当は熊谷です 先日、東京都多摩市で開催された 第33回映画祭TAMA CINEMA FORUMにて 熊谷が出演した短編映画「chair」が “TAMA NEW WAVEある視点“に選出され、上映となりました! こちら↓予告編どうぞご覧ください ご覧の通りモノクロ作品です 音がまた音

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          映画音楽/打ち込みと生録音の間で

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          音担当茂野雅道です。 音楽作りについて少し書いてみます。 私が映画音楽を作るときよく直面する課題に、音楽を打ち込みで作るか、生演奏を生録音するか、ということがあります。 打ち込みとはパソコンを使って音楽を作ること。通常音楽家自身が所有する機材で全てを作るので、予算が少ないときはこのやり方になります。 生録音とは、レコーディングスタジオに歌手や演奏家を呼んで、歌や生演奏を録音すること。当然かなり費用がかかるので、ある程度予算のある作品でなければできません。 その中間くらいの予

          QUINTBRIDGEの展示作品ピッチへ登壇します!

          「のら猫プラン」に参加すると最後まで読めます

          草間です。Poetic Mica Dropsは2023年12月1日(金)、NTT西日本が運営する大阪京橋のオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE」が主催する「Self-as-We Art exhibition! 展示作品ピッチ!!」へ参加・登壇します。 また、本展示会の期間中、同施設にて宮嶋風花監督×Poetic Mica Drops制作のポエトリーリーディングドラマ作品『今日、京都とミカと猫。』シーズン1の最終話である「おんがえし」が上映されます。 「Sel

          QUINTBRIDGEの展示作品ピッチへ登壇します!

          出演映画「chair」について

          「のら猫プラン」に参加すると最後まで読めます

          一気に寒さが到来しましたね 京都は雨と共に寒い空気が舞い降りてきました 服やお布団は冬仕様にチェンジされ 我が家の植物たちは次々と室内へと移動です 冬を迎える準備が整いました 今週のnote担当は熊谷です 先日、東京都多摩市で開催された 第33回映画祭TAMA CINEMA FORUMにて 熊谷が出演した短編映画「chair」が “TAMA NEW WAVEある視点“に選出され、上映となりました! こちら↓予告編どうぞご覧ください ご覧の通りモノクロ作品です 音がまた音

          「規則」詩と声と音の実験

          「のら猫プラン」に参加すると最後まで読めます

          Poetic Mica Drops音担当茂野雅道です。 ポエトリーリーディング作品は、詩作、朗読、録音、音楽制作、音ミックスなど、様々な工程を経て出来上がっていきます。 Poetic Mica Dropsが意識していることは、言葉をいかに印象深く人の耳に心に残していくか、ということ。 私の担当は音なので、詩の朗読にどんな音を乗せるかを考えて作っていきます。 映画音楽を作るときと同様、Poetic Mica Dropsでも、どんな音楽を乗せたら良いのかを様々試しながら進めていく

          誰もいないバスケットコートに

          「のら猫プラン」に参加すると最後まで読めます

          ハロウィンですね🎃 土日は子どものハロウィンパーティーで、お菓子探しやらシャボン玉やらBBQやらとにぎやかに過ごしていました。 シャボン液を入れるとカメラのレンズから続々とシャボン玉が生成される玩具を持っている子がおり、その子の言葉から着想を得た一編です。 「子どもの自由な発想」という言葉はよく聞くところではありますが、わたしの感覚だと意外と子どもは保守的なことを言います。 それはひとえに保護者の思想や物言いが強く影響していると思うのですが、稀にはっとするほど印象的なこと

          ズの森。山登りにハマる。ロックなサウナ。

          「のら猫プラン」に参加すると最後まで読めます

          最近のズの森では、トンボを見かけなくなりオンブバッタやコオロギをたくさんみます。至る所にどんぐりが転がっていて、それもいろんな形のものです。どんな種類があるのかネットで探してみると、栗もドングリと同じだと知りました。確かに、“ドングリ=団栗“ですね。帽子の形や柄、実のサイズ感と色、知らずに遊んでいた子供の頃はどのドングリだったのかしら。それと友人から聞いた話なんだけど、クヌギの木の下にはトリュフが育っているそうで、クヌギはたくさんあるから、今度歩いた時にしっかり探してみたいと

