Poetic Mica Drops(ポエティック・ミカ・ドロップス)

Poetic Mica Drops(ポエティック・ミカ・ドロップス)は、役者・熊谷弥香、音楽家・茂野雅道、詩人・草間小鳥子によるポエトリーリーディングユニットです。 https://www.poetic-mica-drops.com/

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「Poetic Mica Drops(ポエティック・ミカ・ドロップス) コミュニティ」は、詩と声と音のポエトリーリーディング作品が出来上がってゆく過程を余すことなく公開する場です。 詩から音が生まれ、あるいは音から詩が生まれ、声が加わり、映像が立ち上がる様子を一緒に楽しみましょう! 熊谷弥香と「つくってつくろう」(秘伝レシピ公開)、茂野雅道と「聴いて観よう」(映画と音楽の評論)、草間小鳥子と「書いて読もう」(新作詩の発表)といった毎月の定期コンテンツもご用意。 コミュニティにどんなコンテンツがあるのか、参加するとどのように楽しめるのか、詳しくは「Poetic Mica Dropsコミュニティの歩き方」記事をご覧ください。

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Poetic Mica Drops(ポエティック・ミカ・ドロップス)

Poetic Mica Drops(ポエティック・ミカ・ドロップス)は、役者・熊谷弥香、音楽家・茂野雅道、詩人・草間小鳥子によるポエトリーリーディングユニットです。 https://www.poetic-mica-drops.com/

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マガジン

草間小鳥子のnote

草間小鳥子のnote記事を集めたマガジンです。

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【詩】ネコメンタリー「陽だまりのなか」

10月26日放送 NHK Eテレ「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」にて、私の母である児童文学作家・岡田貴久子と実家の8匹の猫たち(番組史上最多の猫たちとのこと!)が紹介されました。 母の書き下ろしたエッセイを朗読してくださったのが女優・のんさん。 さらに、わたしが書いた詩「陽だまりのなか」も番組内で朗読してくださいました。 かつて我が家には、ハナという猫がいました。 怪我をして母猫に見守られていたところを母が保護。 生涯、下半身付随でオムツをつけながら一日二回の圧迫排尿が

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【詩】『今日、京都とミカと猫。2』第八話「つたえる」

今日9月5日月曜日、7月からスタートしたLINE NEWSのVISIONシリーズ『今日、京都とミカと猫。2』の最終話が配信となりました。 この映像作品は、2021年に配信された『今日、京都とミカと猫。』のシリーズ第二弾であり、スマホの縦型の画面で楽しむポエトリーリーディングドラマです。 わたしが所属する詩と声と音のユニット「Poetic Mica Drops」と、気鋭の若手映画監督・宮嶋風花さんとのコラボレーション作品で、わたしは劇中の詩を書き下ろしました。 アーカイブも

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【詩】生きていない森

故人の林立する森を 風が吹き抜けてゆく かわいた思慮の風 からだはもうないのに 一度纏った衣服に宿る物語性が 生きもののように 風にはためいていた 1956年 1984年 とんで 2020年 ここは 重奏する時を可視化した場所 光は無理に屈折をはじめる 生きていないものを 生物へ組み込んでしまう だから人間はおそろしいと 服を着た犬 「造花のくせに落ちるなよ」 布をくぐる 森がひらける あとはただ 水がかようばかりの草木だ いずれわたしたちを殺す 草間小鳥子 ーーー

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勝敗とは無縁の波

文藝春秋へ寄稿した詩が、「文藝春秋digital」様のnoteで全文公開されました。 詩への想いを書いた記事とともに、ご一読いただけますと幸いです。 なんだか波の音を聴きたくなったので、島へ出掛けてきました。 だんだんと天の川と夏の星座が消え、朝日の現れた海です。