          ズの森。山登りにハマる。ロックなサウナ。

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          「規則」詩と声と音の実験

          Poetic Mica Drops音担当茂野雅道です。 ポエトリーリーディング作品は、詩作、朗読、録音、音楽制作、音ミックスなど、様々な工程を経て出来上がっていきます。 Poetic Mica Dropsが意識していることは、言葉をいかに印象深く人の耳に心に残していくか、ということ。 私の担当は音なので、詩の朗読にどんな音を乗せるかを考えて作っていきます。 映画音楽を作るときと同様、Poetic Mica Dropsでも、どんな音楽を乗せたら良いのかを様々試しながら進めていく

          誰もいないバスケットコートに

          ハロウィンですね🎃 土日は子どものハロウィンパーティーで、お菓子探しやらシャボン玉やらBBQやらとにぎやかに過ごしていました。 シャボン液を入れるとカメラのレンズから続々とシャボン玉が生成される玩具を持っている子がおり、その子の言葉から着想を得た一編です。 「子どもの自由な発想」という言葉はよく聞くところではありますが、わたしの感覚だと意外と子どもは保守的なことを言います。 それはひとえに保護者の思想や物言いが強く影響していると思うのですが、稀にはっとするほど印象的なこと

          ズの森。山登りにハマる。ロックなサウナ。

          最近のズの森では、トンボを見かけなくなりオンブバッタやコオロギをたくさんみます。至る所にどんぐりが転がっていて、それもいろんな形のものです。どんな種類があるのかネットで探してみると、栗もドングリと同じだと知りました。確かに、“ドングリ=団栗“ですね。帽子の形や柄、実のサイズ感と色、知らずに遊んでいた子供の頃はどのドングリだったのかしら。それと友人から聞いた話なんだけど、クヌギの木の下にはトリュフが育っているそうで、クヌギはたくさんあるから、今度歩いた時にしっかり探してみたいと

          ズの森。山登りにハマる。ロックなサウナ。

          ある“特別な事情” 映画「市子」

          音担当茂野です。 今週は、戸田彬弘監督新作映画「市子」について書いてみます。 ある“特別な事情”を抱えた女性・川辺市子の人生を描く作品です。 映画監督・戸田彬弘 私が最初に戸田彬弘監督作の音楽を担当したのが、2016年制作「名前」(2018年公開)。それから5作目となるのが「市子」です。 映画「市子」は、10月5日、釜山国際映画祭にて世界初上映されました。 来週10月26日には東京国際映画祭での日本初上映が予定されていて、12月8日から一般劇場公開が始まります。 主

          聴ける詩誌『聲℃ said』へ寄稿しました

          草間です。 今回は、創刊時からNFTの導入やメタバースでの展示といったユニークな取り組みを行っており注目していた詩誌『聲℃ said』の話。 こちらの最新号に、「サマータイム」と「海のない部屋」という2篇の詩を寄せました。 この詩誌はなんと、著者による作品の朗読を「聴く」ことができます。 購入した本のページをめくると現れるQRコードを読み込むと、YouTubeへ遷移し、朗読とイメージ映像が再生されるという仕組み。 朗読映像はNFT化され、Oncyberというメタバース空間

          聴ける詩誌『聲℃ said』へ寄稿しました

          秋はいつも突然に、琵琶湖でお好み焼き、湖畔のピアノ。

          こんにちは 10月に入りようやくですね 秋がやってきました! 中秋の名月での大きな満月みましたか? わたしは相方とコンビニで缶チューハイとカップラーメンを買ってお湯を入れ、熱い熱いとお湯をこぼしながら賀茂川まででて、月を見ながら乾杯しました。 なんだか忙しない9月後半だったのでそれのお話でもしますね 一つは、母が岡山の実家に行くのに急きょついてゆきました。瀬戸内を観に行きたかったのでそれも兼ねてです。iPhoneで動画をいろいろ撮ったにも関わらず、帰宅後の夜iPhone