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熊谷弥香のnote

熊谷弥香のnote記事を集めたマガジンです。

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はじめてのパーマ

らくちんだ とってもとっても楽ちん 水でパシャパシャすれば 寝癖だってすぐなおる これからずっとこのままくるくるがいいなとおもう 股関節の捻挫で一か月近く不自由な生活だったもので、動けないことに悶々としてた。杖ついて歩けるようになって、少し気持ちも元気になってきたから、思い切って髪の毛変えたくなって、ようやく欠けてみたかったパーマをお願いした。 いろんなことを休んだ8月 青空も見る機会が少なかったけど 苦手なジメジメからは逃れられたぜラッキー 今日、京都とミカと猫。2

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#5 ででぽぽ日記〜解体

一個の車に家の木の廃材全部乗っけた よっこらよっこらと 次々と運ばれてゆく木片 途方もない量でしたが人がいれば手は増えるわけで みんなのおかげおかげ トラックに木材を運び出す作業は ご近所の方のお力も借りて みんなで二日間でどうにか詰められるだけ詰めて終えました みんな真っ黒になりながら お天気いい二日間本当に感謝でしかない その後の床下からでた家財や古くなった雨樋などなど 我が家の愛車のサンバーちゃんで何度も往復しながら捨てにゆきました クリーンセンターに何度お世話に

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#4 ででぽぽ日記 〜解体

2年前の8月は家の解体をしていた 100年経った家 開きにくい引き戸 奥の庭からの光 はがれかけた壁 へこむ畳 崩れていくように壊されてゆく 眩しい太陽 じっとりとした空気 濡れた肌には土埃がはりつく メキメキと剥がれる木の音 舞い上がる土埃 パリンパリンと落ちてく屋根瓦 どこを歩いてもガシャガシャ 全て剥がれて見てみれば よくもまぁこんな細い柱で100年も頑張っていたなぁと 床下に詰まったたくさんの誰かの思い出 使えるものは綺麗に洗って使ってる みか

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「こりゃないぜ神様、、、」私の8月のはじまり方

いろんなSNSをやっていると、だんだんどこにどう発信していいのかわからなくなってきます。インスタがメインとなってるけど、長文書くには向かないので、こちらではインスタでは書かないようなこと書いていこうって思う。 日記みたいにここに書いていくことで、自分の自信につながればいいなぁなんてことも考えてます。自信を持つことが苦手で(今までの私を見てきている友人からしたら何を言っているの?と思われるかもしれないけど笑) すっごい元気!前向き!って時があれば、その逆があって。それは人そ

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茂野雅道のnote

茂野雅道のnote記事を集めたマガジンです。

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Poetic Mica Drops/詩的で演劇的で映画的な創作活動

ポエトリー・リーディング・ユニット長い間映画音楽を作ってきた私ですが、この経験を生かして何か新しいことをやってみたいという気持ちが数年前から湧いてきていました。そんなとき、私が音楽を担当した演劇作品で一つの出会いがありました。戸田彬弘氏演出「THE VOICE」に”妄想女”役で出演していた俳優熊谷弥香さんです。彼女の芝居は、言葉では説明できないほど異質で、ものすごいインパクトでした。 その後、楽屋での雑談から、何か一緒にやろう!という話で盛り上がり、ある日彼女から、詩人とし

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河瀬直美監督「殯の森」を振り返る/森の中でのピアノ録音

11歳の少女が奏でる殯の音 河瀬直美監督「殯の森」を振り返ってみようと思います。 話題の多い作品ですが、今回は、森の中でのピアノ録音について。 若いときに妻を亡くしグループホームで暮らす認知症の老人しげき、子を水の事故で亡くし喪失感を抱えながら働く介護福祉士真千子、二人の心の交錯と死んだ者への悼みを描きながら物語は進んでいきます。 主演:うだしげき、尾野真千子。2007年カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞。同年劇場公開されました。 2006年夏、劇伴音楽の録音が行われま