          秋はいつも突然に、琵琶湖でお好み焼き、湖畔のピアノ。

          豊島美術館の床で思う

          音担当茂野です。 先週、瀬戸内海の小豆島へ行く機会があったので、船で豊島へも寄ってみました。かつて産業廃棄物大量不法投棄で大問題となった豊島ですが、今はアートの島として生まれ変わっています。 この島を象徴する存在、アーティスト内藤礼氏と建築家西沢立衛氏による豊島美術館へ今回初めて行ってみました。 そこで感じたことを書いてみます。 光、水、風、音、時間 豊島美術館には展示物がありません。 人々は、柱のない広いドーム空間に佇んで、静かに流れる時間を体験します。 天井に大きく

          【詩】いきましょう(草間小鳥子)

          しっかり人間 やっているほど ひずむ 町の歩幅 水中の呼吸 田園の脈拍 それぞれの身体性を ひとつの脆いハード(肉体)が受け止める 時間や距離 言語 共通単位にぎゅうぎゅう無理させて 質量があるからどうしたって時は流れて 自分の影にぐるぐるシッポを追われている 「肉体を起点にすると だまされるよ」 青いうちに枝から落ちてもやがて熟す木の実のように 生命の大本を絶たれても つとめを果たす思念はあるか? 呼吸の仕方 わからなくなったら 森へ行ったっていい 森は概念なので触れら

          ズの森の生き物、川掃除、陶芸を続けて

          こんにちは!熊谷です 暑さが少し和らいだかとおもえば、日中はまた日差しが強いですね。京都は湿度も高く秋を感じられるようになるにはもう少しかかりそう。 トップ画像は片目を負傷しているメスであろうカマキリさん ここズの森はトンボや蝶が沢山飛ぶようになった気がします 風も冷たく気持ちが良いです そこで先日、アオスジアゲハの蛹前をみることができました 蛹から孵化したらターコイズブルーのような青い色の模様がはいった蝶々になります みれるかなぁ その他にも森で足下を観察していると 初

          ズの森の生き物、川掃除、陶芸を続けて

          帰り道を辿る

          茂野です。 みなさんは帰り道のこと覚えていますか? 今回は、私が子供の頃通った小学校からの帰り道を辿ってみようと思います。 Poetic Mica Dropsに「帰り道」という作品があります。視聴しながら読み進めてみてください。 学校から家まで 私の生まれ故郷は新潟県新発田市。新潟市から少し東に位置しています。 卒業した小学校は新発田市立猿橋小学校。私が通っていた頃は猿橋小学校と猿橋中学校が同じ敷地にありましたが、今は小学校だけ別な場所に移転しています。 ということで今回

          源流をたどる(詩集『源流のある町』)

          草間です。 今回は、わたしの第二詩集『源流のある町』についてご紹介します。 これまで、いくつかの詩集を発表しています。 まずは現代詩手帖へ投稿していた頃の入選作をまとめた『てのひらに冒険』(私家版)、資生堂の季刊誌『花椿』から派生した「ウェブ花椿」の「今月の詩」に選ばれ、後の読者投票で一位となった際に刊行いただいた小詩集『ビオトープ』、そして、第27回詩と思想新人賞受賞の副賞として刊行いただいた『あの日、水の森で』。 こちらはありがたいことに、第71回H氏賞の候補詩集となり

          源流をたどる(詩集『源流のある町』)

          自然の科学、vivoと足裏筋、ズの森でライブ

          こんにちは 8月ももう終わるころ そろそろ秋がやってくると感じたいのですが まだまだ暑さMAXな京都 滋賀にあるズの森へいくと穏やかな暑さなのでほっとしてます 熊谷です みなさまこの暑さをどうお過ごしでしょうか 京都の北側に住んでいるのですが 鴨川を四条の方、南に散歩していると だんだん暑くなってゆきます ビルが多いエリアになるので モワッとした暑さになります 森は木々のおかげで冷たい風が入ってきます この理由はもちろん地面が土だとか 木々の影とか ビルの輻射熱とかエアコ

          自然の科学、vivoと足裏筋、ズの森でライブ