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蜷川幸雄監督「蛇にピアス」を振り返る。「曲調」

甘い音楽が好きだった監督 蜷川幸雄監督「蛇にピアス」を振り返ってみようと思います。 蜷川幸雄氏は誰もが知る演劇界の巨匠演出家でしたが、劇映画の監督作品は全部で5本。この「蛇にピアス」が遺作となりました。出演、吉高由里子、高良健吾、井浦新、他。2008年に劇場公開されました。 映画製作と同時期、演出家としてアメリカでシェイクスピア公演を進めていた蜷川監督はとにかく多忙で、日々日本とアメリカを往復する状態。音楽を一緒に聴きながら検討する時間の余裕はなく、私が作った音楽デモを仮

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河瀬直美監督「萌の朱雀」を振り返る。音楽の役割2

「劇中曲」と「劇伴音楽」 「萌の朱雀」にはもう一つの重要な役割をもつ音楽「劇伴音楽」が存在します。 映画タイトル部分、時代が移り変わりゆくシーン、村の人々の日常の点描シーン、ここには共通のモチーフから作られた音楽が入っています。これがこの作品における劇伴音楽です。 実は、この曲の最初のデモをカセットテープに録音して撮影準備中の河瀬監督へ送ったことが、私がこの映画の音楽を担当するきっかけになりました。奈良・西吉野村の風景やこの物語のイメージに合っていると感じてもらえたのだと思

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Poetic Mica Drops 新着情報

Poetic Mica Dropsの最新情報をお知らせします。

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『今日、京都とミカと猫。2』配信決定&コミュニティ始動!

本日、プレスリリースが発表されました。 『今日、京都とミカと猫。2』配信決定2021年、好評配信されたポエトリーリーディングドラマ『今日、京都とミカと猫。』の続編・第二弾が、LINE NEWS「VISION」にて7月18日から配信されます! ⏬詳細はこちら ⏬プレスリリースはこちら 作品概要 ミカは実家をはなれ、新しい店舗兼住宅に引っ越し、カフェを始めた。そこへ様々な理由があり迷い込んでくる、個性豊かなのら猫(お客さん)達。 ミカはのら猫達と、ご飯を食べたり、会話を

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「Poetic Mica Dropsコミュニティ」の歩き方(noteメンバーシップ)

Poetic Mica Dropsは、7月15日より、noteメンバーシップ「Poetic Mica Dropsコミュニティ」を開始します! 作品が出来上がるまでの過程の公開や、メンバーによる定期コンテンツなどもご用意。どうぞ奮ってご参加ください。 この記事では、Poetic Mica Drops コミュニティの参加方法やコンテンツなど、楽しみ方を解説します。 コミュニティ概要「Poetic Mica Drops(ポエティック・ミカ・ドロップス) コミュニティ」は、詩と

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(転載)なぜ、詩と声と音のユニットとして活動しているのか

↓以下、草間小鳥子のnote記事からの転載です↓ わたしは、詩と声と音のユニット「Poetic Mica Drops」(以下、PMD)のメンバーです。 役者・熊谷弥香、音楽家・茂野雅道とともにポエトリーリーディング作品を制作し、映像と組み合わせてYouTubeで公開したり、ライブパフォーマンスを行なっています。 この記事では、なぜ、どうやってPMDを結成したのか、お話ししたいと思います。 現象を具現化できない誰かと一緒につくりたい、と思ったのは、2018年のことです。

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【新始動】茂野雅道のnote紹介

Poetic Mica Dropsで音を担当する茂野雅道が、新たにnoteアカウントを開設。 映画と音楽のあれこれについて発信中です。ぜひご一読を! 茂野雅道 音楽家。映画音楽を中心に活動中。代表作、河瀬直美監督「萌の朱雀」「殯の森」。2022年最新作、工藤将亮監督「遠いところ」。Poetic Mica Dropsでは、音楽を最初に作ったり、詩を読み、朗読を聴いてから音楽を発想したり、自由で感覚的な創作活動を続けている。

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